mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

関西の鉄道と言えば・粋も甘いもで放送予定

2010年04月29日 | ラジオ・テレビ

 ABCラジオで水曜日と木曜日の午後は「桑原征平・粋も甘いも」が放送されています。人気番組で今年4月の改編期ではそれまでの毎週木曜日だけだったのが水曜日も加えられ、週二回の放送となりました。

 その昨日水曜日の放送終わりがけに、「明日の予告」として木曜日放送分(つまり今日)の告知があり、午後1時過ぎにあるコーナー「関西人の常識2010」、本日放送のお題は「関西の鉄道と言えば・・・」だそうです。「関西を代表すると思う鉄道をリスナーの皆さん挙げてください」で、鉄分が少しある征平さんらしい企画。

 恵理ちゃん(水曜日のアシスタント:小川恵理子)はえちぜん鉄道ならぬ、現在の居住地近くを通る近鉄、征平さんは生まれ育った西院を通ることで阪急、それも京都線をあげておられました。

 私だったら、やっぱり阪急ですわ。阪急いちおし、それも神戸線。神戸線は単によく乗りますし沿線風景がお気に入りだけの理由ですが、阪急という会社、関西は関西でも北摂地域の文化を創り上げた会社なのです。よくぞあれだけ沿線の文化を創造したものと、その沿革には大変興味ある会社です。

 一方で和泉を走る南海。かつての南蛮貿易で馳せた堺商人に端を発する文化のもと敷設されまして、社風にはまだその頃の重みのある名残りが見られます。ただ経済の歴史深いことからなのか、阪急ほどに沿線の文化創造の影響力があったわけではなさそうです。

 近鉄。これはただ大きいだけ。複数の鉄道会社が合わさって今の近鉄があり、線毎にはそれぞれの沿革があるので、十把一絡げでは話せませんね。神社仏閣への参詣鉄道が多くありました。

 京阪。こちらも阪急ほどではないですが、沿線の文化創造に育んできました。京と大坂を結ぶ淀川水運の上に成立った会社で、地味に発展して来た印象がある様に、技術は堅実なところがあります。

 阪神。これはどこか名鉄にた印象がありますかな。沿線の方々に電車に乗っていただく動機を与える営業はようく似ています。名鉄が行楽地に対して阪神は、あの職業野球。いや阪神も少しは沿線の行楽地開発をやってきました。

 最後にJR西日本。当然関西では最大の企業さんですが、所詮はJRグループの一員。国の国鉄分割民営化政策で誕生した会社で、地域密着をうたいながらその実、向いている方向が一寸違う様に感じられるのは、私だけかもしれません。

 こんなことこのブログに書かずに番組に送ったらどうだと云われそうですが、今日の粋甘、多分聴けないんです。それにブログですと後々読んで戴けると思いますしね。