―TSUREZUREGUSA―

つれづれと、日々のおもひをつづること。

睡蓮の記憶

2006-11-29 22:06:32 | ART・建築
この前熱海のMOA美術館で
クロード・モネの「睡蓮」を眺めて思ったこと。
それは、今年は良く「睡蓮」を見てるなぁってこと。
モネは睡蓮を連作で何枚も何枚も描いてるから、
全部で何枚あるのかは知らないけど、
それにしても、今年一年は睡蓮を何作も見たような

…ってことで、軽く記憶の整理。
記憶をほそぼそっと辿って、
今年みた睡蓮達。

・大山崎山荘美術館@京都
・プーシキン美術館展(国際美術館)@大阪
・シカゴ美術館@シカゴ
・メトロポリタン美術館@ニューヨーク
・MOMA@ニューヨーク
・国立西洋美術館@上野
・オルセー美術館展(神戸市立博物館)@神戸
・MOA美術館@熱海

うーん
…一つの美術館で、数点の睡蓮観たのもあるし、
10作以上観てるっぽい。
睡蓮は作品の点数が多い分、
偶然行った美術展とかでも来てたりするから、
余計観る機会が多かったのかなぁ
こうやって振り返ってみると、
今年のベストオブ睡蓮は
MOMAで観た睡蓮
スケールの大きさ、
グラデーションの美しさ…。
また実物みたいなぁ、
MOMAのあの場所、あの空間で

来年はどれだけ観るかなぁ。
…やっぱりいつかマルモッタン美術館行きたいなぁ

紅葉詣で

2006-11-28 23:16:40 | 旅、散歩
週末の山梨は紅葉見頃真っ盛り
今年は気候のせいかやっぱり色づきは
全体的に茶がかっていた気もするけれど、
山梨の山々の紅葉は、見事
赤、黄、橙、緑・・・、色んな色のグラデーション。
これでもかってくらい山ばっかだし、
のどかだし。
今年はなかなか紅葉を愛でれていなかったけど、
山梨で堪能かなぁ。
人の少なさも、◎

訪れたお寺は紅葉のピーク
山門や寺院に鮮やかな葉の色が映えて、
遠景の山々の稜線や彩りもとても綺麗で・・・
桜で有名なお寺とあって、
至るところにしだれ桜の大木が。
一本あるだけで名所になるようなしだれ桜が、
所狭しと此処彼処
秋もいいけど、
春、桜が満開の頃を見たかったなぁ
でもま、紅葉は紅葉でめっちゃ綺麗だったし、
大満足!

それにしても、今年は関西で紅葉が愛でれてないなぁと、
改めて思う。しょんぼり・・・。
タイミングと、
今年の気候と、
色づきの加減。
うぅ。
今週末が見頃を愛でれるラストかなぁ。
見たいなぁ

熱海でどう過ごすか

2006-11-27 21:20:56 | ART・建築
2泊3日の旅。
とりあえず、熱海にて
どこ行こうかと現地で悩んで、
時間ないなぁと思いつつ、
少しでもいいやと行きたかった美術館へ!
MOA美術館

建物が思っていた以上に壮大
美術館はやっぱり都会の美術館よりも、
こういう自然に調和した
その場所ならではの地形を生かした美術館が、イイ
崖の中に美術館が埋め込まれた感じ。
幻想的なエスカレーターを上ると、
眼下に海を一望できる屋外広場が。
建物で切り取られた風景、借景。
建築物だけでは成し得ない佇まい。
山並の稜線の美しさとすーっとのびる水平線・・・。
最高
暖色を基調とした砂岩調の岩肌の質感と、
廻りの山々の緑がぐっと映えていて・・・。
展示室に入る前に、
建物と景色を堪能するだけで、悦

