―TSUREZUREGUSA―

つれづれと、日々のおもひをつづること。

やじろべえ免震

2007-04-26 22:38:51 | ART・建築
某建設会社のショールームで初適用されたやじろべえ免震構造。
免震装置を頂部に置いた逆転の構造。
一本足の上に乗せられた大きな躯体
まさにやじろべえ

理屈でいうと、
固有周期を長くなると層間の変位は小さくなるわけで
理論では分かるものの、
細い一本足に大きなボリュームのものが
どーんと載っている図にはびっくり。
感覚的に、やじろべえな形状にやっぱり不安定なものを感じるからかなぁ。
免震の理論は理屈で分かるし、
理論に裏打ちされたシステムには素直に納得するのだけれど。

ただ免震やら構造やらを別にしても、
個人的に、デザインとして、
建物がぷかっと浮いてみえるのは面白いなぁと思う。
浮遊感というか。
面白い建物が建ちそう。
もっと大きな建物で、足を細く細くして、
宙に浮いているような建物、見てみたい

結婚しました。

2007-04-22 20:40:24 | エトセトラ
・・・・・・大学の先輩が(笑。

昨日はその先輩の2次会におよばれ
久々に会った先輩はめっちゃ笑顔でしあわせそーで。
およめさんも可愛らしくて元気そうな人で。
いいなぁ
仲良しなんだろうな
めっちゃしあわせな家庭になりそう。
その先輩にはほんと研究室時代お世話になったし、
とっとも面倒見良くてお兄ちゃん的存在。
いいだんなさんになるだろうなぁ
およめさんにもとっても優しいんだろうなぁってことが、
ほんと簡単に想像出来ちゃう
しあわせそーーなお二人に、
だいぶんしあわせのおすそ分けをもらっちゃいました。
心の底から、おめでとう、デス
おしあわせにーーっ

               

久々に大学卒業して以来会ってなかった先輩にも、
昨日はいっぱい会えた。
ほんっとひさしぶり。
5年という歳月
変わってないようで、でもしっかり変わっていて。
キラキラ人生を生きてる人ってやっぱり魅力的
モチベーションとして良い刺激を受けたし、
そういう先輩がいることは自分の糧だなぁと思う。
でも刺激を受けるばかりでなく、
自分自身がそうありたい

自分自身が毎日充実して過ごすこと。
肉体的にも、精神的にも、
色々ものを吸収し、アンテナをはり、
自分自身を律すること。成長すること。
キラキラして魅力的なオーラは、
自然にその人から放たれるもの
魅力的な人から刺激を受けて、
でも自分も同じくらい刺激をその人に投げ返せる、
そういうふうに自分自身成長し続けないといけないし、
良い意味で変わり続けなきゃ、と、
停滞していたらダメだなぁ、と
魅力的な方々に刺激を受けて、
軽い焦燥と共に、ぴりっと気を引き締めてみたり

               

それにしても、
今日は今日で、前の会社の同期の結婚式だし、
次の土曜は高校の友達の結婚式だし、
なんかなにげにしあわせラッシュ

直島⑤―ベネッセハウスミュージアム

2007-04-20 23:18:46 | ART・建築
直島の中核施設、ベネッセハウス
美術館と宿泊施設が一体になった施設。
美術館に泊まれるっていうコンセプトだけできゅーんとなる
ウエルカムシャンパンで迎えられて、
ゆっくりしてお酒を飲んで、
夜をミュージアムでゆっくりと鑑賞出来ちゃう
そんなことが出来る美術館なんてないし、
そんな過ごし方って贅沢の極み
全部の宿泊タイプ制覇したいけど、
次行った時は、ちょっと贅沢してオーバルに泊まりたい

結局ベネッセミュージアムの作品を見て回ったのは
のどかにお昼だったのだけれど、
いいお天気で日差しもキラキラしてて、
自然光がたっぷりの中での鑑賞で
「天秘」の滑らかな大理石に横たわって青空みあげたり、
テラスから瀬戸内海を眺めたり・・・
作品が雨ざらしの外に飾られてたり、
テラスの吹きさらしの中に置かれてたり。
カフェの中に展示品があったり、
階段の途中にこっそり展示されてたり
現代アート中心の常設展示。
常設展示の美術館は、
やっぱり一つ一つの作品がその場所に展示されていることに
一つ一つ意味やこだわりがしっかりとあって、
そういう姿勢、コンセプトがいいなぁと思う
ベネッセハウスミュージアムは、
展示作品への愛がふつふつと感じられる美術館で、
歩いて回っててぐぐっとそれらを感じる瞬間が多々あって、
それらが、たまらなく、好き

