‘Tis Nature's Voice~それは自然の声~Ⅱ

みらくる・あっこの気ままブログ

金剛山の雪景色

2013-02-20 13:22:51 | 日記
連日たいへん寒い日が続いていますが、先週の土日には金剛山も見事な雪景色になっていました。
前日の金曜日によく雨が降りましたが、金剛山ではものすごく雪が降っていたらしく、チェーンを着けないと、ロープーウェイ近くの駐車場へ行くのも危ないと聞きました。
山荘へ泊る予定だったので、朝はゆっくりして駐車場に電話してみたら「たった今ノーマル・タイヤの車が上がってきました!」と言われて大丈夫そうなので、新しい桜色タントちゃんで行くことに。お天気が良かったので、道路はだんだん雪も溶けてきたようです。

 
前の週とは違い、本格的な雪景色に変わっていました。

     
ロープーウェイから見える景色も、迫力の雪景色に。


樹氷きれい~!


ロープーウェイを降りたら、樹氷のトンネルのような雪道を登る

    
暫く登っていくと、山道に木で出来た素朴な鳥居が出てくる。ここから先は聖域である。菊水の紋楠正成公のゆかりのあることを示している。大楠公・楠正成公を祀った「葛木神社」への参道になり、右手に神社へ行く急な階段がある。
実際には金剛山で一番高い所、山頂になるのがこの神社だそう。楠公さんは白馬に乗っていたのでしょうか?雪の白さと相まって美しい。

    
神社を参拝して先へ進んでいくと、根元が繋がっている二本の大きな「夫婦杉」というのがある。石碑には各年代の気持ちのあり方が刻まれています。夫婦に関して書いてありますが、人生全般にも言えるような言葉です。
30代…努力、まだ若さがあるから頑張れる。知らないことも多いので、多いに勉強すべしである
40代…我慢、確かにこの年代が一番しんどい、言えてる…。身体は衰えていくのに、若いつもりでいて、そのギャップが辛い。子供も思春期ぐらいで、精神的にも金銭的にも厳しい。現実から逃げたくなる
それで到達する境地が、50代…諦め、あきらめたら気持ちがちょっと楽になる、人生どんな状況にあっても楽しまにゃ損、ここまで来たらいつ死んでもいいかとも思える。ちょっと投げやりである
60代以上は生きてるのが奇跡と思えたらいいですね


お寺もあり、大きなしだれ桜は今は雪の花。春もさぞかし綺麗だろうな~
最終地点の広場には、珍しい緑の桜があるらしい。

   
お弁当タイムは、やはりバーナーでお湯を沸かしてカップヌードル、コーヒーも入れる。このために夫は重たい荷物を背負っている(^_^;)。
私は知らなかったんですけど、「香楠荘」という宿泊施設があり、温泉や食事も出来る所があります。そこで一泊して、ゆっくり明くる日に帰りました。


部屋からも樹氷が楽しめ、樹氷の向こうから朝日が昇ってくる景色も観れました

  
雪質が良かったので、アイゼン要らずの楽々プチ登山でした。
子供もいっぱい来てて、そりすべりが楽しそうですし、車椅子コースなどもあるので、四季それぞれに誰でも楽しめそうな、近場のお気軽登山としてお勧めです


  



 
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする