神戸電鉄有馬線で小変化・折返し3両編成に・6/1から

　神戸電鉄webサイトの新着情報によれば、6月1日から運行列車で4両編成列車の一部を3両編成に置き換えるとのことです。これは神戸電鉄の経営改善計画（平成 24 年～28 年による経費削減の一つで車両の短編成化を進め、運行経費を抑えるというもの。

　そこで今回は4両組成の2本を3両組成に組み変え、来たる6月1日から一部列車を4両編成から3両編成に置き換えることになりました。

神戸電鉄のお知らせ→http://www.shintetsu.co.jp/tetsudou/timetbl/img/130510.pdf

　要するに赤字であえぐ粟生線対策なのですが、この3両編成化対象列車は、殆どが有馬口⇔有馬温泉間折返し運用列車。

　有馬温泉駅は、線名こそ有馬線ですが、有馬口駅～有馬温泉駅間を折返し運行しており、有馬口駅で、新開地～三田間列車に接続しています。しかも三田方面と新開地方面とそれぞれに接続させるダイヤなため、有馬口～有馬温泉間の距離と走行時間からは、この区間には一コ列車で賄えますが、実際には二コ列車を充当。さらにこの有馬温泉折返し運用は、朝の新開地方でのラッシュ輸送も行なってから、この有馬温泉折返しなので、4両編成で運行しています。

　なんとも勿体無い。2両組成で十分です。しかし前述のこの区間だけの運用ではないので、汎用性のある編成に成らざるを得ません。

　しかし今回、3両編成に置き換わることになりました。どうも1100系の一部に中間車を抜いた3両編成が登場したそうで、他の3両編成とともに3両組成コースに入るのでしょう。神戸電鉄からのお知らせでは、今回置き換わる車両運用が丸分かりです。

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　今でこそこの有馬温泉折返しは4両編成ばかりですが、かつては3両編成も入っていました。

2007年撮影

　そして有馬線の小変化もう一つ。有馬口駅～有馬温泉駅間に存在していて休止中だった新有馬駅が、今年に入って正式に廃止となったらしいと伺いました。撮影は2007年当時のもの。