卒業生の声
先日、当教室の卒業生で筑波大学3年のO.Y.さんから手紙を頂きました。彼は、今年の9月、カナダ・ビクトリア大学のStudy Programに参加したそうです。そして、こんなことを書いてくれています。
『カナダの先生も、second languageとして英語を学ぶ人は、声を出して読むことを繰り返すことは大切だと言っていました。』
教室でも先生がいつも伝えている事ですね。彼は、“音読がとても役に立った”ということを大学が決まった直後に、「卒業生の声」でもこのように書いてくれています。
『LLでの繰り返しの音読(音声?)学習は始めはこんなに何度も同じことを繰り返し口に出すことに意味があるのかと疑問に思うこともありましたが、高2の時に高校の海外派遣でイギリスに行った際、英語だらけの環境でとっさに出た英語が参考書で覚えたフレーズではなくLLで何度も繰り返し音読して覚えたフレーズだったことに気づいて、「やっぱりやっててよかった。」と思いました。日本語の通じない相手に意思疎通出来て、本当に嬉しかったです。
また、先生は英検だけでなく受験期にはセンター試験についても考えて授業してくれたので(この時も音声学習は繰り返し行いました。)長文の速読力、リスニング力ともに効率よく上がって、最終的にはセンター試験95%得点出来ました。』
ところで、O.Y.さんは大学で英語を専攻している訳ではありません。しかし、英語の大切さを認識して、「使う」ための英語をしっかりと学習し続けているところが立派です。
なぜ音読を行うのでしょうか?
音読には、以下のような目的があります。
英語を「使える」ようにするため
英語が「わかる」ということと「使える」ということは、全く別の問題です。「使える」ようにするための多くの練習が必要です。モデルの英語を聞いて、何度も何度も声を出して言ってみる(音読をする)ことが大切です。
「リスニング力」を付けるため
CDなどを聞きながら、正しい発音とリズムを心がけて音読の練習をしていると、リスニング力も向上します。カタカナ発音の平坦(へいたん)なリズムで練習しているよりも効果的です。
「読解力」を付けるため
上記 のように練習をしてると、読解力も身に付きます。
その際、繰り返し音読をして、暗記をしてしまうくらいにすることが大切です。そうすると、日本語訳ではなく、英語が英語としてスラスラと頭に入ってくるようになってきます。
試験にも強くなる
何回か音読をして満足をしてはいけません。とにかく何十回、何百回と徹底的に音読をして下さい。そうすると、英語の単語や様々な言い回しを覚えることが出来るので、書く力にも良い影響を及ぼします。
つまり学校のテスト、入試、そして英検にも非常に良い効果をもたらします。
皆さん
将来、英語をカッコ良く使っている自分を想像して、しっかりとCD学習(音読)を続けて行きましょう
<追伸>
関連事項は以下のクリック
「CD/DVD学習を続けるコツ」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/79d33ff690b3f0b3db537712bf7e7454
「長文読解力を伸ばすには?」
https://blog.goo.ne.jp/mizuno-katsuya/e/e9315a801ab724502593422d57bcd156
「CD学習を続けていますか?」
https://blog.goo.ne.jp/mizuno-katsuya/e/3fc889c2767b2765b18f0fdfbe5ef267
「卒業生の声」
http://www.llnisshin.com/graduate-voice