『福運集団の社長奮闘記』

私が感動した事・驚いた事・日々感じた事をたくさん綴っていきます!

生きるということ

2009-08-10 20:04:04 | Weblog
見直したい、日常の大切さ。



こんにちわ。最近は、芸能界の思いもかけないニュースが、世の中をにぎやかに

させていますが、人間は、長い間社会の荒波にもまれ続けていくと、ふた通りの考

え方に分かれていくようです。

 一つは、そうした苦労から新たな、ヒントを掴み、そうした苦境を逆手にとって

発展の原動力にして、人間的成長の基盤として、常に前向きに取り組んでいくタイ

プと、もう一つは、苦境から逃れる為に、現実から逃避をする、いわゆる「逃げ

る」そして、楽な方へ楽な方へと、考え方のベースを置いて行くいきかたです。




 この二つの違いは、私は、本人の考え方の根本的な大きな違いだと思うのです。

それは、「楽観主義か、悲観主義か、」と言うこの大きな生き方の違いだと思いま

す。


 もう少し具体的に言えば、悲観主義は、文句、愚痴の人で、周囲とか相手が全て

悪いので自分が悪くなると言う考え方の人が多いと思います。


 反対に楽観主義の人は、常に前向きで、感謝と希望、目標を常に掲げて、悪い状

況でも、相手でも、常に自分が成長できる肥やしになったと、良い方向に捕らえて

全てを良い方向に変えて行こうとします。




 私も、こうした生き方を常に心がけていこうと、ニュースを見ながらしみじみと決

意しながら、「なんでもない日常が、如何に素晴らしい事であるか!」大切にし、感謝し

なければならないかを、しみじみと感じさせてくれた1日でした。
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体調不良も、自己責任!

2009-08-08 18:49:18 | Weblog
どうやら風邪・・!?



 こんにちわ。どうやら風邪をひいたようです。 この大事な時に、本当に大変です。 千軸から咳が出たり、寝汗をかいたり昨日はのどが痛くて、少し熱があったようです。


(体調が悪いと、考えもまとまりません。設計のコンペの提出期限が、13日と、14日に迫っているのです。)




 熱はそんなに高くないので、インフルエンザではないと思いますが、用心に、越したことはありませんので、今日は今から帰って、軽く食事をして、熱燗を1合飲んで、熱いですが布団をかぶって寝ます。


 こうすると、初期だと、寝汗をべったりとかいて、2回ぐらい下着を変えると、初期だと治るのですよ~。どうしても良くしないといけないので、頑張ります。



 今日は、昨年の五月本山の北山山荘で、私がメモった下手な「詩」ですが、恥を忍んで紹介をします。



 題名は、「陣取り合戦」です。


 こかげの ベランダで 藤のイスに横たわって ビールを飲む  

一杯 二杯 「あーうまい!!」


(大自然を前に、冷たいビールの味はまた格別です。五感が冴えわたり、うまみと喜びが、体の中いっぱいに広がっていきます。)



その間に テーブルの脇で 早くも 小さな蜘蛛たちが

巣作りの 陣取り合戦を 初めている


(このたくましさには脱帽です。人生、常に前向きで、即行動を起こしていくべきです。そこに何かの発見があります。スピードは、力です。)



それも イスのひじ掛けの 私のすぐ脇でである

 このたくましさと 行動力に圧倒される!

生き延びる為には 蜘蛛達も 必死なのだ!!

 
 陣取り合戦の この行動力の前には 誰しもかなわないだろう

生き延びる 人生の秘訣は こうした必死の行動力だろうと思う。


 今日はこの辺で休みます。
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反省会

2009-08-07 18:00:52 | Weblog
重大な過失



 こんにちわ。今日もまた朝から、てんやわんやで、大変な一日でした。


こんな日に限って、いやなことや、いろんな問題は起こるものです。



(悪戦苦闘を突き抜けて、この青い空のように、何があっても、泰然自若として明るく前向きに取りくんで行きたいと願っています。)





