あたりまえのこと
小学生&中学生&高校生の皆さん 教室だけではなく、自宅でもCD学習(その他の各種音源も含む)をしっかりと続けていますか?音読もやっていますか?
それらは英語学習の基本で、「あたりまえのこと」です。
リスニング力がない!?
教室に通っている皆さんは、大抵はリスニングが得意です。しかし、例えば高校生になってから教室に通い始めた皆さんの中には、リスニングに自信を持っていない場合があります。
ある生徒さんとのやりとりです。Aさん:「リスニング力がないのですが・・・。」私:「教室以外でもCDを聞いたりしてる?」、Aさん:「時々やっている」、私:「毎日聞いた方が良いよ」、Aさん:「・・・。」
特別な方法はありません。とにかくやってみましょう
あたりまえが難しい
私は、「あたりまえがとても難しい」と思います。
なぜならば、一つ一つのことはありふれていて、すぐに出来るように思われることでも、英語以外にもやることがあるので、それらが重なると膨大な量になります。やり続けることは容易なことではありません。
そして、「面倒くさい」と言って、つい手を抜いてしまうことがあるかもしれません。また、やり続けているうちに自己流の妙な方法になってしまっている場合もあるかもしれません。常にやっていることが適切かどうか反省を加えながら、惰性にならないように、新鮮な気持ちで取り組む必用があります。
ここで、ドイツの哲学者ニーチェの言葉を紹介します。(英語ではありませんが。)
「真の独創的な人とは、何か新しいものを初めて観察することではなく、古いもの、昔から知られていたものを、新しいものとして観察することが出来る人のことである。」
英語学習と関係ないことのように思われるかもしれませんが、上記のことと関連しているように思います。
特別なこと
私は、「あたりまえを確実に」行う事はとても大切なことだと思います。(それは「凡事徹底」と言われることもあります。)しかし、私は、平凡で何の特徴も無いことを目指しているのではありません。当たり前を確実にこなした結果に生まれてきた「特別なこと」を目指しています。
「基本」を地味でつまらないものと思ってはいけません。例えば、スポーツの世界で、みんなが知っているあの超一流選手も、基本をとても大切にしていると話しています。その結果、あのファインプレーが生まれて、素晴らしい成績を残すことが出来るのだと思います。
英語学習でも、簡単に身に付く特別な方法はありません。そんな方法があったとしたら、自分の周りに英語の達人が溢(あふ)れているはずです。皆さんの周りに英語の達人が何人いますか?
生徒の皆さん 英語の勉強も、「当たり前のこと」をコツコツやり続けていると、いつか今の自分からは想像もつかないところにたどり着いています
<追伸>
関連事項は以下をクリック
「CD学習は大切です!」
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「英検の勉強は?」
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