聖書通読日記 2

2001年ペンテコステに受洗、プロテスタントのキリスト者

「キリスト教神学入門」を読む 7

2010年06月25日 | 「キリスト教神学入門」マクグラスを読む
「キリスト教神学入門」マクグラス 教文館 7500円 を読む。

☆195ページ~222ページまで。
第二部資料と方法
 第5章 初めにー予備的考察
  神学の作業上の定義
  学問としての神学の発展
  神学の構成
   聖書学
   組織神学
   歴史神学
   牧会神学
   哲学的神学
   霊性、または神秘神学
  プロレゴメナ(序説)の問題
  神学における関与と中立性
  正統と異端
   歴史的側面
   神学的側面


ここは、おおまかなことが書かれてた感じです。
ちょっと読むのに時間がかかりすぎました。
最近は、体調がもうひとつよくなくて、やる気が薄れてます。
読む時間も減っていて、集中力も減っていて、理解力が落ちてます。
いか~んですね。。。

次の、第6章神学の資料、へ進みますm(_ _)m

マルコ福音書 9章 イエスの姿が変わる その1

2010年06月15日 | 新約聖書日記
◆イエスの姿が変わる

『 9:2 六日の後、イエスは、ただペトロ、ヤコブ、ヨハネだけを連れて、高い山に登られた。イエスの姿が彼らの目の前で変わり、

9:3 服は真っ白に輝き、この世のどんなさらし職人の腕も及ばぬほど白くなった。

9:4 エリヤがモーセと共に現れて、イエスと語り合っていた。

9:5 ペトロが口をはさんでイエスに言った。「先生、わたしたちがここにいるのは、すばらしいことです。仮小屋を三つ建てましょう。一つはあなたのため、一つはモーセのため、もう一つはエリヤのためです。」

9:6 ペトロは、どう言えばよいのか、分からなかった。弟子たちは非常に恐れていたのである。

9:7 すると、雲が現れて彼らを覆い、雲の中から声がした。「これはわたしの愛する子。これに聞け。」

9:8 弟子たちは急いで辺りを見回したが、もはやだれも見えず、ただイエスだけが彼らと一緒におられた。

9:9 一同が山を下りるとき、イエスは、「人の子が死者の中から復活するまでは、今見たことをだれにも話してはいけない」と弟子たちに命じられた。

9:10 彼らはこの言葉を心に留めて、死者の中から復活するとはどういうことかと論じ合った。

9:11 そして、イエスに、「なぜ、律法学者は、まずエリヤが来るはずだと言っているのでしょうか」と尋ねた。

9:12 イエスは言われた。「確かに、まずエリヤが来て、すべてを元どおりにする。それなら、人の子は苦しみを重ね、辱めを受けると聖書に書いてあるのはなぜか。

9:13 しかし、言っておく。エリヤは来たが、彼について聖書に書いてあるように、人々は好きなようにあしらったのである。」

9:2 Six days later Jesus took with him Peter, James, and John, and led them up a high mountain, where they were alone. As they looked on, a change came over Jesus,

9:3 and his clothes became shining white-whiter than anyone in the world could wash them.

9:4 Then the three disciples saw Elijah and Moses talking with Jesus.

9:5 Peter spoke up and said to Jesus, "Teacher, how good it is that we are here! We will make three tents, one for you, one for Moses, and one for Elijah."

9:6 He and the others were so frightened that he did not know what to say.

9:7 Then a cloud appeared and covered them with its shadow, and a voice came from the cloud, "This is my own dear Son-listen to him!"

9:8 They took a quick look around but did not see anyone else; only Jesus was with them.

9:9 As they came down the mountain, Jesus ordered them, "Don't tell anyone what you have seen, until the Son of Man has risen from death."

9:10 They obeyed his order, but among themselves they started discussing the matter, "What does this "rising from death' mean?"

9:11 And they asked Jesus, "Why do the teachers of the Law say that Elijah has to come first?"

9:12 His answer was, "Elijah is indeed coming first in order to get everything ready. Yet why do the Scriptures say that the Son of Man will suffer much and be rejected?

9:13 I tell you, however, that Elijah has already come and that people treated him just as they pleased, as the Scriptures say about him."』
(日本聖書協会 聖書 和英対象 和文・新共同訳 英文・TEV マルコによる福音書より)



新約聖書注解などへ、つづく


「キリスト教神学入門」を読む 6

2010年06月13日 | 「キリスト教神学入門」マクグラスを読む
「キリスト教神学入門」マクグラス 教文館 を読む。

☆130ページから192ページまで。

第四章 近・現代(1750年ごろから現在まで)
 啓蒙主義
  啓蒙主義とプロテスタンティズム
  啓蒙主義によるキリスト教神学批判ー概略
  啓蒙主義によるキリスト教神学批判ー具体的な諸問題
 啓蒙主義以降の神学運動
  ロマン主義
  マルクス主義
  自由主義プロテスタンティズム
  モダニズム
  新正統主義
  ローマ・カトリック
  東方正教会
  フェミニズム(女性神学)
  ポストモダニズム
  解放の神学
  黒人神学
  ポストリベラリズム
  福音派
  ペンテコステ運動とカリスマ運動
  発展途上国の神学


この4章は、1~3章よりも私には難しかったです。
なんだか、読んでいくそばから忘れていってしまってます。
また、もう一度読み返して、重要な用語をノートに簡単にまとめようと思います。
しっかし、啓蒙主義とかロマン主義とかもそうですが、「曖昧な言葉で厳密な定義ができない」とか「どうにも定義がしにくい」というものが出てきていたように思います。
う~むうう。。。(⌒◇⌒;)
ただでさえよく分からないのに、定義ができないということを言われても、理解しにくくて困りました。
で、分からないものは、電子辞書にあるブリタニカ国際大百科事典を読んで理解しようとしてみたり。
教文館の「キリスト教神学事典」を買って、分からない項目を読んでみたり。
なっかなか理解に難しいです。

第一部キリスト教神学思想史はここで終わりになって、
次は、第二部資料と方法に入ります。
第一部が終わったところで、この本の4分の1を読み終わったことになります。

では。ちょっとノートへまとめてから、
次へぼちぼちと進んでいきますm(_ _)m


エレミヤ書4章 (悔い改めへの招き)、北からの敵 その3

2010年06月10日 | 旧約聖書日記
つづき

新実用聖書注解 いのちのことば社 をまとめて。
(これは新改訳聖書に基いています。)

『神は悔いたユダに向かい、偶像を廃棄し、真実と公義と正義をもって礼拝することを求められる。
更に神は、ユダの民に心を柔らかくするよう求め、そうしなければ神の怒りが火のように下ることを警告される。

<帰って来い>悔い改めの言葉だけではなく、消極的には偶像の廃棄。積極的には公義 の実践という行動を求められる。
<国々>イスラエルが全世界の祝福の源であるとの信仰は、アブラハム以来のこと。神の 目はご自身の民のみでなく、すべての人に注がれている。
<耕地を開拓せよ>神の言葉を受け入れやすくするために
<いばらの中>かたくなな心
<割礼>神との契約の目に見えるしるしで、男性の生殖器の包皮を切り取る儀式。ここでは霊的につまずきを与えるすべてのものを取り除く、との意味で使われている。
<心の包皮>心の中にある邪悪さ。

北からの災い(4・5~6・30)
a前代未聞の災禍(4・5~18)
神は民にエルサレムへの召集令状を布告される。
神は北から災いをもたらし、国と町を廃墟にしてしまわれる。
そのようなさばきに出会う民は神の怒りを嘆かなければならない。
民の指導者たちさえ狼狽するばかりなのだから。
そのようなメッセージを聞いたエレミヤは、神がかつて約束された平安を持ち出して訴える。
それに対し神は、さばきがもっと激しくなることを予告し、民に悔い改めを迫られる。
北からのさばきはすぐそこまで来ているのだ、と。
神はエルサレムを包囲する者たちが近づきつつある、と警告される。
それは無論、民が神に反逆した結果である。

<角笛>戦闘開始を知らせる
<城壁のある町>攻略の難しい要塞都市エルサレムを指す
<旗をあげよ>人々をエルサレムに誘導するため
<北から>まだ名が伏せられているが、バビロン軍の侵略のこと。後に名が明かされる
<獅子>相手の戦闘意欲を砕いてしまう強力なバビロン軍
<荒布>悲しみのとき着用する
<全く欺かれました>神の約束と民の現実とのギャップを感じてのエレミヤの不満
本書にはエレミヤの神に対する応答が数多く出てくるが、その最初。
<熱風>もみがらを吹き飛ばして麦の実だけを残す穏やかな風とは違い、東からの暑い強風。
<つむじ風>当然住居などを破壊してしまう
<ダン>イスラエル北境界線上にあった都市
<エフライムの山>エルサレム北方数kmほどの所にあり、ユダの町々の要塞の役目を果たしていた
<叫び声>バビロン軍による侵略開始の合図
<畑の番人>絶えず監視しているので、その目から逃れることは難しい
<あなたの心臓にまで達している>罪が骨の髄まで染み込み、手の施しようが無い状態

b審判の光景(4・19~31)
エレミヤは神の審判が余りに厳しいのを見て、心臓が破裂する思いを味わう。
神もまた、民の愚かな状態を嘆かれる。
続いてエレミヤは、神のさばきは自然が全く破壊されてしまうほどの激しいものであることを幻の中で示される。
そのような中でも、神は完全に滅ぼしてしまわれるわけではないが、地上では大きな嘆きが起こる。
敵の侵略は激しく、人々は逃げ場を失う。たといエルサレムが敵に媚を売っても、役に立たない。その悲惨な叫びは大きく、神にまで達する。

<私のはらわた>ユダヤ人によれば、感情が生じる場所
<角笛の音>戦闘開始の合図
<旗>勝利を象徴する敵軍の戦旗
<茫然として何もなく>創造時の混沌状態を表す表現。ここれは写真家がズームレンズを使っているかのように、23~25節は全地球、26~27節はユダ全土、26、29節はその町々と、次第にフォーカスが絞られていく。
<ひとりもいなく>さばきの激しさを示す誇張法
<ことごとくは滅ぼさない>神のさばきは厳しいものであったが、神は神を畏れる「残りの者」を備え、捕囚後に国を再建される。
<女>バビロン軍によって破壊された町々。特にエルサレム
<緋の衣>見栄えのよい高価な服
<かいがない>敵は戦いの手を緩めない。ユダは恋人だと思っているが、実は殺人者にほかならない。』




恵み深い天の父なる神様
偶像礼拝にはしるわたしたちに、悔い改めなさいと神は言われます。
主に立ち帰ることを、求められます。
わたしたちの罪による神のさばきは厳しいものでありますが、神は神を畏れる「残りの者」を備え、すべてを滅ぼすことはなさいません。
悔い改めて、主に向かうことができますように、お導きください。
主イエス・キリストの御名によって、お祈りします。
アーメン