 古民家再生で、古いお家を修復するには、傷みが激しければ激しいほど、多くの


部分を壊していきます。そうした工事の段取りを事細かく、お施主さんに説明をし


て取り組んでいく事は、もちろん最も大切な事です。しかしその説明が細かく伝わ


っていなかったり、行き違いがあったりすると、それが大きな不信感に変わりま


す。  特に古民家の再生事業にあっては、解体をして行く過程で、何が起こるか


わかりません。現場現場の状況に応じて、当初予定の施工方法も変わってきますの


で、必ず、現場の実状に応じて施工のやり方も変えていかなければなりません。



(みずみずしいこうした若草のように、周辺の方々にも配慮をしつつ、癒しと信頼、安心の絆を深めていける様に、もっともっとしっかりと、自らが成長して行かなければと思っています。)





 だから、「信頼関係」が成立しなければ、古民家再生は成り立たないのです。


「少しの行き違い」とか、「細やかな説明が伝わっていない」と云う、なんでもないよ


うな事が、不審に繋がる「重大な過失」に繋がり、大きなクレームに発展して行くのです。


 今日はその重要性をあらためて、教えて頂き、社員にも徹底をして、生涯忘れることのできない良い勉


強をさせて頂きました。最後の完成引き渡しの時に最高に喜んで頂き後々までも感


動をして頂くお家創りに、一層頑張っていこうと、強く決意しています。

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もののあわれ

2009-08-06 17:46:34 | Weblog
日本伝統の考え方・五感を取り戻せ!



 こんにちわ。先日、興味深い話を聞いた。それは奈良の大仏の話で、京都大学の猪熊教授の体験談として、小原二郎先生から教えて頂いた話です。



 かつて、ヘレンケラー女史が日本に来た時、猪熊教授が、奈良の大仏殿を案内したそうです。その時、女史は台座の蓮弁に残る有名な手彫りの像をなでて、これは世界で最も優れた彫刻だとほめたそうです。 そのあとで、なぜ大仏さんは右の手をあげて、中指を出しているのかと尋ねられたそうです。  博識な猪熊教授も返事に窮していたところ、女史は、「盲目の人が、物に触るのはまず中指である。だから、大仏さんが衆生はどうしているかと探る姿を表すには、、この形が一番適している」と云ったというのです。「これには参った。さすが本物を見る人は違う」と、同教授がしみじみ語っていたという話です。



(奈良東大寺の大仏です。言われてみればなるほど、右手の中指を前に出しています。やはり一流の人間は、少しの動作や、形の中に五感を働かせてものの本質を見抜く眼を持っているのでしょうか。)





 又こんな話もあります。「日本の文化は、仏教から起こっている。だから、仏教を知らなければ、本来の日本文化を知ることはできない。」と、小原先生は語っているのです。



 「もののあわれ」 この考え方も、仏教(仏法)から生まれたものです。



 人間は、ひとたびこの世に生を受けた瞬間から、四つの苦しみを背負っていく事になります。四苦と云って、生老病死の事ですが、生きていく苦しみ、老いる悲しみ、病による苦しみ、死の苦しみです。この4つの苦しみは、誰人も逃れることはできないと、仏法では、教えているのです。無常観(もののあわれ)もここからきているのですが、そもそも、仏法は、その四つの苦しみを、解決しなければ、「人間の本当の幸せはない!」との考えからその解決の方途を示したのが、仏法なのです。  すごいことです!!



 その仏法の教えの中に、「いろんなことを勉強する前に、まず臨終(死)の事を学んでから、他の事を学んでいきなさいよ。」と、釈尊(お釈迦様)は、教えられているのです。



 そこから考えていくと、「だからこそ、限りある生を充実させ、今を大切に生きていこうとする英知と力が出てくるのですよ」と、励まされ教えられているのです。



 「もののあわれを知る」ことで、だからこそ、物を大切に、無駄を省き、愛情をそそぎ、優しさをもって接することが出来るという仏法の偉大さを垣間見ることが出来ると思います。



 その「もののあわれを知る」には、私達が失いかけている五感(視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚)が、大切になってきます。この五感を磨きあげていく事が出来る物の一つが、古民家なのです。古民家の不思議なパワーの一つが、こうした所からも出てくるのですよ~。

 
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「時間よー止まれ!」

2009-08-05 17:22:26 | Weblog
トップのスタートダッシュに続け!!



(2日の日曜日、4家族の子供たちと職人さんたちとの共同作業で、竪穴式住居の復元工事の骨組が完成いたしました。その時の記念写真です。熱い中、苦労して作り上げた満足感と達成感には、感慨深いものがあるのでしょう。皆さんの誇らしげな表情が印象的でした。やはり、目標を掲げて取り組んでいく事の大切さが、きっと実感できたことでしょう。)




こんにちわ。昨日は、中途半端な内容で、本当にごめんなさい。いつものように、急遽決まって、即!行ってしまいました。本当に、お酒の誘惑に弱い私なんです・・・。そして、お酒を飲んでいる最中に、ブログの書きかけで、あったのに気付いて、社員にお願いをして、アップしてもらい、中途半端な代筆のメールになってしまいました。



 人間は、不思議なもので、目標を持って、行動を起こして行く最初は、情熱にもえ、熱意を持って取り組んでいく訳ですが、それが時間がたつにつれ、その情熱がだんだんに薄れてきて、惰性に流され、現実の厳しき社会の荒波に飲み込まれて、自分を見失っていきがちです。



(この方たちのように、人の命を守り、救うためにわが命を掛けて取り組み、行動する方たちもいます。同じく、公務員の方々も市民の生活向上と安心社会構築のために命を掛けて取り組み、そうした行動を起こしていただきたいものです。)




 今、高知県も、長い間の停滞から、脱皮しようと、大きく舵を切り、目指すべき方向性を示して、トップ自ら先頭に立って、電光石火の行動を開始しています。



 こうしたトップ自らの熱意、行動は、私達の眼にも入り、耳にも聞こえてきます。本当に頼もしい限りで、力のない私共も、同じ想いに起って、強い決意で行動を開始して行っている所です。



 しかし、ひとつ不安なのは、県のトップとの直接対話の時に、話をさせて頂いた事ですが、素晴らしい計画を、実際に実行する、実行部隊の意識が、最大の成否の鍵です。間違っても、「笛吹けど 踊らず」的な、結果は、絶対に避けねばなりません。




 今、行政のあらゆる部署に、大きな摩擦が起こっているのではないでしょうか。いや、新しい方針が打ち出されたときには当然起こってくるものです。大きな変化であればなおさらです。



 その時に、「♪古い上着よ さようなら~♪ 」と歌にもあるように、古い上着を脱ぎ捨てて変化に対応して、行動を起こしている所もあれば、旧態依然の古い殻に閉じこもって、「役人根性」の標本のごとく、権力の魔力に負けている所もあります。いや、失礼ですがそのような部署が多いのではないのでしょうか。



(古民家の天井裏に隠れていた梁も、時代の新たな変化に即対応して、本来の良さを出して輝いていくのです。本来の自身の個性を最大限に発揮して、住まう人に安心と癒しと優しさを与えていくパワーに目覚めるのです。)




 これは、県の産業振興計画と云う大目標達成に大きな障害となる、大問題です。
県の職員を含め国及び市町村の役人の資質を変えることは、ある意味一つの大きな革命です。ここには、並々ならぬ「泣いて馬謖を斬る!」的な、トップの英断が要求されてくるのではないかと思っています。



 言い換えれば、それが出来れば、産業振興計画の70パーセントは、時間の経過でおのずと達成されていくのではないかと思うのです。



 そして、次に大切なのが、スピードです。



(悪と戦い、勝利をおさめていく過程で、絶対に必要なのが「スピード」なのです。これをおろそかにすると、悪に打ち勝ち、勝利の結果を得ることはできません。電光石火のスピードが、不可能を可能にも変えてしまうのです。)





 今色んな処で、各部署の振興計画にちなんでの説明会がとられていますが、内容があまりにも、具体性がなく、トップの情熱やピジョンの感傷的抽象論ばかりがオウム返しの如く、叫ばれて、私共が欲しい具体的な、内容や情報が、少ないのです。「これから検討して・・。」とか「もっと調べて詳しい情報を後から・・。」とか、本当にゆっくりと構えているのです。こうした姿勢に不安を感じるのは私だけでしょうか・・・。



