聖書通読日記 2

2001年ペンテコステに受洗、プロテスタントのキリスト者

エレミヤ書2章 イスラエルの罪 その2

2009年08月21日 | 旧約聖書日記
つづき

『 2:1 The Lord told me

2:2 to proclaim this message to everyone in Jerusalem. /"I remember how faithful you were when you were young, /how you loved me when we were first married; /you followed me through the desert, /through a land that had not been planted.

2:3 Israel, you belonged to me alone; /you were my sacred possession. /I sent suffering and disaster /on everyone who hurt you. /I, the Lord, have spoken."

2:4 Listen to the Lord's message, you descendants of Jacob, you tribes of Israel.

2:5 The Lord says: /"What accusation did your ancestors bring against me? /What made them turn away from me? /They worshiped worthless idols /and became worthless themselves.

2:6 They did not care about me, /even though I rescued them from Egypt /and led them through the wilderness: /a land of deserts and sand pits, /a dry and dangerous land /where no one lives /and no one will even travel.

2:7 I brought them into a fertile land, /to enjoy its harvests and its other good things. /But instead they ruined my land; /they defiled the country I had given them.

2:8 The priests did not ask, "Where is the Lord?' /My own priests did not know me. /The rulers rebelled against me; /the prophets spoke in the name of Baal /and worshiped useless idols.

2:9 "And so I, the Lord, will state my case against my people again. /I will bring charges against their descendants.

2:10 Go west to the island of Cyprus, /and send someone eastward to the land of Kedar. /You will see that nothing like this has ever happened before.

2:11 No other nation has ever changed its gods, /even though they were not real. /But my people have exchanged me, /the God who has brought them honor, /for gods that can do nothing for them.

2:12 And so I command the sky to shake with horror, /to be amazed and astonished,

2:13 for my people have committed two sins: /they have turned away from me, /the spring of fresh water, /and they have dug cisterns, /cracked cisterns that can hold no water at all.

2:14 "Israel is not a slave; /he was not born into slavery. /Why then do his enemies hunt him down?

2:15 They have roared at him like lions; /they have made his land a desert, /and his towns lie in ruins, completely abandoned.

2:16 Yes, the people of Memphis and Tahpanhes /have cracked his skull.

2:17 Israel, you brought this on yourself! /You deserted me, the Lord your God, /while I was leading you along the way.

2:18 What do you think you will gain by going to Egypt /to drink water from the Nile? /What do you think you will gain by going to Assyria /to drink water from the Euphrates?

2:19 Your own evil will punish you, /and your turning from me will condemn you. /You will learn how bitter and wrong it is /to abandon me, the Lord your God, /and no longer to remain faithful to me. /I, the Sovereign Lord Almighty, have spoken."

2:20 The Sovereign Lord says, /"Israel, long ago you rejected my authority; /you refused to obey me and worship me. /On every high hill /and under every green tree /you worshiped fertility gods.

2:21 I planted you like a choice vine /from the very best seed. /But look what you have become! /You are like a rotten, worthless vine.

2:22 Even if you washed with the strongest soap, /I would still see the stain of your guilt.

2:23 How can you say you have not defiled yourself, /that you have never worshiped Baal? /Look how you sinned in the valley; /see what you have done. /You are like a wild camel in heat, /running around loose,

2:24 rushing into the desert. /When she is in heat, who can control her? /No male that wants her has to trouble himself; /she is always available in mating season.

2:25 Israel, don't wear your feet out, /or let your throat become dry /from chasing after other gods. /But you say, "No! I can't turn back. /I have loved foreign gods /and will go after them."'

2:26 The Lord says, "Just as a thief is disgraced when caught, so all you people of Israel will be disgraced-your kings and officials, your priests and prophets.

2:27 You will all be disgraced-you that say that a tree is your father and that a rock is your mother. This will happen because you turned away from me instead of turning to me. But when you are in trouble, you ask me to come and save you.

2:28 "Where are the gods that you made for yourselves? When you are in trouble, let them save you-if they can! Judah, you have as many gods as you have cities.

2:29 What is your complaint? Why have you rebelled against me?

2:30 I punished you, but it did no good; you would not let me correct you. Like a raging lion, you have murdered your prophets.

2:31 People of Israel, listen to what I am saying. Have I been like a desert to you, like a dark and dangerous land? Why, then, do you say that you will do as you please, that you will never come back to me?

