―TSUREZUREGUSA―

つれづれと、日々のおもひをつづること。

テノールな夜

2008-09-30 23:47:01 | ミュージカル
たまには親孝行でも、と。

先日、声楽をやっている母を誘って錦織健さんのコンサート、
「錦織健 テノール・リサイタル」@シンフォニーホールへ

演目は2部構成で、
第一部は、河原忠之さんというピアニストと共に、
「からたちの花」「椰子の実」「この道」など、
少し懐かしい日本の童謡などが中心。

第二部は、ロッシーニやドニゼッテイのオペラの歌を中心とした
華やかないかにも声楽な歌モノでの構成。

何気にこういう一人で歌い上げるリサイタルは、
見た目には派手さにはかける分、
実力がストレートに出る気がする

生歌は、やっぱり良かったなぁ。
丸みのあって深い声がホールによく響き渡って、
高らかに歌い上げているときなんて、
声に包まれているよう。
第一部のピアニストのソロも間にあって、
ピアノの音色にひたる時間も。
生で聴くその音色は、とても優しくて繊細

忙しさに取り紛れると、
行こう行こうと思いつつ行きそびれたりするけれど、
たまにこういう時間を持つことはやっぱり大切。
心と頭のリフレッシュ
音楽を愛でたり、絵を愛でたり自然を愛でたり、
そういう心の余裕を大切にして日々をおくりたいもんだなぁ、と、
常々思っていることをまた改めて思ったり

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