 少し腹立たしいのは、トップ自らが、先陣を切ってスタートダッシュをして、戦っているのに、それを支え実現させて行くべき実行部隊が、「時間よー止まれ!!」的発想で、いまだに振興計画の情熱やビジョンに酔いまくっていてはいけないと思うのです。


 何としても、この計画を実のあるものにしてまいりたいと、戦い疲れで、少し弱気になっている自分に鞭打って、頑張ってまいりたいとつくづく思う今日この頃です。

 



 
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役人根性。

2009-08-04 20:02:31 | Weblog
古い上着よさようなら...。



 こんにちわ。連日何となく追いまくられて、毎日を送っているようで、こんな毎日を送っていると、はたして、このままで良いのだろうかという疑問も湧いてきます。


 あまり、時間に追われ過ぎる毎日を送っていると、「何のために働いているのだろう・・?」と、ふっと思う時があります。 もちろんわかりきった事なのですが、その解りきった事が、何か違う方向に行ってるのではないかと不審に思う事があります。


 人間、自信がなくなると、なんだか不安ばかりが積もるものです。



突然ですが、ここからは社員Sの代筆です。
今日は毎年恒例の「感謝祭」の打合せが協力業者の方々とありして、打合せ終了後、社長は業者会会長に誘われて、お食事会に行きました。
社長のブログを楽しみに見て下さってる皆様、申し訳ございませんが今日のブログの続きは明日という事でご了承下さい。

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竪穴式住居の復元に注目!!

2009-08-03 21:41:47 | Weblog
一日で、竪穴式住居の骨組完成



(朝10時ごろから、竪穴を掘ります。深さは約30センチぐらいの直径が3.2Mくらいの円形の穴です。)



(やぶ蚊に、刺されながらの、悪戦苦闘の穴掘りです。お母さんたちも一緒になって穴を掘りました。これが一番の重労働です。水分補給をしながら、交代をしてみんなで協力して、力を合わせて作り上げていきます。)




 昨日の日曜日、晴天に恵まれて、竪穴しく住居の復元プロジェクトに参加して下さる親子の方10名と、大工さんや協力業者さん11名の総勢21名で復元工事にかかりました。TV局の取材、○○教授による学生たちの教材用の取材など、して頂く中で思わぬ速さで工事は進んでいきました。


(柱になる丸太を切ります。ノコギリの有り難みが解ります。初めて使うノコギリでもしっかりとうまく使っています。)





(そして、杉皮をはぎとります。木虫が繁殖しない為です。合わせて柱のもとに亡父の為の墨を塗ります。昔の方は焼いていたのではないかと思います。)




(柱を立て、梁を掛けていきます。一本一本に木のつるで縛っていきます。ツルの代わりに荒縄で縛りました。子供たちも大変上手に教えてもらって結んでいます。)



 お昼を過ぎて、2時半ごろにはほぼ骨組は、完成をして、上棟の記念の撮影を行って、清掃、片付けをして、解散をしました。



(皆さんの共同作業で、骨組の大部分が完成をいたしました。予定以上に早く出来上がり、また自分たちの手作りで作り上げた喜びはまた格別だと思います。来週は、藁ぶきを行いますが、次回であらかた藁をふきあげる予定です。)



 8月9日(日)朝9時30分より当社事務所の裏で、復元工事を行っていますので、関心のある方はどなたでも結構ですので追いで下さいね~。
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なっ、なんと!!私に・・・!!

2009-08-02 20:10:43 | Weblog
高知工科大学から、依頼・・・?!



