英検が近くなると、生徒の皆さんや保護者様から、よくこんなご質問を頂きます。
・・・「英検のために何をやればいいの?」
そして、これが私の答えです。「特別なことではなく、まず、日頃の授業で学習していることを大切にすること。そして、英検が近くなってきたら、今までのおさらいと過去問もこなしておくこと。」
→さらに詳しいことは、May 16, 2013のSTEP WORLD LL日進駅前教室のブログ「英検にも強くなる勉強方法」をご参照下さい。(下記<追伸>からリンク)
6月の第1回英検1次試験前にも、2級を受験する高校生の生徒から上記のような質問を受けました。その生徒は、自分で英検問題集と2級用単語&熟語集も買ったそうです。さらに、「過去問題集(全問題集)もやった方が良いかな?」とも訊かれました。やる気は立派です でも、私はこう答えました。
「やれたらやった方が良いけど、今からそんなにたくさん出来るの??本番まであと2週間切ってるよね それよりも、今までのおさらいと自分で買ったその問題集をまずやったら英検の勉強は特別なことではなく、今までのことをしっかりと出来ていれば、いきなり過去問をやっても、合格基準点に達している場合は多いよ」
結局、本番までに「英検のため」にやったのは、教室で渡した過去問2回分と自分で買った2級用単語&熟語集(全てはこなしていない)、そして、教室で学習したことのおさらいだけのようです。自分で買った問題集の1冊は全く手を付けることが出来なかったようです。(これが理想的ということではありません。)
この生徒は、1次試験前のみならず、終わってからも、「自信が無い・・・」と言っていました。そして、1次試験の後、教室で自己採点をしました。その結果、間違いがとても少ないのです 本人は驚いていました(@_@) 結果はやはり高得点で1次合格です。
「驚いた?だから言ったでしょ。“特別なことじゃないっ”て」
多くの皆さんは、本番が近くなってくると不安に思うかもしれません。「あれもやろう!これもやろう!」と気持だけは先走ってしまうのです。それは理解することは出来ます。でも、あせって手を広げ過ぎて、中途半端に終わるよりも、内容を絞って、教室で普段学習していることをまず確実にこなしていく方が良いです。(教室では、過去問も少しは取り組みますが、過去問ばかりやっても、まとまりのない中途半端な勉強になってしまいます。過去問の多くは、自主トレにしています。)
ということで、もしも今回残念だった皆さんは、自分自身を振り返ってみましょう。普段先生が言っている事をしっかりとやっていなければ、これからは確実にこなすようにしましょう。
しっかりとやっていても残念だった皆さんは、あきらめないでまたチャレンジしましょう。今回、合格点に達している皆さんの中には、今まで悔しい思いをして、今回、やっと報われたという皆さんも数多くいます「うさぎとかめ」の話と同じで、早ければ良いとは限りません。
そして、今回、合格点があった皆さんも、油断をしないようにして下さいね 特に、ギリギリの点数で合格している皆さんは、今度は、90%以上は余裕に出来ることを目標にしましょう 一度合格をして、再度同じ級を受けた時、合格することが出来ないという例は珍しいことではありません。(3級以上は、2次試験の面接がありますので、今度はその合格を目指して下さい)
「“型破り”は“型”を知らずにはできない。」とMay 11, 2013のMIZUNO Katsuyaブログで書きました。(下記<追伸>からリンク) とにかく、”特別な事”は、基本を大切にすることによって出来るようになるのです。
つまり、毎日のCD学習・音読・宿題などを確実に続けて下さいっ
英検に強くなれば、入試にも非常に有効です。特に、大学入試センター試験には、英検と同じ形式の問題も多く出題されているので、直結しています。
さらにその先の将来は、英語をカッコ良く使って、国際社会で活躍することが出来れば良いですね
<追伸>
関連事項はこちらをクリック
「英検にも強くなる勉強方法」
http://stepworld-llnisshin.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/05/post_2fc3.html
「“型破り”は“型”を知らずにはできない。」
http://blog.goo.ne.jp/mizuno-katsuya/d/20130511