mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

共謀罪と鉄道の撮影

2017年06月03日 | ニュースな話題
 ちょっとだけ政治向きのことを書きます。マスコミで今、賑わせているのが共謀罪成立です。その内容や目的は、読者の皆様の方が詳しいでしょうから書きませんが、今週初めのNHK政治討論で、この共謀罪では何が該当するのか?を野党が聞いていました。
 点けっぱなしのNHKラジオからですので、前の文脈は記憶にありませんが、共謀が疑われる事例として、「カメラを持って歩いている、のはどうなのだ?それは調べているから共謀になるのか?」という質問。
 これを聞いて、ハッと思い出しました。カメラというと鉄道写真。戦前の日本は鉄道の列車、特に貨物列車は軍事機密ということで撮影ができなかったです。
 共謀罪が、戦前の治安維持法に近いものだとう説があり、さすると、貨物列車を写すとしょっ引かれる・・・、のでは?などとふと思いました。

 尤も、今でも貨物専用の鉄道の中には、自社の貨物列車を写されるのが嫌がる社もあることは確かです。
 企業情報の関係だそうで、何をいつ輸送したかで企業活動が分かるというもの。
 貨物駅近くでカメラを出すと、「もしもし」ということにもなりかねません。
 これに加えて共謀罪が施行されると、戦前のような状況になるのではないか、などとふと思った次第です。

 その他にも、今のご時世は、昭和一桁の頃に似ているそうで、危ない世の中になるのではないかと気がかりです。

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