―TSUREZUREGUSA―

つれづれと、日々のおもひをつづること。

未完な運命

2007-03-31 22:40:31 | BOOK
プルーストを読む―『失われた時を求めて』の世界

集英社

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マルセル・プルーストの「失われた時を求めて」の魅力を綴った新書
「失われた時を求めて」は全訳13巻、7編にわたる超大作。
先月読み始めたのだけれど、
文章やエピソードがあっちこっちにとんでやっぱり読みづらくて…。
人の無意識に色々なことを同時に考えたり思い出したりするけれど、
それがそのまま活字になった感じ。
全巻読んではじめて話が一つにまとまって大成するとなると
途中で読むのをやめるわけにもいかないし
でもいまいちペースもあがらず、
2巻目の途中でペースダウンして、
他の読みたい本に流れておりました

…てことで、手にとってみたこの新書
「失われた時を求めて」の研究に関して
国際的にも知られた著者が、
「失われた時を求めて」の隠された主題を読み解いたり、
重要なシーンを抜き出して考察したり
単に魅力的なシーンを綴るだけでなく、
研究的な側面からの考察が面白い。
もう一度全巻にとりかかる気力が少しわいたような気がする


「プルーストの作品の根底には、読書についての省察がある。
 《一冊の本は、読者の魂と精神にいかに働きかけるか?》
 という問いへの回答がある。」

       ――――――――――バンジャン・クレミュー

何気ないもの

2007-03-31 22:21:55 | BOOK
藤沢周平 父の周辺

文藝春秋

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藤沢周平の娘、遠藤展子さんが著した
家族の思い出をつづったエッセイ
色々な記憶の断片が綴られていて、
一つ一つはほんと何気ないエピソード。
だからこそほんわかしてしまう。
何気ない日常が幸せなんだと、
そんな日常があたたかな思い出になるのだと、
気づかされる一冊。
ほんわか

たまには自分にご褒美も

2007-03-31 00:13:02 | 旅、散歩
女友達と、女な旅行
贅沢に、自分へのご褒美をかねて
行き先はTHALASSA Shima(タラサ志摩ホテル&リゾート)
お目当てはタラソテラピー
ミネラルたっぷりの海水を利用したパックやエステ、マッサージなどなど。
ももももも、最高っ

セレクトしたのは、
プライマリータラサというプラン
フレンチのランチ付で、タラソテラピーのメニューを
3アイテム、ミニアイテムを1アイテム選べるプラン。
フレンチなランチのコースを頂いて、
タラソテラピーなメニューに突入
まずは、カプセルみたいな物体にはいって
有効成分いっぱいのミクロなジェットにもまれる
ハイドロマッサージバス
続いてジェット水流を浴びながらストレッチする
ジェットプール
最後にメインのアルゴテラピー
海藻のパック。全裸でパック
顔以外全部パック塗られてくるまれて。
んでもって、フェイシャルマッサージヘッドマッサージ
しかもこの施設、
タラソテラピーを受けたらホテルの施設が使い放題
ハーブティーやミネラルウォーターも飲み放題
なのでタラソテラピー後も
プールで浮いたり、サウナで蒸されたり、ジャグジー浸かったり
滞在時間ギリギリまで、満喫

何がいいって、環境が良かった
ザ・リゾート
施設全部オーシャンビューで、全てが非日常。
屋外の展望ジャグジーなんか海が一望で最高!
潮の香りと波の音にもリラックス
わざわざ行かないと行けない非日常な場所。
その非日常感が実はとても大切だと思う。
ガラス張の向こうの水平線だったり、
目の前に広がる砂浜だったり、
その景色を生かした施設と、サービス

特別お金持ちになりたいとも思わないけど、
セレブってこんな風に生きてるのかなぁ、なんて
そういえば、フレンチのランチ食べてる時、
となりのマダムは一人で優雅にフレンチ食してた
一人で優雅に一日そこで過ごしてゆったりと帰るのだろう。
いい意味で自分にお金をかけているのだろうし、
つけてるネックレスが嫌味でなくとても素敵だった
さりげないダイヤのプチネックレス。

