『福運集団の社長奮闘記』

私が感動した事・驚いた事・日々感じた事をたくさん綴っていきます!

熱いだけでは・・・。

2009-08-01 17:24:55 | Weblog
冷静沈着に、具体的行動を!!



 今、日本全土に不況の波が覆いかぶさり、各地で、地域おこし、活性化への熱い論議が交わされて、少しずつ行動にうつされているようで、不況を追い風にと云う逆転の発想で、いい傾向だと思っています。



 しかし、事ここにきて、いまだに熱い思いのままのビジョン止まりや、抽象論のままで、細やかな具体策や具体論が一向に定まらない、若しくは本末転倒的行動が展開しているので、いささか驚いているのです・・・。



 本来、町おこし、地域活性化は、誰のために行い、誰のためにするのか。この最も根本的な事が、おろそかになっているような気がしてなりませんが、私の思いすぎでしょうか。




 古民家再生の、地域おこし町おこしは、まずその古民家に住まう方が大切になってきます。その方が、どの様な住まい方をするのか。
 そして、その方の住まい方で、充実した生きがいの持てる生き方、住まい方が、即地域の活性化に繋がり、町おこしに繋がって行く様にと、そのような想いで、私共は古民家再生工事を行っています。


(こうした古民家を好まれている方のほとんどは伝統文化を大切に思っています。その姿勢は生き様や生活に顕れて、地域の素晴らしさを見抜いていく感性があるのです。そうした行動がそのまま活性化に繋がり地域おこしにつながっていくのです。素晴らしい古民家のパワーです。)



 そうした古民家に今、多くの熱い視線とファンが増え、皆さんの意識が、歴史と伝統、文化を大事にして行こうという方向に向かっているようで、嬉しい限りです。


(ただ古いものをそのまま復元して昔のような生活に戻るというのではありません。古いものの良さと新しいものの良さを弁えた上で、新しい価値を作り出していこうというのです。そこには人間の精神的な価値をも生じさせていくのです。現代人が、最も必要としている所を、古民家は提供してくれるのです。)





 活性化が、ただ人を呼び集めるためだけの方向性であれば、何時かは又、必ず衰退して行くのだという事を、しっかりわきまえて、行動を起こしていかなければならないと、先日県の観光コンベンション協会の会合に参加させて頂き、つくづくと思ったことでした。「後悔先に立たず!!」です。
コメント
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