2:32 Does a young woman forget her jewelry, or a bride her wedding dress? But my people have forgotten me for more days than can be counted.

2:33 You certainly know how to chase after lovers. Even the worst of women can learn from you.

2:34 Your clothes are stained with the blood of the poor and innocent, not with the blood of burglars. /"But in spite of all this,

2:35 you say, "I am innocent; surely the Lord is no longer angry with me.' But I, the Lord, will punish you because you deny that you have sinned.

2:36 You have cheapened yourself by turning to the gods of other nations. You will be disappointed by Egypt, just as you were by Assyria.

2:37 You will turn away from Egypt, hanging your head in shame. I, the Lord, have rejected those you trust; you will not gain anything from them."』
(日本聖書協会 聖書 和英対照 英文・TEV エレミヤ書より)



旧約聖書注解などへ、つづく

エレミヤ書2章 イスラエルの罪 その1

2009年08月21日 | 旧約聖書日記
◆イスラエルの罪

『 2:1 主の言葉がわたしに臨んだ。

2:2 行って、エルサレムの人々に呼びかけ/耳を傾けさせよ。主はこう言われる。わたしは、あなたの若いときの真心/花嫁のときの愛/種蒔かれぬ地、荒れ野での従順を思い起こす。

2:3 イスラエルは主にささげられたもの/収穫の初穂であった。それを食べる者はみな罰せられ/災いを被った、と主は言われる。

2:4 ヤコブの家よ/イスラエルの家のすべての部族よ/主の言葉を聞け。

2:5 主はこう言われる。お前たちの先祖は/わたしにどんなおちどがあったので/遠く離れて行ったのか。彼らは空しいものの後を追い/空しいものとなってしまった。

2:6 彼らは尋ねもしなかった。「主はどこにおられるのか/わたしたちをエジプトの地から上らせ/あの荒野、荒涼とした、穴だらけの地/乾ききった、暗黒の地/だれひとりそこを通らず/人の住まない地に導かれた方は」と。

2:7 わたしは、お前たちを実り豊かな地に導き/味の良い果物を食べさせた。ところが、お前たちはわたしの土地に入ると/そこを汚し/わたしが与えた土地を忌まわしいものに変えた。

2:8 祭司たちも尋ねなかった。「主はどこにおられるのか」と。律法を教える人たちはわたしを理解せず/指導者たちはわたしに背き/預言者たちはバアルによって預言し/助けにならぬものの後を追った。

2:9 それゆえ、わたしはお前たちを/あらためて告発し/また、お前たちの子孫と争うと/主は言われる。

2:10 キティムの島々に渡って、尋ね/ケダルに人を送って、よく調べさせ/果たして、こんなことがあったかどうか確かめよ。

2:11 一体、どこの国が/神々を取り替えたことがあろうか/しかも、神でないものと。ところが、わが民はおのが栄光を/助けにならぬものと取り替えた。

2:12 天よ、驚け、このことを/大いに、震えおののけ、と主は言われる。

2:13 まことに、わが民は二つの悪を行った。生ける水の源であるわたしを捨てて/無用の水溜めを掘った。水をためることのできない/こわれた水溜めを。

2:14 イスラエルは奴隷なのか/家に生まれた僕であろうか。それなのに、どうして捕らわれの身になったのか。

2:15 若獅子が彼に向かってほえ/うなり声をあげた。彼の地は荒れ地とされ/町々は焼き払われて/住む人もなくなった。

2:16 メンフィスとタフパンヘスの人々も/あなたの頭をそり上げる。

2:17 あなたの神なる主が、旅路を導かれたとき/あなたが主を捨てたので/このことがあなたの身に及んだのではないか。

2:18 それなのに、今あなたはエジプトへ行って/ナイルの水を飲もうとする。それは、一体どうしてか。また、アッシリアへ行って/ユーフラテスの水を飲もうとする。それは、一体どうしてか。

2:19 あなたの犯した悪が、あなたを懲らしめ/あなたの背信が、あなたを責めている。あなたが、わたしを畏れず/あなたの神である主を捨てたことが/いかに悪く、苦いことであるかを/味わい知るがよいと/万軍の主なる神は言われる。

2:20 あなたは久しい昔に軛を折り/手綱を振り切って/「わたしは仕えることはしない」と言った。あなたは高い丘の上/緑の木の下と見ればどこにでも/身を横たえて遊女となる。

