聖書通読日記 2

2001年ペンテコステに受洗、プロテスタントのキリスト者

エステル記2章 その2

2007年08月13日 | 旧約聖書日記
つづき

3分間のグッドニュース歴史 鎌野善三、をまとめて
『エステル記2章には、主人公エステルがペルシャ王の妃となったいきさつが記されています。
絶対権力を持つ気まぐれな王の妃になることは、手離しで喜べることではありません。
彼女はユダヤ人でした。
異教の社会においても唯一の神を信じ、独特の文化と生活習慣を頑なに守っていたユダヤ人に対しては、古今東西、激しい迫害が加えられてきました。
つい半世紀ほど前のヒットラーの時代だけのことではないのです。
エステルの叔父のモルデカイは、王宮の警護をしていたエリートで、この危険性を十分に承知していました。
エステル記が聖書中の重要な一巻になったのは、後にわかるように、エステルがこのような危険な道をあえて歩む決断をしたゆえに、ユダヤ人の大虐殺という悲惨な出来事がおきずにすんだからです。
彼女はモルデカイを信頼し、彼の言葉に従って、このような決断をしました。
今の時代、多くの人々は困難な道をできるだけ避け、安易に人生を送るような方向に進んでいるように思えます。
そしてそのような生き方を勧める人も多いのです。
もちろん、何が何でも苦しい道をとれば良いというのではありません。
しかし、私たちの生涯には、あえて危険なところに踏み込むことが必要とされる場合もあります。
そんな時、信頼できる人物とか、従える基準をもっている人なら、それができるのです。
エステルの場合はモルデカイが信頼できる人でした。
現代の私たちに歩むべき道を示すのは聖書です。
聖書のことばに信頼して従うとき、たとえ困難なことがあっても、それを乗り越える力が与えられることを知ってください。』


お祈りしますm(_ _)m
恵み深い天の父なる神さま
聖書の御言葉に信頼し従うことができますように。
イエスさまの示される道を進むことができますように。
困難を乗り越える力が与えられますように。
主イエス・キリストの御名によってお祈りします。
アーメン



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