mitakeつれづれなる抄

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京都祇園白川の春のライトアップが中止・人多すぎ

2017年04月03日 | 京都
 ツイッターで知った情報ですが、京都市の東山区、祇園の白川沿いで桜の時期に行われていた、ライトアップを今年は中止するということだそうです。
ANNニュースから:まるでホコテン…祇園の桜ライトアップ中止に(動画ニュースあり)

 祇園の白川沿い。白川自体は一部中断がありますが、岡崎の琵琶湖疏水から始まって、三条通を超えて、斜めに南西方向に流れ、知恩院へ至る華頂道の先で西へ向いて、東大路通を超え、祇園の北部に当たる地区のお茶屋さんが並ぶ地域を流れます。(グーグルマップの図を拝借)


 この東大路通から西への部分、特に地図にある橋本町の辺りが一番の人気スポット。
 普段からいい雰囲気で、水路沿いは護岸のために桜を植えたいきさつもあることから(一般論からの推定)、春の桜の時期は観光客向けにライトアップを行っていました。
 しかしこの情緒あふれる路も歩行者道路ではなく、普通に自動車が通行できる路であります。

 以前に一度行きました。2007年の画像です。




 行って、正直びっくりしたのは、石畳の道は歩行者道路(車両通行禁止)ではなく、普通に車両の通行が可能な道路でした。




 たしかに地元の自動車も通りますし、その当時は多少人が多いながらも、上のニュースのような光景はありませんでした。
 ここ数年で、急に観光客が増えたのですね。
 いえ増えたのは、各種統計や情報で分かっていましたが、10年前2007年の様子はこんな感じでした。

 春の時期に京都へは何度か行っていますが、祇園白川の夜景を見に行ったのは、この年一回だけの様子でした。
 京都へは早い時間に寄り道して、さっさと神戸まで行っていましたからね。夜の京都は、東山花灯路がありましたが、場所(地域)が違っていました。

 人が増えるということは、躾や礼儀が出来ない人も増えるということです。
 車路に自然にはみ出して、自動車の通行を妨げるだけでなく、事故の危険性もあります。
 東山区は、「観光公害」という言葉が公文書(というか行政文書)に記されるほどですので、観光客の振る舞いで地元の方の暮らしに影響が出ているという印象です。
 ライトアップで人が集まり過ぎるで、ライチアップ中止も致し方ないかもしれません。

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