―TSUREZUREGUSA―

つれづれと、日々のおもひをつづること。

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かぼちゃ美術館

2011-03-08 19:22:15 | ART・建築
箱根から帰る道すがら、
小田原から湯河原へ足を延ばして、
草間彌生さんのかぼちゃ美術館へ・・・。

草間さんのかぼちゃ美術館といっても通じなったりするけれど、
直島のかぼちゃの人というと草間さんを知らない人にも分かってもらえたりする。
毒々しい色使いと水玉が特徴的。

かぼちゃ美術館はびっくりするくらい住宅街のど真ん中に
こじんまりとたたずんでいた。
住宅街の中ということは事前に調べて分かっていたのだれけど、
思っていた以上に普通に住宅街の中にぽつんとあったのでびっくり。


ボランティアのおじさんが気さくに説明してくれる。
手作り感満載の美術館。

草間さんお得意の合わせ鏡のインスタレーション。
鏡を使って無限を表現するのも草間さんが良くやる手法。
ここのはトイレバージョンだった。


こぢんまりとした空間に、絵画が。


かぼちゃの絵やオブジェが有名な分、
かぼちゃじゃない絵は雑誌等で見たことしかなかったので、新鮮。
水玉だらけ!
ハイヒールも、水玉。

ぶどうも、水玉。

女の子も、水玉。


毒々しさも伴う色使い。
絵から伝わってくる、溢れんばかりのパワー。
一作品だけを見るより、
部屋の中にこれらの絵がたくさん飾られている、という状況が
さらに相乗効果でパワーが増している気がする。

併設されたかぼちゃカフェで
かぼちゃのパウンドケーキをいただきました。
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ポーラ美術館

2011-03-08 19:20:51 | ART・建築
日本で、久しぶりに美術館でゆっくりしたような気がする。

箱根で一番行きたかった美術館がポーラ美術館。
山の中に設計されていて、ガラスの構造体が軽やか。
美術館の構造に背後の山々の修景が溶け込んでいて、
美術館のボリュームの割に、その存在が至極自然体。


館内は大きな吹き抜け空間に、その空間をぐるりと取り巻く展示室配置。


降り注ぐ自然光が気持ち良い。
雨の日も、晴れの日も、天候を感じることの出来る空間。


特別展はアンリ・ルソー展だった。
ルソーは40歳からの遅咲きの画家で、全世界でも作品点数が少ないらしい。
確かに思い返してみると、ルソーをこれだけまとまった点数
鑑賞したのは初めてな気がする。
一つの美術館で数点あるぐらいの印象。

特別展のルソー展では、ルソーの作品と共に、
ルソーに影響を受けた画家や関わりのあった画家の作品が
興味深い順序で並べられていた。
ルソーらしい平面的で絵本の挿絵のようなほのぼのとした印象の作品が多い。
温かな色遣い。
特に木々の描かれ方をみると、 あぁルソーの絵だなぁと思う。

ゴーギャンやピカソとルソーを並べての展示が秀逸。
特にゴーギャンとルソーって、画風的に私の中で相容れないもので
並べて展示されていると不思議な感じがしたのだけれど、
テーマの観点からみると確かに共通点があって、面白かった。
ルソーの影響を受けたという岡鹿太郎氏の作品は、
静謐という言葉が良く似合っていた。
油彩なのに色鉛筆画のような印象。

常設展も、感動するくらい質が良かった。
モネ、セザンヌ、ゴッホ、ルノワール、マネ、ドガ・・・
と来たかと思うと、
次の部屋ではシャガール、モディリアーニ、マチス・・・
とがらっと現代的に。
日本画家の部屋も、坂本繁次郎や東山魁夷があって、
作品の数は少ないものの、どれも心惹かれる粒ぞろいの絵。

緑のグラデーションがきれいな絵に惹かれるなぁと改めて思った。
作品の数はいらない。
人が少ないこと、
自分のペースでみれること。
なかなか都会の美術館の特別展では叶うことのない条件が、
美術館でゆっくり過ごすには私には絶対条件みたいだ。
心惹かれる絵は数点あればいい。
ううん、一点でもいい。
その絵の前で時間を忘れて立ったり座ったりして過ごす時間は、
なんて贅沢なんだと思った。
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箱根彫刻の森美術館

