聖書通読日記 2

2001年ペンテコステに受洗、プロテスタントのキリスト者

「キリスト教神学入門」を読む 17

2010年10月28日 | 「キリスト教神学入門」マクグラスを読む
「キリスト教神学入門」A・E・マクグラス著 神代真砂実訳 教文館 7500円

☆649ページから689ページまでを読んで。
第十五章 教会の教理
  古代における教会論の発展
  ドナティスト論争
  宗教改革の諸論争
   マルティン・ルター
   ジャン・カルヴァン
   教会についての宗教改革急進派の見解
  キリストと教会ー二十世紀の諸説
   キリストはサクラメンタルに現臨する
   キリストは神の言葉によって現臨する
   キリストは聖霊によって現臨する
  教会についての第二ヴァチカン公会議の見解
   交わりとしての教会
   神の民としての教会
   カリスマ的共同体としての教会
  教会の標識
   「一つなる」
   「聖なる」
   「公同の」
   「使徒的」


ここで印象に残ってるのは、
ドナティストとアナバプティスト。
純潔というものを守ろうとしていくと、究極こうなってしまうのかと思った。

次へまたまた進みますm(_ _)m
第十六章 サクラメント論です。

「黄金の小冊子 真のキリスト教的生活」ジャン・カルヴァン 有島七郎訳

2010年10月23日 | 本の感想

「黄金の小冊子 真のキリスト教的生活」ジャン・カルバン 有馬七郎訳 創英社・三省堂書店 900円

途中で、一度挫折して( ̄□ ̄;)
でも、やっぱり読了しないとと思いなおして、今日やっと読了m(_ _)m

読んでよかった。
最初は、かなり自分にとって厳しいことが書かれていたので、ほんとにしんどくてしんどくて。
読むのが辛くなってきて。
で、挫折して、途中で読むのをやめた。
けど、やっぱり思いなおして、また読み出した。
ら、だんだんと恵みに満ちている本だとわかってきて、最後まで読み通すことができた。
感謝m(_ _)m

本文では、「第四章 次の世に望みをかける」が、特にこころに残っている。
解説も、とても分かりやすかった。
最後に詳しい解説がついていて、その中の「自己否定」についてと「巡礼者としての生」について、がとても良かった。
とてもよく理解できるものだった。
でも、実際に自分がそういう信仰に生きているか、実際わたしはそういう生き方ができているかと考えると、
ほんとにぜんぜん駄目だと思った。
もっともっと聖書を読んで読んで、祈って祈って、神を賛美し神に従わないといけないと思った。

よい本だった。
繰り返し読む本でもあると思った。
この本は、カルヴァンの「キリスト教綱要」の一部が独立した本になったようなので。
やっぱり、カルヴァンの「キリスト教綱要」を読まないといけないと思った。
今読んでいる「キリスト教神学入門」を今年中に読み終えたら、その次は読もう。

「キリスト教神学入門」を読む 16

2010年10月16日 | 「キリスト教神学入門」マクグラスを読む
「キリスト教神学入門」A・E・マクグラス著 神代真砂実訳 教文館 7500円

☆600ページから648ページまで読んで。

第十四章 人間の本性と罪と恩恵の教理
  創造における人間の位置
  ペラギウス論争
   「意志の自由」
   罪の本性
   恩恵の本性
   救済の根拠
  恩恵と功績の概念
   恩恵
   功績
  信仰義認の教理
   マルティン・ルターの神学的見解
   義とする信仰についてのルターの見解
   法的義認の概念
   義認についてのカルヴァンの見解
   義認についてのトレント公会議の見解
   最近の新約聖書学における義認
  予定の教理
   ヒッポのアウグスティヌス
   ジャン・カルヴァン
   改革派正統主義
   アルミニウス主義
   カール・バルト
   予定と経済学ーヴェーバー説


以下、印象に残っているところ。

義認について。プロテスタントとローマ・カトリックとの基本的な相違を表す。
プロテスタントとローマ・カトリックでは、同じ義認という言葉を使っても、大変違った事柄を意味している。
トレント公会議の言う「義化」は、プロテスタントにとっては義認と聖化の両方のことを言う。

予定の教理で。
アウグスティヌス、カルヴァン、改革派正統主義、アルミニウス主義、バルト、
の違いを見れた。

では。
またまた次へ進みますm(_ _)m
第十五章 教会の教理


また、読み始める

2010年10月10日 | 本の感想

「黄金の小冊子 真のキリスト教的生活」ジャン・カルヴァン 有馬七郎訳 
創英社・三省堂書店 900円

挫折って書いたけど、
でも、また読み始めた(o^^o)

薄い本だし、
せっかく3分の1は読めてるから、途中で止めるのはやめて、
最後までなんとか読もうと思う。

また、読み終わったら、感想アップしますm(_ _)m
失礼しました。

挫折

2010年10月08日 | 本の感想
「黄金の小冊子 真のキリスト教的生活」ジャン・カルヴァン 有馬七郎訳 
創英社・三省堂書店 900円

挫折。
読み始めたけども、ぜんぜん駄目。
こんな風には生きられない。
どんどん、気持がこの本から離れていく。
しんどくなってくる。
まだ、内村鑑三の「一日一生」のほうが、わたしにとっては読みやすく、こういう風には生きられると思える。

ので、この本、途中やけども、読むのを止めますm(_ _)m
また、いつか読める日が来るかもしれません。

「カルヴァンから学ぶ信仰の筋道」渡辺信夫著

2010年10月06日 | 本の感想
「カルヴァンから学ぶ信仰の筋道」渡辺信夫著 新教出版社 1800円

昨日、読了m(_ _)m
カルヴァンのキリスト教綱要の翻訳もされた渡辺信夫さんなので、
キリスト教綱要から導かれてくる信仰のあるべき姿を書かれていた。
今日の教会の足りないこと、これからの課題も、書かれていた。

わたしが読んだ感想としては、
教会の問題としてというよりも、わたし個人の問題としてとらえていた。
昔の戦争の時代の中にあって、日本の教会がイエスさまに倣って行動できなかったこと、信仰を貫けなかったことへの反省、
今の教会が、ディアコニアができていないことの反省などが、書かれていたが。
わたしは、どのような場面にあっても信仰を貫くことができるのか、
隣人に対して愛を行っているのか。
いろいろ反省させられた。
意志と信仰の弱いわたしが、信念を持って行動できるのか、心許ない。

毎日聖書を読んでいても、朝晩祈っていても、毎週礼拝に参加できていても、それは形ばかりになってしまっていないのか。
そこの中に、自分のほんとうの信仰があるのか、考えさせられる。
弱いわたしをお導きくださいますようにと、祈るしかないm(_ _)m

次は、
「黄金の小冊子 真のキリスト教的生活」ジャン・カルヴァン を、読みますm(_ _)m

「キリスト教神学入門」を読む 15

2010年10月03日 | 「キリスト教神学入門」マクグラスを読む
「キリスト教神学入門」A・E・マクグラス著 神代真砂実訳 教文館 7500円

☆555ページから599ページまで読んで。

第十三章 キリストにおける救いの教理
  救済のキリスト教的理解
   救済はイエス・キリストと結び合わされている
   救済はイエス・キリストによって形を与えられる
   救済の終末論的次元
  救済の根拠ーキリストの十字架
   犠牲としての十字架
   勝利としての十字架
   十字架と赦し
   道徳的模範としての十字架
  キリストにおける救済の本性
   パウロの救済のイメージ
   神化
   神の前での義
   本来的な人間実存
   政治的解放
   霊的自由
  キリストにおける救済の範囲
   普遍救済説ー誰もが救われる
   信者のみが救われる
   特殊的贖罪ー選ばれた者のみが救われる


この章では、救済の教理の基礎について、書かれていた。
次章でも引き続き、救済について書かれているらしい。
いろいろと読んでいると、啓蒙主義がキリスト教に与えた影響は大きいんだなと思える。
それと、救済の範囲で少し触れられていたけども、
わたしはカルヴァンといえば予定説と思っていたけれども、どうやらそうでもないらしい。
次章では詳しく書かれているみたい。
次章を読むのが楽しみ。


では。次章へ進みますm(_ _)m
第十四章人間の本性と罪と恩恵の教理