思えばこの前神戸のオルセー美術館展行った時は、
絵を見ることだけにベクトルが向いて、
絵はとっても良かったけど、
体力消耗してぐーーーーったり
対して今回のMOA美術館は展示点数は少ないけれど、
ゆっくり落ち着いてみれて丁度いい
ゆーったりした感じ。
美術館に居ることを愉しめる美術館。
癒されてとってもリラックス
モネの睡蓮。
今年何作目だろ・・・

時間ないしなぁとか、
温泉来たら美術館より他のとこ行こうかなぁとか、
迷ったけど、行って大満足☆よかったーーっ

陶器に魅せられて

2006-11-27 21:09:40 | ART・建築
マイセン展。
あまり興味なかったし、
アールヌーボーのごてごて感が得意でないし、
自分から見に行こうとは思わない類。

・・・だったのだけど、
立ち寄った美術館でやっていた特別展が、
マイセンの企画展。
あんなにたくさんのマイセンを
じっくり見たのって初めて。
陶器の薄さ。
絵付けの繊細さ。
テレビだとかで見ても
ふーんとしか思っていなかったけど。
本物って、違う。
もぅ、ほんとに。
職人技ってスゴイ。
繊細な絵付けと写実的なフォルム、構図。
色も鮮やかで絵画を観てるみたい
展示では18世紀のマイセンから、
時代系列ごとに展示されていたのだけど、
最近のものより、
18世紀の古いマイセンにくらくら。
大金をはたいてコレクションする方々がいることに、
心底納得
いつかこのひと揃いを・・・、と思ってしまったあたり
ヤバイなぁと思う

さぷらいず

2006-11-25 00:18:30 | 大切なこと
友達の家で、鍋パ。
ごま味噌豆乳鍋
「ごま」「味噌」「豆乳」
そら美味しくないわけないでしょー
美味しくてヘルシー。
なんだかんだでもぅお鍋が恋しい季節。
冬はやっぱり鍋よねー

お鍋のあと、
同じ日がバースデーの友達と二人、
ぽいっと廊下に締め出されてのサプライズ
ハッピーバースデーのケーキ
まっっったくそんな気配も感じてなくて、
ほんとにびっくり
めーっちゃめちゃうれしかったーっ。
みんなほんとに高校時代からの大事な仲間。
こんなに大好きな一生ものの友達が何人もいて、
ほんとに幸せだなぁと思います。

んー、ほんとたのしかったーーっ。
次回は、何パかなぁ(うきうき)

香木沈香。

2006-11-14 23:21:41 | はまりごと
伽羅。
豊かな自然に育まれた幽玄な香り。
最近、良く頂きものの
伽羅のお香を焚いていて。
とっても高貴な香しい匂い。
香を愛でることは、
香を焚いて過ごす時間を慈しむことでもあるなぁと思う

とりあえず。

2006-11-12 00:54:26 | BOOK
ここ最近読んだもの。

花暦 /仮屋崎省吾
 華という字がぴったり。
  生け方と合わせ方の斬新さと、筋の通った感じと。
  ページをめくるたび、ため息。
  こういうものを愛でる心の余裕を
  常に持ちたいと思わされる一冊

半島を出よ(上) /村上龍
 まだ上巻しか読んでないや
  なかなか濃い内容の一冊。
  ちゃらっと感想書くのもなんなので、
  下巻読んでからでも、また

AV空間の設計 /長濱貞治
 そうだなぁと思うところもあれば、
  もぅそれじゃなぁと思うところもあったり。
  ちょっと古い本が通用しなくなる。
  それだけAV機器の発達は日進月歩だなと
  本の内容に関係ないことを考えさせられた一冊

上機嫌の作法 /斎藤孝
 上機嫌は気分から。からだから。
  からだからの視点がおもしろかった。
  いわゆる、「気」ってやつ
  鳩尾が固くなると自己調整能力が落ちる。
  呼吸をすること。
  無駄な力を抜くこと。
  自己肯定力と自己客観視力
  
ありふれた風景画 /あさのあつこ
 ゆるっと力を抜いて読める小説
  出会いとか、別れとか、傷つくとか、悲しみとか。
  もがいてる感じが生々しいんだけど、
  静かな不思議な空気感のある小説
  
