‘Tis Nature's Voice~それは自然の声~Ⅱ

みらくる・あっこの気ままブログ

アンサンブル・パッサメッツォ・アンティーコさん、久々のコンサート🎶

2016-07-20 12:14:38 | Music
7月18日
近畿地方は梅雨明けとなりました。この日は神戸・御影の「母の家ベテル」で、久々のパッサメッツォ・アンティーコさんのコンサートがありました。


前日は、京都産業大学・神山ホールであり、この日は2回目です。
上田浩之(バロック・ヴァイオリン)、竹内茂夫(リコーダー、バロック・ギター)、吉田健(バロック・チェロ)、山下佐智子(チェンバロ)のメンバーで、
バロック音楽でも、初期バロックに限定して演奏している、ちょっとマニアック、いやかなりマニアックなグループです。
一応アマチュアの方達ですが、アマチュアだからこそ出来る、探求心とプログラムで、実力的には中途半端なプロよりは上手いと思います(^^♪。


2年ほど前に久保惣美術館コンサートで、共演させていただいたのをきっかけに、リコーダーの竹内さんはバロック・ギターを始められて、今回は通奏低音やソロでも、かなりギターを演奏されていました。元々バンドでギター経験があるので、全くギターは初めてというわけではないそうですが、やはりかなりの勉強家なので、バロック・ギターならではの曲を、これからも探求されていかれるようです。
リコーダーは余裕で吹いておられるので、安定感はありますが、安定にとどまっていないのが、向上心のある方なのだな~と思います。私のハープとはえらい違いです(^-^;。

上田さんもヴァイオリンは、安定して上手いのですが、一部の最後の、技巧的なベルターリの「チャッコーナ」は、凄い速さで弾かれていました。
通奏低音の3人の音が効果的に入れられ、飽きさせない工夫がありました

チェンバロは白木の一段鍵盤で、イタリアン・チェンバロで、山下さんのフレスコバルディの「トッカータ」は、煌めきと柔らかさが出ていて、とても綺麗な音でした

低音楽器が時としてソロを受け持つ場合があるのですが、私個人的にはチェロ的な音が好きなので、非常に嬉しくなります。
チェロとギターのアンサンブルでは、5弦のチェロを使用。今回は吉健さんのソロも多く、チェロの音も堪能出来て良かったです

高音楽器と通底楽器の様々な組み合わせで、ソロや合奏の色んなプログラムで、とても楽しかったです。
リコーダーは、小学校3年生で習いますが、プラスティックのリコーダーは、低音を強い息で吹くと、音がひっくり返りやすいそうで、かえって難しいとか…。形もほぼ筒状ですが、この木のリコーダーは、強く吹いても音がひっくり返らないそうです。
今回使われていませんでしたが、後ろにある小さなパイプ・オルガンが、気になって仕方ありません(^-^;。



行きは阪神高速神戸線で行ったのですが、何故か帰りはスマホ先生の導きで、やっぱり湾岸線に入りました。
夕方、神戸線が20キロの渋滞だったらしく、スマホ先生の案内は以外と正しいのかもしれない。一度も渋滞に巻き込まれませんでした(*^^)v。