2011-03-08 19:03:12 | ART・建築
箱根彫刻の森美術館へ、同じ職場の方の家族と・・・。
箱根の奥座敷、強羅から近いオープンエアな美術館。
屋外に彫刻が並んでいて、お天気の良い日が良く似合いそう。
少し雪が残っていて、これはこれで貴重だったかも。


題名と実物を見比べつつ・・・、散歩がてらお庭をぐるりと一周。


雪にたたずむ彫刻。
夏だったら芝生が緑色で、また彫刻達も違って見えるんだろうな。


ガラスが埋め込まれた塔。
ゆっくりゆっくり登ったけれど、結構キツかった…。


屋外彫刻の他にピカソ館もあった。
前期のピカソと、版画などのリトグラフや陶器の作品も・・・。
青の時代の作品はほとんどなかった。
絵画の点数の割に陶器の作品の割合が多く、
彫刻の美術館だからかな、という印象。

彫刻の森を出て、お宿へ向かうまでは吹雪いたけれど、
次の日はいいお天気に!


お宿の窓からの景色が山らしい朝の景色で気持ち良かった。

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行きたいけど。

2010-04-14 22:23:42 | ART・建築
雑誌を読んでいて、奈良美智さんが焼き物を手がけていることを知った

奈良さんと言えば独特の目つきの子供の絵画で有名だけれど、
その子供が、絵画の作風そのままに頭部だけで1mくらいはある大きさの作品に。
ごろんっとまるで巨大なかぼちゃのようなフォルムの子供の頭部
わくわくする。
雑誌には焼き物の製作現場の写真も載っていて、
現場の写真であるがゆえに道具や人物が作品と共に写っていて、
作品の大きさがリアルに分かる。
独特の空気感を纏った絵画の魅力とはまた違う、3次元での奈良さんワールド。
陶器の少女の頭部に、カラフルな布が映える作品があったり。
陶器と異素材の組み合わせにはっとする。
焼き物だけの個展を開こうと、奈良さんも意欲を燃やしているのだとか。
あの大ぶりな子供の頭部の焼き物がごろんごろんっと展示されている部屋を
想像するだけで楽しくなる
個展が開かれたら、見に行きたいなぁ。

って、調べてみたら、個展あったよ…↓

(本人のブログ奈良美智の日々より拝借)

うーん、東京、ですか
うーん…。
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「最新」の意味

2010-02-08 00:35:26 | ART・建築
休日の午後、
たまりにたまった日経アーキテクチュアをまとめ読み。

はっとさせられたのは、
今「最新」「最先端」として竣工したものは、
そのプロジェクトがコンセプトだった頃は何年も前だということ。
全くコンセプトとしては竣工した時には旬じゃない。
1年ごとに新しい技術も出、情勢も変わるこの世の中、
のんびり5年も6年も前にコンセプトを練っていたものが
竣工して、「最先端」であることが不思議だなぁとぼんやり思う。
もっと最先端なものがコンセプトとして今、あるのに。

今考えられる最新のコンセプトとして練られているプロジェクトも
実際竣工していくのは早くて2年後だったり、
壮大なプロジェクトでは10年後だったりがザラだったりするわけで、
実際10年後、今「最先端」なことは「最先端」として成り立つのかな、とか。
だからどうだという話だけれど、
つらつら思ってしまったわけです
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小野竹喬展へ

2009-12-19 20:30:07 | ART・建築
母に誘われて、休日の午後大阪市立美術館へ。
母のお目当ては特別展示の小野竹喬展。


(HPより拝借)