2:21 わたしはあなたを、甘いぶどうを実らせる/確かな種として植えたのに/どうして、わたしに背いて/悪い野ぶどうに変わり果てたのか。

2:22 たとえ灰汁で体を洗い/多くの石灰を使っても/わたしの目には/罪があなたに染みついていると/主なる神は言われる。

2:23 どうして、お前は言い張るのか/わたしは汚れていない/バアルの後を追ったことはない、と。見よ、谷でのお前のふるまいを/思ってみよ、何をしたのか。お前は、素早い雌のらくだのように/道をさまよい歩く。

2:24 また、荒れ野に慣れた雌ろばのように/息遣いも荒く、欲情にあえいでいる。誰がその情欲を制しえよう。彼女に会いたければ、だれも苦労はしない。その月になれば、見つけ出せる。

2:25 素足になることを避け/喉が渇かぬようにせよ、と言われても/お前は答えて言う。「いいえ、止めても無駄です。わたしは異国の男を慕い/その後を追います」と。

2:26 盗人が捕らえられて辱めを受けるように/イスラエルの家も辱めを受ける/その王、高官、祭司、預言者らも共に。

2:27 彼らは木に向かって、「わたしの父」と言い/石に向かって、「わたしを産んだ母」と言う。わたしに顔を向けず、かえって背を向け/しかも、災難に遭えば/「立ち上がって/わたしたちをお救いください」と言う。

2:28 お前が造った神々はどこにいるのか。彼らが立ち上がればよいのだ/災難に遭ったお前を救いうるのならば。ユダよ、お前の神々は/町の数ほどあるではないか。

2:29 なぜ、わたしと争い/わたしに背き続けるのか、と主は言われる。

2:30 わたしはお前たちの子らを打ったが/無駄であった。彼らは懲らしめを受け入れなかった。獅子が滅ぼし尽くすように/お前たちは預言者を剣の餌食とした。

2:31 この世代の者よ、見よ、これは主の言葉だ。わたしはイスラエルにとって荒れ野なのか。深い闇の地なのか。どうして、わたしの民は言うのか。「迷い出てしまったからには/あなたのもとには帰りません」と。

2:32 おとめがその身を飾るものを/花嫁が晴れ着の帯を忘れるだろうか。しかし、わたしの民はわたしを忘れ/数えきれない月日が過ぎた。

2:33 なんと巧みにお前は情事を求めることか。悪い女たちにさえ、その道を教えるほどだ。

2:34 お前の着物の裾には/罪のない貧しい者を殺した血が染みついている。それは、盗みに押し入ったときに/付いたものではない。それにもかかわらず

2:35 「わたしには罪がない」とか/「主の怒りはわたしから去った」とお前は言う。だが、見よ。「わたしは罪を犯していない」と言うなら/お前は裁きの座に引き出される。

2:36 なんと軽率にお前は道を変えるのか。アッシリアによって辱められたように/エジプトにも辱められるであろう。

2:37 そこからも、お前は両手を頭に置いて出て来る。主はお前が頼りにしているものを退けられる。彼らに頼ろうとしても成功するはずがない。』
(日本聖書協会 聖書 新共同訳 エレミヤ書より)


つづく

イエスさま

2009年08月20日 | わたしの思い
父の介護をしていると、父の具合が悪いときは不安になる。気分が落ち込む。
で、夜に布団に入って、父の横で大丈夫かなあ。。。?と心配しながら眠る。
そういうとき、眠りに落ちるまでが恐ろしく不安で怖くてたまらない。
どうしようもなくなる。
夜も暗い、部屋も暗い、気持ちも暗い。ほんとにくるしい。
そういうとき、、、
そういうとき、「イエスさま」と心で呼びかける。
で、部屋にわたしと父と一緒に居てくださるイエスさまを想像する。
イエスさまを感じる。
そうすると、ほんとに不思議に心が静かに穏やかに落ち着いてくる。
信じられないくらいの心の平和。
で、知らないあいだに、眠れている。
でも、父の病気は24時間の痰の吸引が必要なので(嚥下できないので唾液も飲み込めず溜まって気管に入ってしまうから)、
夜中に必ず2~3回(体調不良で多いときには4~5回)起きて、父の痰の吸引をするけども。
ので、朝までぐっすり眠れることは無い毎日だけども。

イエスさま、イエスさま(o^^o)
ありがとうございます。
いつも共に居てくださると、約束してくださるイエスさまm(_ _)m
おかげで、毎日父の介護ができています。

ローマの信徒への手紙 1章 ローマ訪問の願い その2

2009年08月18日 | 新約聖書日記
つづき


新約聖書注解Ⅱ 日本基督教団出版局 を、まとめて。
『手紙の本文の書き出し部分は当時のヘレニズム世界のそれと同じ「感謝」で始められている。
その内容は、神に対する感謝で始まり、その理由を述べ、祈りのたびに相手の名を挙げて執り成しをしていることを述べるものである。
パウロはこの部分を形式的な挨拶に終わらせず、具体的な関心事を簡潔に熱情を込めて語っている。
したがって、この部分の調子は手紙全体の調子を決定しているといっても良い。
例えば、ガラテヤ書は「感謝」を強い非難の調子を帯びた「驚き」に置き換えることによって全体の調子を決定している。
また、フィリピ書の喜びの調子はこの部分で既に決定的に打ち出されている。
このことは本書にも当てはまる。執筆の動機と事情、内容がここに既に出てくる。

「まず初めに、・・・・わたしの神に感謝」がささげられる。
「わたしの神」は旧約の表現であるが「イエス・キリストを通して」という付加語は決定的に新しい神との関係を示唆している。パウロの神に対する関係は常にキリストを仲介者としてなされる。
しかしこの仲介者によって神との関係は隔てられるのではなく、最も近くに引き寄せられ、「わたしの神」となるのである。
われわれが神に祈ることを可能にする根拠もここにある。

「感謝」の内容はローマのキリスト教徒の信仰が全世界に喧伝されていることである。
これは一見修辞的な発言であるかのような印象を受ける。
しかしパウロにとってローマは、すべての道が通じる帝国の首都であるとともに、全世界の中心地として、地の果てまで福音が宣べ伝えられていくその出発点なのである。
その中心地に福音が根付き、喧伝されているということは、地の果てへと向かう宣教が既に開始されていることにほかならない。
パウロが異邦人伝道の使徒として、この宣教活動に携わることを熱望するとき、この事実に感謝せざるを得ないのである。
感謝に続いて祈願が来る。
パウロの最大の関心事はローマへ行き、そこから地の果てまで伝道することである。
彼はこのローマ行きの願いを単刀直入に、強い熱情を持って語る。
祈りの際に常に名前を挙げて神に祈っていること、客観情勢は必ずしも良好とはいえないけれども決して諦めずに「何とかしていつかは」、しかし「神の御心によって」実現するようにと祈り求めていると語る。
この強い願い求めに続いて、11~13節には、彼の一方的な熱意が、相手を無視した身勝手な印象を与えはしまいかと憚っているかのように、あるいは彼のローマ行きが何か先方に対して不都合なことを招来する不安があるかのように、弁護的な響きのする理由が付け加えられている。
ローマ行きの願いの理由は、まず、「霊の賜物を分け与え」、彼らの力になりたいことである。
ローマの教会は彼が建てたものではない。
そのような教会に後から乗り込んで自分の影響下に引き入れようなどとは考えてないこと、少しでも「力になりたい」という謙虚な思いからのものであることを明らかにする。
さらに、この彼の願いが、一方的に与えようということではなく、相互に「励まし合う」ことだと述べられる。

14節には「全人類」がギリシャ的二分法によって、「ギリシア人にも未開の人にも」、「知恵のある人にもない人にも」と語られる。
「未開の人」の原語は、擬声語バルバロス、ちんぷんかんぷんの言葉をしゃべる人という意味で、ギリシア人が自分達以外の民族を自分達の尺度で無教養なものと見なしたことに由来する。
パウロも時代の子としてそうした偏見を共有していたわけである。
したがってこの平行句は同意反復である。
彼の使徒としての自己理解はすべての人々に福音を宣教することである。
その一環としてローマ行きの必然性が最後に繰り返される。
これが本書簡の執筆動機であり、その訪問に先立って自分の福音理解を開陳することがその目的であり、内容なのである。』



お祈りしますm(_ _)m
恵み深い天の父なる神さま
主イエス・キリストの御仲介によって神に近づくことが許されたことを感謝します。
そして神を、「わたしの神」、そして「父」と呼ぶことができるようにされたことに感謝します。
父であるわたしの神に、祈りをささげることを許されたことに感謝します。
主イエス・キリストの御名によってお祈りします。
アーメン