自然の中の美術館って、ほんと偉大
建物が醸し出す雰囲気自体が不思議におおらかだし、
青空がとっても似合っていたし、
ギャラリーから臨む砂浜も、水平線も、
太陽が反射してキラキラしてた
美術館行くのは雨でもいいかと思ってたけど、
地中美術館も、ベネッセミュージアムも、
晴れの日に行くべきだと声を大にして言いたい。
自然光たっぷりの美術館だけに、
夕日の瞬間、朝日の瞬間、
一日の時の移ろいを感じて一日過ごしてみたいなぁ

直島④―家プロジェクト

2007-04-19 23:42:21 | ART・建築
直島の本村地区周辺で行われてる一連のプロジェクト
家プロジェクト

古くからある民家や集落
それらを壊すでなく、
残しつつ、現代アートと融合させる試みで、
参加しているアーティストを並べるとそうそうたるもの。
特に今回は既設の家プロジェクトに加えて、
NAOSHIMA STANDARD2の展示も多々あって◎。
全部の作品、
無人の状態で、自分と作品だけって状態に身を置いてみたかったなぁ
次行くときは、「きんざ」もいこう


写真は、「南寺」
安藤忠雄の焼き杉材を使用した木造建築に、
ジェームズ・タレルの作品が展示されたもの
今回の直島ではジェームズ・タレルの作品見る機会が
多々あったのだけど、
理論や言葉を尽くした解説なんかより、
実際に体験に勝るものはないとしか言えない
『光』とはなんぞや。
面に見えたものが空間で、
空間の広がりが光で
2次元にみえて、近づくと3次元で・・・。
素面じゃなく、少し酔った状態でもう一度、対峙したいなぁ

                     

行きたくなったのが、前から興味のあった新潟にある光の館
ジェームズ・タレルが手がけた宿泊施設
発光するお風呂や、寝ながら切り取られた空を見上げる天井。
その他もろもろ。アートの体感。
天井とかきっと地中美術館の「オープンスカイ」みたいなんだろうなー
宿泊だったらお酒呑んでアートの中にいれるし
頭がはたらかない、感覚が先行している状態、
そんな状態の方が理屈抜きで作品の核に近づける気がする

情熱と構想力

2007-04-19 07:55:26 | 名言
『文化は経済に従属するのではなく、その逆でなければならない。』

                ―――――――――福武總一郎

直島③―NAOSHIMA STANDARD 2

2007-04-17 22:24:03 | ART・建築
そもそも、直島には行きたかったけど、
この前の週末に予定を押し込んだのは、
NAOSHIMA STANDARD2の期間だったから

常設の屋外アートやブロジェクトはいつ行ってもいいとして・・・。
この4/15(日)までが、
NAOSHIMA STANDARD2っていう企画展を島全体でやっていて、
その期間だけのイベントやアートが島に点在している状態
その時期だけ展示されるアートや企画
島をアートのオリエンテーリングのようにめぐる感じ。
ビンゴゲームみたいなチケットで、
訪れたアートを自分でチケットにポコポコ穴を開けてく
なんかそういう細かいところも心憎くて、楽しい
展示もジャンルでいうと現代アートってやつに属するんだろうけど、
でも直島でしか成りえない、アートの数々
既設もの、土地のものを利用して、アートに
そういうコンセプトにも、
漂う土地に土着した感覚や香りにも、テンションあがるってもの

中でも可愛かったのが、
ぜんっぜん展示の本筋とは関係ないカラーポール
今回のNAOSHIMA STANDARD2の小物
ある意味、シンボルのようなものなのかなぁ
とにかく色んなところに共通して
NAOSHIMA STANDARD2が関わるところに
島中、このカラーポールが利用されていて・・・

ある時はオブジェ、
ある時はテーブル、
ある時は案内表示、
ある時は看板、
ある時はゴミ箱、
ある時はディスプレイラック、
・・・・・・・。

あーん、かわいーっ
もぅ、ほんと変幻自在で
ホワイトって色のセレクトも可愛いし、
すっと刻まれたNAOSHIMA STANDARD2のロゴがたまらなかった
思えば宇野港のフェリーの桟橋で
ホワイトカラーポールを見つけたのが前兆だったなぁ
島で色んな使われ方をしているカラーポール見る度、
可愛さと心憎い使用法に心がうきうきした。
こういうのって、大好き

