永山則夫の100時間の放送をしていました。劣悪な環境の中で育ち4人も射殺していました。父は働かないで、ギャンブルに明け暮れる毎日母は8人の子供を産むのですが、貧乏なあまり子供をほんとうに捨てるんです。永山は愛情の一つを受ける訳でもなく5歳の時に捨てられました。母は夫に似ている永山がにくたらしかったようなんです。兄達からの暴力、まともな環境の中で育っていないのです。あんな中にいたらみんなおかしくなっていきそうです。食べるものもまともに与えらていない中で育ったので、小さい人のようです。こんな中で育ったらまともな精神状態に育たないです。罪は大変な事を犯していますが、あまりの劣悪環境の中にいたので、可愛そうになってきます。母もまた自分の母に捨てられていたのです。虐待されてきた人は自分の子供も虐待すると聞きます。それと同じなんだと思います。実の母の育てられ方もひどかったのです。子供を育てられない人がたくさんの子供を産んでしまったのです。19歳年上の姉が母代りのような感じだったのですが、2回も母親に妊娠中絶をさせられておかしくなって精神病に入院していました。まともに育っている子供は一人としていませんでした。みんな逮捕されたり、精神病院行きでした。こんな母親の元で生まれたならみんなおかしくなっていきそうです。母もまた被害者でもあったのですが、負の連鎖ですね。永山の家はお墓がないのです。あまり貧乏で家にあった漬物石が置いてあるだけです。誰もいつかないのでそのままとなっています。100時間にわたり永山に寄り添い精神鑑定した先生は永山に精神鑑定した言葉を違うと言われ、精神鑑定から退いていました。永山がそのとうりです。と言っていたなら少年の精神鑑定専門医になっていた人でした。先生の下した精神鑑定の文章は永山の精神状態を的確に把握した精神鑑定になっていました。このとうりだと思いました。あの当時の精神鑑定でPTSDを言われていました。心的外傷ストレス症候群です。捨てられ体験、暴力を振るわれていた事などすべての事が入ります。手首を十数回切って自殺も図っています。死ぬ事だけを考えて生きていたのです。こんな環境の中でまともな精神に誰も育たないです。不当な死刑判決だと思っています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます