お盆に咲く、高砂百合。

昨日は終戦記念日、お盆はご先祖様があの世から帰って来るらしいですが、そんな時期に合わせたように咲く高砂百合。
今年は猛暑のせいか、例年より早く７月３１日から咲き始めました。


平地に咲く野生の百合です。






蕾は細長くうな垂れて、ちょっと幽霊っぽい。










背の高いものは２mくらい、５０cmくらいの小さいものもあります。今年は草刈りで、早く伸びていたものは切られてしまいましたが、それでも刈られなかったものが伸びて、けっこう咲きました。










花が開くと、地味な百合でもけっこう華やかです。純白で石鹸の香りがします。






球根と種から育ちますが、何故か毎年少しづつ場所を変えて行きます。２０年ほど前は、和歌山の南の方でよく観られたのですが、温暖化で北上してきたようです。








今年は台風５号が途中で来たために、一斉に咲きそろう前に散ってしまったものもありますが、雨がかかって尚綺麗です。