『福運集団の社長奮闘記』

私が感動した事・驚いた事・日々感じた事をたくさん綴っていきます!

私の龍馬観 第19話

2011-01-23 18:15:45 | Weblog
新しい価値観で、行動!






(誰も考えつかない、独創的な価値の判断をしていたようです。・・・・出発点は、いかに生きていくか…いや、龍馬は、人々のため、土佐藩のために、日本国のために、いかに死んでいくかを、模索し続けていたのではないでしょうか・・・・。)





 昨夜は、南国市で、某政党の賀詞交歓会があり、参加をしていました。南国市をはじめ高

知県東部の各地のリーダーの方々が大勢参加をされていました・・・。




(昨夜は、南国市の某ホテルで行われました。盛大に盛り上がり本当にまた多くの素晴らしい方々と知り合うことができました。・・・・そして2次回3次会と、・・・またいつもの癖が、直りません・・・・。またお鍋を焦がしてしまいました・・・。まったく情けない男です・・。火気厳重注意!です。)




 私もいろんな方々と、初対面の交流や、久しぶりの再会などで、旧交を温めることができ

ました。   参加されている皆様は、各地域の活性化に向け、本当に志熱い方の会社や地

域を代表する素晴らしい方たちばかりで、県東部の活性化と発展に心強く、頼もしい限りで

した・・・・。



 さて、日本中を大きく注目をさせた、NHKの大河ドラマ『龍馬伝』も終わりましたが、龍

馬のに深い感銘を受けた全国の多くの方たちは、まだまだその熱はさめやらぬようです・・・。




 いや、ちょうど今龍馬が存在をしていた時代背景と同じような、いやそれ以上の日本国内

外の世界の動向に、龍馬的発想を取り入れようとの方々が増えているようです・・。



 坂本龍馬が、当時も今も、他の人々と、大きく違う根本的な所は、私は、龍馬の価値観であると思います。




(高知の素晴らしい環境のこんな素晴らしい青空を見上げつつ、龍馬は志熱く、夢を描いていったのでしょう・・・・。その原点は、人を最も大事に大切に思っていたのでしょう・・・・。人の最大の『利』である、幸せを常に考えて行動していたように思われるのです。この写真も、A局長の写真です。)





 価値観・・・。つまり、人間の人生にあって、何に価値を見出すべきか・・・・。そうい

ったところから、世界的に有名なのが、カントの「価値論」です。そのなかで、価値あるも

のとして、『真、善、美』が挙げられています。これが今世界の価値判断の基準の一つになっているよう

です・・・・。




(ドイツの哲学者カントです。人間の幸せについて、考え続けたようです・・・。しかしキリスト教の、神の存在が、常にあたまのなかにあったようで、価値論の中に『真』が入ったのではないかと思われるのです・・・・。)





 しかし、龍馬の価値論は違っていました・・・。つまり、『真』・・・真実、真理。この

一字の『真』は、価値として、あまり重大だとは、龍馬は捉えていなかったようです。




 司馬遼太郎の『龍馬が行く』の小説の中にこのような件があります。龍馬が最後に土佐

藩の参政重役方に、兵を起こす説得するする場面です・・・。最後のギリギリのところでの

説得です・・・。お互いの主義主張などの理論は、飛び越えて、話の要点は、抽象論は一切

用いず、主題は、『利害』であったのです・・・。




 土佐藩として、今どう動くことが、得なのか、歴史に名を残し、悔いのない方向に向かっ

て行動するかを説いていくのです。傍観者になるな!勝つか負けるかの分かれ目、藩や主君

の名を貶めていいのか・・・。もう歴史の大きな流れはそこまで来ている・・。このように

土佐藩の重鎮たちを心から心服随従させ、倒幕の行動を歓喜雀躍として、起こさしめて行く

のです。




 この龍馬の価値観こそ、大きく歴史を回天指していく原動力になっていったのではないでしょう

か・・・。


すなわち、龍馬の価値観は、カントの価値観『真、善、美』と違って、『美、利、善』であったのです。

 人は精神的にも物理的にも、価値を生む為の行動を起こすには、必ず『利』が必要なことを、身をもって悟っていたのです・・・。



 この考え方こそ、仏法の極意である価値論『美、利、善』とまったく同じなのです・・・。




(教育者であり、地理学者でもあった、初代会長の牧口常三郎先生です。仏法を勉強され、価値論『美、利、善』を、教えられるのです・・・・。)




 剣の達人として、剣の道を究めつくしたが故に、『無量義は、一法より生ず・・・。』(世間のいろん

な道を極めていくと、最後は必ず仏法の極意に通じていきますよ・・・。)という一文があ

る通りなのです・・・・。



 この龍馬の価値論『美、利、善』こそ新しい時代の、グローバル社会の一つの方向性へと

リードし行くキーワードではないでしょうか・・・。



 最後に、私の師匠である池田大作先生から頂いた、歌をご紹介したいと思いま

す・・・・。


この一年


幾百年にも


通じゆく


偉大な修行の


燦たる歴史を





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