京の職人衆が語る桂離宮 /笠井一子
 職人を知ること。
  伝統の技と、それを守ること。
  みんながそのことを理解すること。
  職人サイドの苦労話や技の工夫。
  桂離宮を違った視点から見たくなる一冊
  最近読んだ中では一番面白かったし、
  廻りの人に伝えたいことも多い。
  この本につていはまた後日、きちんと書きたい
  
少女パレアナ /エレナ・ポーター
 気晴らしに読んだ一冊。
  中学生時代に読んだのを思い出しました。。。

ガウディの伝言 /外尾悦郎
 数年前、実物を見て魅せられたサグラダファミリア
  実物をにとっても感動した記憶はまざまとあるけれど、
  彫刻の意味、時代背景。
  そこに関わる人々の人生、信念。努力。
  時代のスパンとデザイン。
  完成したら、もう一度絶対にバルセロナに行こうと固く決意。
  

嗚呼・・・、我ながらなんてノンジャンル

かけがえのない財産

2006-11-10 23:13:16 | 大切なこと
誕生日からはや数日、
誕生日に届いたメールを読み返してみる。
誕生日に友達から届いたお祝いのEメールの一部
(ごめんね。勝手に引用しちゃって

  ――――――前略――――――

「私達が出会って、もう12年目なんやね。
 それでさ、今年27歳やん?
 ってことは、人生のうちの約半分を
 ○○○のみんなと過ごしてきたってことよね。
 これって凄いことだと思って。
 これから、このポーションはどんどん大きくなるわけで、
 そのたびに、私は、
 「こんなにいい友人と、こんなにも長い期間友達でいられて、
 私は本当に幸せだなあ」って思うのです。」

  ――――――後略――――――

なんでわざわざブログにかいてみたかというと、
省略してる部分のメールの内容も含めて、
すっごく嬉しいメールだったから
最高の友達だと思ってる友達から、
すっごく嬉しい言葉が散りばめられてるメール

あともう一つは・・・、すとんっと衝撃があったから。
だって。そっか、人生の半分をみんなと居たんだなぁと。
大切な仲間
心地よい居場所
みんなとの出会いはあたしにとって本当に大切な宝物
遠くにいても。近くにいても。
そんな存在の仲間がいる自分が、
本当に幸せものだなぁと心の底から思う

みんなでこれからも素敵に歳を重ねていこうね

すべての道はワインに通ず。

2006-11-10 00:40:44 | 食べ歩き
口福で口福で・・・、幸福な時間

アミューズ
・フォグアラのゼリー載せ。
・赤ぶどうの洋ナシソース掛け。
・ひきあげまぐろのタルタル。
・なすのコンフィ。

前菜
・栗の素揚げ、荒塩まぶし。
・白子と秋の味覚のカプチーノ仕立て。

魚料理
・甘鯛のグリル白菜敷き

グラニテ
・リンゴのリキュールのシャーベット

肉料理
・フォアグラと豚足のココット焼き
 京野菜の彩りを添えて

小デザート
・ホワイトチョコレートムースと
 グレープフルーツのパルフェ

メインデザート
・マスカルボーネチーズムースとショコラ生地
 ココアメレンゲ載せ
・エスプレッソ

本っ当に美味しいものを頂きました・・・
メニューの名前はうろ覚えだから完全にあたし語
全部のお皿が本当に美味しくて、
ソースや味付けはもちろん、
素材の味とその合わせ方にため息
お料理と一緒に頂いたワインも本当に美味しくて、
お料理の濃いソースにも負けず、
かといってワインが勝つわけでもない絶妙なお味
基本和食なのでワインにはうといのだけど、
本当に美味しいワインで・・・
お値段がお値段なだけに、
そりゃ美味しいわぁって話ではあるんだけど
ワインな贅沢に、かなり心が動いた夜