今日、尾張一宮駅午前11時09分発の電車に乗るべく道を歩いていたら、栄一丁目の交差点を過ぎた先に見える尾張一宮駅上り2番線。普段はいないはずなの線路に何やら電車が。
上り2番線というのは、一番東側のホームの無い線路で、時々「珍車」ともいえる車両がやってきたりします。今回もその類か?などと歩くうちに、だんだん駅に近づくと、それはJR西日本の225系っぽい。フラダンス教室のそばでそれは完全に断定できました。
こんなことならもっと早くに駅に着くようにしておけばよかった。丁度発車時間に間に合うように、途中ゆっくり歩きましたもので(暑いですし)。
で、その225系。6両組成が登場したのですね。
編成は、尾張一宮駅の上り出発信号機に近づけて停めてありますので、もう少し近くで撮影。
背景で一宮市内であること、地元の方ならお分かりでしょうね。
大阪方、というより下関方先頭車は、クモハ224-6。全車の車号控えておきたかったですが、あと数十秒後に乗らねばなりませんでした。
この尾張一宮駅には、JR西日本の大垣直通列車が221系に替わるとき、やはり乗務員の訓練でこの上り2番線に留置されていました。
現在、大阪方面から大垣への直通列車は、3往復で上下6本あります。大垣行きは223系4連、221若しくは223系4連、223系6連の順でJR東海に乗り入れます。この編成が6両組成であることから、223系6連の運用に今後は225系も入る可能性がありましょうか。
そのためにJR東海の乗務員も車両を周知するために試運転など、車両の扱いの訓練が必要で、おそらく今日見たものは、その類かと思います。
しかしJR西日本のアーバンネット区間内でもなかなか見かけない225系ですけど、まさか我が地元、JR東海の尾張一宮駅で見かけるとは思いもよりませんでした。225系登場で、可能性は考えられましたけどね。
一つ感心したこと。どこでどう聞きつけてきたのか、ホーム上には同業者の方が沢山。知ってる人はいなかった(気付かなかった?)ですが。
撮影:2011年6月12日11:07~08の間
***画像追加
この225系、その後6月13日と14日も尾張一宮駅に来ていました。一宮市内が入る様に写してみました。
この画像の左側の工事は新駅前ビルの工事現場。昭和の香りがする「一宮ビル」は、新駅ビルが完成するとこの位置からは見えなくなります。
何ゆえの一宮?ですけど、訓練用のイレギュラーなものですし、お説の通り大垣の車庫の電留線が一杯で、しかし一方で尾張一宮駅の上り2番線は「ヒマ」だから、です。
かつて大垣夜行やその後の臨時「ムーンライトながら」の編成は、大垣駅着後、車内整備を終えたら、手狭な大垣を出て、この尾張一宮駅まで「休みに」来ていました。
しかしここ2年ほどは午後の一回だけ貨物列車が使用していて、こうした「珍車」は少なかった時期がありました。