 こんにちわ。今日はびっくり仰天の、ニュースです。私も驚いていますが、何と高知工科大学で、9月26日(土)に、地域活性化システム論で、「古民家ときめき再生」についての話をさせて頂けると云うのです。


(150年以上の古い梁は、見る者の心を癒し、精神を安定させてくれます。古民家にはこのような凄い空間が、天井裏に潜んでいるのです。)





 しかし、私にとっては、少しでも多くの方に古民家の素晴らしさを知って頂きたいので、恥ずかしながらお受けいたしました。


(こうした四季に咲く、花々にも古民家はしっかりとマッチします。お互いが協調しあってそれぞれの意外な美しさを現してきます。いや、人間の優しさを引き出してくれるのです。良く見るアジサイの花も、異常に輝いて見えるのです。)




 当日は、三人の登壇で、それぞれ取り組んでいる活動を紹介した後、パネルディスカッション形式で会を進行して行くようです。私以外に、山村の素晴らしさを古民家を活用して、売り出そうとしているK社長さんと、古民家再生事業を行っている私と、そして県外の方で、古民家を活かした町造りで、地域の活性化に成功をおさめている方の話で、進めていくようです。


(百合の花も、ヤシの木も全てが美しく見えてしまうのです。古民家を見ていると身近な自分や周囲が素晴らしく見えてくるのです。)



 いずれにしても、私ごときが話させて頂く事はただ一つ、「古民家パワーは田舎蘇らす魔法のパワーだ!!」という事を皆さんに知って頂く事です。そのことをしっかりと話させて頂くつもりです。


(本山の北山山荘ゆずハウスです。160年以上前に、近江の国にあった家を移築して建てているのです。当時のそのままの囲炉裏傍です。)




 古民家だけに留まらず、「田舎力」が、多くの日本人のみならず海外の方々からも注目をされて来ています。それは、今後時間がたつにつれてますます注目とあこがれの的となっていくと、強く確信をしています。


(香南市の石積みの港の夜景です。こうした景色も、宝物です。田舎にはこうした宝ものが、一杯にあります。これらを活かし、活用して行くのです。本物を見せていくのです。)



 時代は、精神の時代へと大きく変わってきているのです。田舎の、文化、伝統、歴史であり、人間を全面的に信頼をした生活空間であり、安全安心を感じさせる、自然との共生空間が田舎には厳然と存在をしているのです。
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熱いだけでは・・・。

2009-08-01 17:24:55 | Weblog
冷静沈着に、具体的行動を!!



 今、日本全土に不況の波が覆いかぶさり、各地で、地域おこし、活性化への熱い論議が交わされて、少しずつ行動にうつされているようで、不況を追い風にと云う逆転の発想で、いい傾向だと思っています。



 しかし、事ここにきて、いまだに熱い思いのままのビジョン止まりや、抽象論のままで、細やかな具体策や具体論が一向に定まらない、若しくは本末転倒的行動が展開しているので、いささか驚いているのです・・・。



 本来、町おこし、地域活性化は、誰のために行い、誰のためにするのか。この最も根本的な事が、おろそかになっているような気がしてなりませんが、私の思いすぎでしょうか。




 古民家再生の、地域おこし町おこしは、まずその古民家に住まう方が大切になってきます。その方が、どの様な住まい方をするのか。
 そして、その方の住まい方で、充実した生きがいの持てる生き方、住まい方が、即地域の活性化に繋がり、町おこしに繋がって行く様にと、そのような想いで、私共は古民家再生工事を行っています。


(こうした古民家を好まれている方のほとんどは伝統文化を大切に思っています。その姿勢は生き様や生活に顕れて、地域の素晴らしさを見抜いていく感性があるのです。そうした行動がそのまま活性化に繋がり地域おこしにつながっていくのです。素晴らしい古民家のパワーです。)



 そうした古民家に今、多くの熱い視線とファンが増え、皆さんの意識が、歴史と伝統、文化を大事にして行こうという方向に向かっているようで、嬉しい限りです。


(ただ古いものをそのまま復元して昔のような生活に戻るというのではありません。古いものの良さと新しいものの良さを弁えた上で、新しい価値を作り出していこうというのです。そこには人間の精神的な価値をも生じさせていくのです。現代人が、最も必要としている所を、古民家は提供してくれるのです。)





 活性化が、ただ人を呼び集めるためだけの方向性であれば、何時かは又、必ず衰退して行くのだという事を、しっかりわきまえて、行動を起こしていかなければならないと、先日県の観光コンベンション協会の会合に参加させて頂き、つくづくと思ったことでした。「後悔先に立たず!!」です。
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