聖書通読日記 2

2001年ペンテコステに受洗、プロテスタントのキリスト者

「キリスト教神学入門」を読む 10

2010年08月19日 | 「キリスト教神学入門」マクグラスを読む
「キリスト教神学入門」マクグラス著 神代真砂実訳 教文館 7500円

☆306ページ~359ページを、読んで。
第8章 哲学と神学ー対話の初めに
  哲学の影響・問題・論争
   プラトン主義
   アリストテレス主義
   合理主義と経験主義
   実存論と観念論
   論理実証主義ーウィーン学団
   反証の要求ーカール・ポパー
  信仰の本性
   信仰と知識
   信仰と救い
   アクィナスとルターの比較
  神の存在は証明出来るか
   カンタベリーのアンセルムスの存在論的証明
   トマス・アクィナスの五つの道
   宇宙論的証明
   カラーム的証明
   目的論的証明ーウィリアム・ペイリー
  神学的言語の本性
   類比
   隠喩
   適合
   事例研究ーコペルニクス論争


なんだか読むのに時間がかかってしまって。
木を見て森を見ず的になってしまって。。。
何を書かれていたっけかなあ。。。と読み返してしまう(⌒◇⌒;)
特に記憶に残ってるところをば少々あげてみますm(_ _)m
★こうしてクレメンスは、プラトン主義の思想に基いて自分の思想を構築しながら、同時にキリスト教と比べた場合の哲学体系の不十分さを強調している。
真理はどのようにして「見られる」のであろうか。
プラトンには答えが無い。
真理を「見る」ことの重要性を強調しながら、プラトンはそれを引き起こすことが出来ない。
しかしながら、キリスト教は受肉のロゴスについて語り、それをまた知っている。
受肉のゆえに人間の視覚の対象となるのである。
★アクィナスとルターの比較1~4
★カルヴァンについて
  ○物質世界も人間の体も神の知恵と性質を証する。こうしてカルヴァンは天文学と医学の両方を勧めている。それらは神学よりも深く自然世界に分け入ることが出来、そのようにして被造物の秩序性と創造者の知恵とのさらなる証拠を明らかに出来るのである。
  ○カルヴァンの主張によれば、神や世界に関するあらゆる聖書のことばを字義通りにとるべきではない。というのも、そいいう言葉は聞き手の能力に適合したものなのだからである。聖書は見たところ太陽が地球の周りを回っていると描いているように見えるが、これは聞き手の世界観に適合したに過ぎないのであって、宇宙に関して科学的に語っているのではない。


では。
次へ進みますm(_ _)m
第三部 キリスト教神学 第九章神論 へ。