直島②―屋外アート

2007-04-17 22:05:08 | ART・建築
直島の島中に散らばる屋外アート達
事前に知識なく見て回っただけに、
逆に解釈がわからなくて良かった気がする。
解釈を知っているからこそ面白い作品もあるのだろうけど、
先入観なしに「なんだこれ?」っていう感覚って、楽しい
船がつきささってたり、
象から松が生えてたり、
変なものが妙に風景に似合っていたり・・・
わーいっ。
大阪帰って来てから解説本読んで
偶然、作品の特徴を喜んでいたことに気づいた作品もあって、
なんかうれしかったりもした
でもそれって、解説本読んで
そういう作品なんだぁと思って見に行くより、
その作品を前にして偶然その魅力を発見する方が面白い
解説本、パラ読み程度で熟読してなくてよかったーっ

そー、草間さんのかぼちゃはやっぱり可愛かったぁ
かぼちゃ単体が、というより、かぼちゃがそこに「在る」ことが。
思っていたより黒の色が毒々しい色合いで、
世の中がこんな水玉や網な世界に見えるってのは
どんなもんだとは思うけれど、
カメラのファインダーを通すと、文句なく風景に似合ってた
神奈川のかぼちゃ美術館、行ってみたいなぁ

直島①―地中美術館

2007-04-17 21:50:27 | ART・建築
直島への旅で一番楽しみにしていた美術館
安藤忠雄設計の地中美術館。
作品点数もほんと少なくて、
それぞれの展示室が自然光に満たされていて、
一つ一つをじっくりと、建築物と合わせて愉しむ美術館。
RCの建築物と、切り取られた自然、空。
青空がとてもよく似合う
青空はもちろん、朝、夕、春夏秋冬、
それぞれの表情を見てみたいと思わされる空間。
モネの睡蓮、ジェームズタレルの作品、
ウォルター・デ・マリアの造形作品、
それぞれがそこにあるべくしてあるように
しつらえられた設計で・・・
自然光がはいる設計なので、
その日の天気でも見え方が変わるし、
実際、部屋の中で絵を見ているのに
太陽が雲間に隠れたりして光量が変わると、
絵の見え方がくるくる変わってみえて
そういう見せ方する美術館って、そうそうない。

建築物が本当に秀逸
切り取られる空間、歩を進めると移り変わる景色
交錯する動線に、凛とした独特の質感と雰囲気。
建築物の内部にいると壁の厚みは見えないはずなのに、
はっきりとどっしりとした壁の厚みが感じられて。
目に見えないのに、
分厚いものはちゃんとどっしりと分厚く感じられる。
人間の感覚って、そういう意味で不思議だけど、確か

「☆とも☆」さん増殖中

2007-04-11 22:27:13 | エトセトラ
ミクシィのニックネーム。
☆とも☆だよ~、と教えたら、
多すぎてどれか分からない、と言われ

「とも」ならともかく「☆とも☆」だし、
ついてるんだし、
かぶってても数たかがしれてるやーん、
見つからないって「☆とも☆」何人なんだろうと、
自ら検索してみたら・・・、
いらっしゃいました。


☆とも☆さん、総勢206名。

・・・そりゃ、探す気力もなくなるわぁ

確か「とも」だと数が多すぎて、
前後に☆をつけてみた記憶がぼんやりあるんだけど、
知らぬ間にこんなに増殖してるなんて。
う~ん、、、びっくり

とりあえず、☆増やすことにしました
今日から、ミクシィ「☆☆とも☆☆」にしてみます。
とりあえず。
また「☆☆とも☆☆」さんが増殖してきたら、
それはそれ。
またその時考えよー・・・

まずは予習

2007-04-10 21:09:14 | BOOK
直島 瀬戸内アートの楽園

新潮社

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コンパクトにまとまってていい感じ
ネットで見たり今までの事前の知識もあったけど、
なかなかまとまりのよい一冊
とりあえず、レンタサイクルがマストってことで。
ぎんざ、予約しないとかしら。
今週末、晴れますように・・・