『福運集団の社長奮闘記』

私が感動した事・驚いた事・日々感じた事をたくさん綴っていきます!

古民家に学ぶ! その一

2011-01-16 21:05:56 | Weblog
自分自身をさらけ出せ!!  






(高知市あぞのに完成をした築50~60年の古民家再生物件です。いつも感動と希望を教えてくれる、底知れない魅力を持っている古民家です。)




 古民家にいつも接していると、その古民家から、昔の匠の考え方や、人々の住まい方が、

何となくうすぼんやりと、感じられるような気がします・・・。そうです!古民家が、僕の

心に語りかけているのです・・・。




 そうした古民家の声なき声を聞きながら、再生工事に取り組んで行くうちに、新たな発見

をし、教えられることが多々あります・・・。




 それらを整理していると、なぜだか僕自身が、素晴らしい宝物を古民家から教えられてい

るように、いつも感じさせられてしまうのです・・・。『まさか!』と思いつつも、その思

いは募るばかりです・・・。



 僕が、古民家に、素晴らしい宝物を教えられて、大きく人生観を変えたのが、これです。

『自分自身をさらけ出せ!』この一言でした。気取るな!つくるな!あるがままの自分自身

を生きるのだ!と・・・・。




(古民家ときめき再生工事も、ここ数年だけでも数十軒、設計施工管理をさせていただいて古民家を蘇らせていますが、本当は逆で、古民家のパワーで、僕が蘇らせてもらっているのかも知れません・・・・。)



 考えてみれば人の一生は、短いものです。数百年と生き続けていく古民家から比べれば、

人間は、せいぜい100年やそこらです。古民家の長い最期を見届けていくことはできませ

ん・・・・。中途半端?で、終わっていきます・・・・。



古民家再生の魅力はどこから出てくるか!というと・・・、荒削りで、粗野な松の大木の

梁や、縦横に入り組んだ梁や桁を、室内をきれいに見せるために後で、内装工事をして覆い

隠し、本来の古民家の姿を隠しています・・・・。内装工事をした当時は、よかったかも知

れませんが、数十年するとその内装工事はもうボロボロです。しかし、その裏に隠されてい

る梁や桁や、壁は独特な風合いと魅力と輝きをほこりに埋もれながらも、厳然と光っている

のです。



 そんな古民家が、僕にささやきかけるのです。『変な虚飾を捨てて、心を開放し、自身を

さらけ出せ!』と、『変に格好をつけても必ずいつかはぼろがでる。それよりも、本物に徹

して、人がなんと言おうが、自分は自分らしく、欠点も弱点もさらけ出して、自分らしく生

きて行け』と、仮面をかぶった私の虚飾の心を、一瞬にして変えてくれました・・・・。






(数ある古民家と接してきて、古民家から、自分自身のあるがままの姿を見せて、行動することを、教えて頂きました。それ以来こんなに仕事や人生が、楽しいと思ったことはありません・・・・。私の人生観を、現実に根本から変えてしまったのです・・・。本当に古民家に感謝です!!)




 それからというもの、本当に楽しく充実した仕事?を楽しみ、感動しながら、心をときめ

かせて毎日を送っています・・・・。



 本当に古民家に感謝です!!古民家が教えてくれた『自分自身をさらけ出せ!そこから輝

く自身の人生が生まれる・・・・。』この言葉をひとりでも多くの方に、味わってもらいた

いと、心から願っているのです・・・・。




 ゲーテの詩の『五月の歌』の中にあるように、『・・・・新しい歌と踊りに 私の心は弾

む。 ・・・・』そんな心境なのです・・・。




人気ブログランキングへ←皆様ランキングに参加しましたので おかまいなければ ポチッ!!をお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする