―TSUREZUREGUSA―

つれづれと、日々のおもひをつづること。

互いを想いながら、それぞれの道へ。

2009-12-12 18:40:01 | ミュージカル
劇団四季の「WICKID」
公演が決まって早々にチケットをとっていた。
取ってくれただんなさんが仕事で行くことが出来ず…、
友達を誘って先週行ってきた。

オズの魔法使いの、もう一つの物語。
劇団四季 ウィキッド :: 大阪公演プロモーションビデオ

なぜ、二人が悪い魔女、善い魔女となったのか。
テーマは友情であり、愛情であり
「親友」。

エルファバは強い。
あれだけまっすぐな意思が私にもあれば。
グリンダは自分に素直。
ああいう子、いるなぁ。
少しおバカだけど、時々シンプルにすごくいいことを言う

劇団四季は演目が変わるごとに観にいってるけれど、
ここ数年は割と王道ものを観にいくことが続いていた。
オペラ座の怪人、ウエストサイドストーリー、美女と野獣…。
これらを観にいった時はいかにもミュージカルを観た!という感じだったのだけれど、
WICIKDはどこかミュージカルを観た余韻と劇団を観にいった後の余韻の中間のような、
いい意味で不思議な余韻が残った
作品が実験的だからかな?
王道ものが主人公が愛だったり綺麗なメロディラインで歌いあげるものが多いのに対し、
WICKIDのエルファバは、孤独だったり、夢だったり、決意だったり、
迫力ある歌声で、時に荒々しく、時に壮大に歌い上げていた
鳥肌が立つような迫力!
ホール中に声がぐわっと響き渡る。
聴いていて鳥肌もの。
wizerd and Iもめちゃめちゃ良かった!!

お話の筋も色々な伏線があり、練りに練られた内容。
「もう一つのオズの物語」という触れ込み通り、
オズの魔法使いの話への伏線がちらちらあったり、
エルファバの父親は実は…、という今回のお話単体の伏線があったり。

ラストもめちゃめちゃ感動した。
そしていつも感動するカーテンコール!
何気に、カーテンコールが一番ぐっとくる。
席が前から9列目の真ん中でとっても良い席だったので、
カーテンコールのラストでは周りは総立ちのスタンディングオベーション!
ああいう観客の中に自分の身を置いてみると、相乗的に感動して気持ちいい。
いい席でいつも観たいなぁと思った。
公演を見ていても出演者の表情もはっきり見えたし。


贅沢な時間を過ごしました。
やっぱり生はいいなぁ

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