とりあえず思ったことは、少しの贅沢をちょこちょこもいいけれど、
がつんと思い切った贅沢もたまには必要ってこと
満足度もリフレッシュ度もケタ違い。
たまには少し思いきった自分への贅沢も
いいもんだと思った次第

あ、しくった・・・。

2007-03-28 23:32:31 | エトセトラ
フォーマルに、送別会
某シティホテルにて。

なんとなく、根拠もなく円卓を囲んでビュッフェな感じを予想
出席する面々を思い浮かべるに、
ビュッフェにそう何度も行けないよね、
ましてやがっつり食べれないよねぇ。
・・・とってもおなかが減ったぺーぺーの女二人。
気を回してパーティーに行く前に、がっつりと、お茶。
小腹を満たして、いざパーティーへ

・・・しっかり、着座にて
コース料理なパーティーで御座いました・・・。
・・・うぅ。今日(も)たべすぎたぁ

思えば、かれこれ早2週間・・・。

2007-03-26 23:59:58 | エトセトラ
最近、もっぱらめがねっ子でございます
そのせいだかなんだか
頭もぼーっとするし、ねむいし、つかれやすいような
ドライアイのせいと、
2週間使い捨てのコンタクトを3週間使ったせいと、
もろもろの相乗効果で目に傷が…。
2、3週間とりあえずコンタクトを禁止され、
めがねにて生活の日々。
早2週間経過・・・
うぅ。

はやくコンタクトにもどりたいな

葉っぱの匂い

2007-03-26 23:41:58 | エトセトラ
なんとなく元気がなくて、
えらく肌が荒れていて、
高校球児が全員平成生まれなことに軽く石化する今日この頃

草の匂いを嗅ぎたい。
水の流れを見つめたい。
風の音を聴きたい。
山の空気を吸いたい。
土の上を歩きたい。

だいぶ自然に飢え気味。
なんだかしょんぼりしてしまう。
肌荒れなんかのストレスかなぁ。
はやく充電しなきゃ

もう一度訪れたい場所

2007-03-23 23:19:02 | ART・建築
「西の旅」の今月号。
テーマは「西日本の未知なるアートへ」
とっても懐かしい建物を発見。
植田正治写真美術館
大学4回の時、訪れた美術館
設計が高松伸なので行ったのだけれど、
本当に建築とロケーションが一体になる良さを感じた
今でもとっても印象に残っている美術館
青々とした田んぼ。広がる大山の裾野の雄大さ。
それらを存分に生かした現代的な借景
特に建物内部からの眺めで、大山を望む風景を
建物の壁が絶妙に切り取るポイントがあって、
その完璧さにその場所から動けずとどまっていた記憶あり。
今月の「西の旅」には丁度その位置からの写真がのっていて、
その写真は記憶より鮮やかでやっぱりとっても完璧で
もう一度訪れたいという衝動にかられたわけで
ずんずん。
なかなか気軽に行けない距離と辺鄙さだけど、
一日そこでゆっくり過ごすくらいのいきおいで、
もう一度、機会をつくって訪れたいものだなぁ、と

それ、かなり違う・・・。

2007-03-23 22:55:40 | エトセトラ
電車の中で。
おとなりだった二人の女の子

「・・・へー、で、彼氏何部なん?」
「ハンドボール部~
「ハンドボールってどんなんだっけ?」
「なんか、すっごいちっちゃいボールをなげあうのー
「そーなんやぁ

・・・納得ですか!?
とりあえずハンドにたいして興味がないことは分かりましたが

あまりのアバウトさにうとうとした目が思わずぱっちりしたのと
ハンドってやっぱある種マイナーなんだなぁとしょんぼりしたのと

てるてるな誘惑

2007-03-19 23:02:39 | エトセトラ
やたら最近3月だってのに冬モード。
でも、お店はすっかり春服でカラフルでうきうきする
寸短ノーカラー、
おっきいボタン、
てるてる坊主なシルエット、
…今年の春ジャケットのはやりは
めっちゃ今年着たら着れなさそうなデザイン。
なんだかなぁと思いつつ、
でも可愛くみえてしかたない
うぅー