宮代NOW(出来事編)

埼玉県宮代町及び周辺のもろもろ情報

灯しつづけよう3000の『心』 キャンドルナイトIN進修館2011・宮代町

2011年12月23日 20時11分00秒 | 宮代ニュース

宮代町内の子どもたちや住民が感謝と願いを込めて描いた3000の紙コップ。23日、宮代町コミュニティセンター・進修館の四季の丘で、紙コップのキャンドルが明るいあたたかな光をともすはずだったが、あいにくと意地悪な強い北風。このためキャンドルの灯をともすことはできなかった。だが、一人ひとりの『心』の中に灯った、その感謝と願いの灯は意地悪な北風も消すことはできない。

埼葛北障がい者地域活動支援センターふれんだむ・特定非営利活動法人「じりつ」では、心と心のつながり、思いやり、感謝など親と子、友達、仲間、人と人のつながりをゆっくりと語らいながら見つめなおしてみようと、一番夜が長い冬至の頃、キャンドルナイトIN進修館を開催している。

今年も、宮代町の小中学生や地域住民などに、願いや感謝等「想い」を紙コップに描いてもらい、宮代町コミュニティセンター・進修館の四季の丘で灯をともす企画を進めてきた。

描いてもらった紙コップは約3000。

それぞれの『心』、3000。

しかし、23日は朝から強い北風。久喜アメダスによると、平均5m前後の風で、最大瞬間風速14.3m/s。

このため、紙コップにキャンドルを灯すのは断念。

進修館大ホールに展示。ホールは火を使うことができないため、紙コップだけの展示となった。

ただ、パフォーマンスの発表等は通常通り行なわれ、甘酒がふるまわれて、会場内はアットホームな雰囲気に包まれた。

なお、四季の丘では「北風に負けないぞ」と

キャンドルが灯され

風でキャンドルが消えるたびに、かじかむ手でキャンドルを灯し続けた。

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春日部市の歳末を彩る恒例のかすかべ押絵羽子板と特産品まつり始まる 25日まで

2011年12月23日 16時18分07秒 | 宮代ニュース

春日部市の特産品である押絵羽子板が、歳末の道行く人の目を奪う年末恒例の『かすかべ押絵羽子板と特産品まつり』が23日、春日部駅東口の特設会場で幕を開けた。25日まで開催される。

今年は3.11の東日本大震災の発生を受けて、犠牲者を悼み、その魂(霊)を慰める「観世音菩薩」の「鎮魂羽子板」が並んだ。

同会場に掲示された説明版によると

 
 
羽子板の由来は

「羽根突きの羽根の飛ぶ様がトンボに似ており、蚊はトンボを恐れるところから、病気を仲介する蚊に子供が刺されないという厄除けのまじないとして、正月に羽根突きを行っていた」とのこと。

「羽根突きの玉には、板で突いたときの音が良いということから「ムクロジ」という木の、黒くて固い種子が用いられています。「ムクロジ」は「無患子」と書き「子供が患わ無い」ようにとの意味が含まれています」とも。

「江戸時代には羽根突きの板に、現在の原形ともいえる歌舞伎役者の舞台姿を押絵で仕上げて取付けた飾り羽子板が登場し、人気は高まり、急速に普及していきました」とのことである。


  
春日部は昔、桐の産地であったことから、押絵羽子板、桐箱、桐たんすと桐に関係する特産品が多くあり、これに麦わら帽子を加えた四つが春日部市の伝統産業として今も受け継がれている。

「春日部の押絵羽子板」の特色は、女物には綿を厚めに、粋な江戸っ子姿には、綿を薄めに入れたりして立体感を表わし生命力を感じさせるものとなっている。

現在では、羽子板と共に開店祝いの額の歌舞伎押絵等も生産され、室内装飾の芸術品として評価も高い。

羽子板市というと浅草の羽子板市が有名だが、同市にも春日部の業者が多数出店している。

『かすかべ押絵羽子板と特産品まつり』では、押絵羽子板のほか桐製品や帽子等春日部の特産品も展示販売されている。

また、寒風吹く中、きていただいた方に少しでもあたたかさをと、市内のお茶屋さんが無料の接待所を開設

お茶をふるまっている。

 

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