コロナうつ?
ゴールデンウィークが終わって間もない頃は、「5月病」と言われる状態になる生徒さん達がいます。今年は、コロナという非常に大きな要因が加わっています。突然終わってしまった2019年度、そして、長い休校の後にやっと始まった2020年度授業・・・。休校が長かったためか、学校の宿題が沢山あり、それに追われているという声を聞いています。環境の変化が大き過ぎます。
「コロナうつ」という言葉が報道されています。私が特に気がかりなのが、新小1生・新中1生・新高1生の皆さんです。「新しい日常」に加えて、やっと始まった「新しい学校生活」があります。
例えば中1生の場合、部活も本格的に始まり、やるべき事が沢山あります。幸い、この数年は部活をやってからの帰宅時間が早くなっているようです。笑顔が消えることなく過ごすことが出来ることを願っています。
「全てを完全に!」はやめる
「全てを完全に」と考えていると、なかなか上手く行きません。時間がかかり過ぎて、体力的に無理があります。そこで、抜くところは上手に抜いて、やるべき事はキチンとやるように心掛けると良いと思います。
そのためには、優先順位を付けると共に、何のためにそれをやっているのかよく考えてみると良いです。「それをやることは本当に必要でしょうか?」大幅に時間短縮をさせる方法があるはずです。「がんばる」だけが良いのではありません。
例えば、ノートをキレイに書くこと自体が目的になってはいないでしょうか?キレイに沢山書いていると、「勉強をやっている感」があるかもしれません。しかし、学習効果には疑問が残ります。(但し、私のように“超個性的?”に書くのも問題ですね・・・。)
物事を要領よく進めるためには、棄てるところは棄てる、力を入れるところは入れるという「選択と集中」を心掛けて、「大胆かつ細心に」という両極端な考え方をすると良いと思います。
ちょっとだけがんばってね!
「がんばる」ことは悪いことではありません。しかし、勉強でも部活でも、頑張り過ぎないようにしましょう心も体も壊れてしまいます。
確かに、もの凄く頑張らざるを得ない時もあります。実際、私自身も、コロナ休講の間、それまでに経験したことのない様々なことを急ピッチで行ったため、超過密日程になりました。しかし、それは長続きしません。
だから皆さん「ちょっとだけがんばって」みて下さい。そして、それをやり続けてみましょう。
いつかきっと今の自分では信じられないところにたどり着いていると思います
でも、もしも本当に大変な時には、一休みして下さいね
「今日一日」を大切に
「明日がある」とはすばらしいことです。でも、「明日はない」こともありえます。
でも、「何もかも今日中に」では疲れてしまいます。
それでは、どうそれば良いのでしょうか?
私は、「その時に自分が出来る精一杯のことをやっているのであれば、それで良い。」と考えるようにしています。
皆さん、「今日一日」「その瞬間」を大切にして、日々を過ごして行きましょう
<追伸>
関連事項は以下のクリック
「明日がある」vs.「明日はない」
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