このところ関西ネタが続いていますので、一つ地元から。地元言うても画像撮影は名古屋市内ですが。
私の住む一宮市では、毎年4月3日に真清田神社の例大祭が行われ、かつてこの神社の辺りに桃の花が多数あった事から「桃花祭」と呼ばれています。地元に住んでおりながら実はこの桃花祭は詳しくなく、突っ込んで書くことはできませんが、流鏑馬(やぶさめ)神事、神輿渡御、からくり山車など、世が世ならば遠隔地から人が訪れるほどの祭であったらしいです。
で、桃の花。この近辺、梅や桜はよく見かけますけど、桃はついぞ見かけません。桃花祭が行われるほどの桃は何処へ行ってしまったのでしょうか。お陰で桃の花を目にする機会が殆ど無いまま今日に至っています。
という前置きで、いつもの東山植物園から。ここには桃の花があります。いや「モモ」ですね。ビオトープ東海の植物保護園から。
バラ科モモ属で、桜の花とよく似ています。
ここは万葉の小道でもあり、万葉集から関連する歌が紹介されています。
こちらは也有園武家屋敷門の前にある桃の木。桃色の花と後ろの桜の花とがよく合っています。
綺麗に花びらが開いています。モモってこんな花だったのですね。
これらのつぼみは今頃はどのくらい開いているでしょうか。
この撮影した日も、相変わらず閉園40分前に入り、駈足撮影です。でも流石に日が長くなってますね。曇天で午後5時でも普通に撮影できました。上の也有園での画像は、丁度雲の間から西日が後ろの木々に射し込んだ時です。自然の織り成す妙です。