埼玉県宮代町の東武動物公園の冬の恒例「ウィンターイルミネーション」が３日、点灯された。
今年のテーマは「桜」。
東武動物公園のイルミネーションは、四季（4Seasons）をコンセプトに、これまで春、夏の情景を演出してきた。
今年のテーマは当初「秋」としていたが・・・・。
3.11の東日本大震災の発生を受けて
「今年は 3月に発生した震災により、お花見等が自粛され、従来の春を楽しめなかった方もたくさんいらっしゃると思い、春を象徴する癒しの花「桜」をテーマにしたイルミネーションを開催することにしました。光り輝くサクラのパワーで、少しでもお客様に癒しと元気をプレゼントできれば幸いです」（東武動物公園プレスリリースより）。
「寒い夜に、春を想わせるようなあたたかな輝きが、訪れる人々を優しく包み込む…そんなロマンチックな「サクライルミ」の光の下を、大切な人と手をつないで歩いてみませんか？
みなさまの心がなごむような、そして元気が出るような「光の輝き」と「ス テキな想い出」を、東武動物公園が愛をこめてお届けします！」としている。
白鳥の池を囲む100本のソメイヨシノが桜色に染まり
友達と家族と、大切な人と、温かくつながる。
３日は、前夜来の雨が残り、あいにくの足元となったが、
家族や恋人同士など、多くの人が訪れ、その美しさに見入っていた。
特に今年は、花の衣装をまとった動物たちがイルミネーションとなってお出迎え。
多くの人がカメラを向け
記念撮影。
東武動物公園のマスコットキャラクター・トッピー君をはじめ、動物たちも笑顔でポーズ。
ほのぼのと心温まる撮影スポットとなっている。
このほか、東武動物公園ならではの50mのシンボルツリーは、今年も輝きを増している。
園内の何処からでも望める壮大さ。
園内を走る機関車「パークライン」も夜行列車として運行。「サクライルミ」の中をミニ旅するのも。
あるいは、若い二人には特に人気の観覧車に乗って上空から二人だけの「御花見」
などなど、様々に楽しめる。
なお、動物園エリアでは、フクロウやペンギン、ホワイトタイガーなどの夜の動物たちの動きも見ることができる。
ウィンターイルミネーション“４Seasons”～桜～の開催期間は、2011年12/3（土）～2012年1/9（祝）と、 1/13（金）14（土）15（日）、 1/20（金）21（土）22（日）、 1/27（金）28（土）29（日）。
休園日は12月と1月の月・火曜日（ただし、当日が休日または小・中学校が休み期間は営業）、大晦日、元旦
開催時間は、17:00～19:30（通常営業時間10:00～16:30）
イルミネーションのみを見るための入園券（500円）と、16:30以降アトラクション乗り放題パス・ナイトライドパス（500円）は16:30から販売開始。
なお、東武動物公園によると「同イルミネーションはＬＥＤ電球60万球が使用されており、節電のため、1日あたりの消費電力を前年比20％削減して開催いたします」とのこと。
ウィンターイルミネーション“４Seasons”～桜～の詳細については東武動物公園公式ＨＰ（こちら）をご覧ください。
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