小野竹喬さんという画家を私は良く知らなかったのだけれど、
母は前から好きな画家だったよう。

実際に美術館を訪れてみると、
最終日前日のせいか、思ったよりもかなりの盛況ぶり。
日本画家ではあるけれど、日本画らしからぬ色使いの絵が印象的だった
時代によって同じ画家とは思えないほど作風が違っていて、
写実的な水彩画のような日本画の時代、
鮮やかな色合いの時代、
グラデーションがとても綺麗な時代、など。
共通して感じさせられたのは日本の自然は美しいなぁということ。
光、時間、うつろいといったものを愛でるのは日本人ならでは。
岩絵具だからのっぺりした絵なのに、切り取られた風景や時間は清澄で繊細。
特に中盤の時代が日本画らしからぬ色使いで、
橙、黄、緑、青の使い方がとても印象的だった
橙と青を互いの影に使い合うような使い方で、
ぱっと見たときの印象は、まさにセザンヌの風景画
日本の土の色をああいうセザンヌのような
橙や肌色の色使いで表現されている絵というのはとても不思議な印象。
岩絵具独特ののっぺりした平板な感じと、色使いが不思議ながらも印象的。
後で母が買った図録をぱらぱら見たら、
作風が西洋画のセザンヌに影響を受けたとあるのを見て、やっぱり!ととても納得
その鮮やかな色使いの時代の絵が小野竹喬さんの特徴ではあるけれど、
個人的には後半に出てくる水彩画のようなグラデーションの作風が好きでした。
特に透明感のある空の色
青からピンクへの色の使い方が綺麗だなぁ、と
例えばこういう作品

(HPより拝借)

疲れたけど、誘ってもらえて良かったかな。
母が図録を最後購入していたので、また実家に帰ったとき見せてもらお
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和心のあるカトラリー

2008-11-24 20:42:36 | ART・建築
写真だけで見て、ここまで魅かれたのは久しぶり。
enn」の漆のカトラリー。ベースはステンレス。


写真からだけでも伝わってくる、
細工の繊細さと、金属特有の硬質感。
ブランド「enn」は、
新潟県燕市の金属加工業の集合体から誕生した
キッチン&ダイニングウエアのブランド
伝統工芸品の鎚起銅器や、
ステンレスと漆が融合したカトラリー。
侘びさびに溢れているのに、同時にモダンで。
単純に、ホームページのデザインも格好いい。
製造工程見てると、
その手仕事の繊細さと、作業の細かさと工程の多さに、
言葉が出なくなるというもの。

漆のサービングプレートの
透かしカッティングの文様が、もの凄く好みで惹かれる。
欲しいなぁ。
お値段的には、かなり思い切りが必要…
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デジタルのような

2008-11-16 17:34:44 | ART・建築
Veniamin's Human Slinky @ VeniaminShows.com or HumanSlinky.com


アイオン・ヴェニアミン・オペリアさん。
元体操選手の人間スプリング。
アナログにこういう動きとカラフルさ。

ミシェルゴンドリーのPVに共通するものを感じたり。
DAFTPUNKのAround the worldのようなね

デジタルでつくられたものもいいのだけれど、
アナログで限りなくデジタルよりのものが、やっぱり好みです。
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モネの青

2008-11-09 22:48:30 | ART・建築
久しぶりに、ぶらっと大山崎山荘美術館へ。
お目当ては、今開催中の企画展、モネの青、ピカソの青

大山崎山荘美術館を訪れるのは2年ぶり
ちょうど今と同じ紅葉の季節。
久しぶりに訪れた美術館はやっぱりとても居心地の良い空間。
美術館の存在自体がそこに切り取られてあるのではなく、
街から歩を進めると、少しずつ美術館へと誘われる
もとが別荘だった美術館なので、
美術館へと近づくと、庭園や、背後の山々の借景など、
街と美術館の間の空間があって、それがとてもいい。
色づき始めた紅葉、
近づくと聞こえてくる滝の水音、
さえずっている鳥の声、
近くのお寺の鐘がごーんとなる音…。
美術館のエントランスに近づくと、
よりはっきりとなる滝の音に、木々の揺らす風のざわめき、
敷き詰められた玉砂利のじゃりじゃりという音と、
足裏に感じる玉砂利を踏みしめる感触

今回の企画展は、「青」とテーマとした企画展。
美術館の企画展としてはかなりめずらしい。
よくあるのは、画家であったり、印象派やキュビズム、
フォービズム、バルビゾン派といった
流派による展示だと思う。
それらを超えて、
ただ「青」という色に着目した企画展。
展示されていたのは、
モネ、ピカソ、ルオー、シニャック、河井寛次郎など。
同じ青でも、
ピカソは青の時代の頃のもので悲しい印象を受けるし、
ルオーはルオーらしく黒が強調されて力強い。
シニャックはスーラのような点描画の時期を過ぎ、
モザイクのような描き方をしている頃のもので、
水彩画のような透明感を持った明るい作品。
モネは語るに及ばない秀逸なグラデーション。
4点モネの作品があったけれど、
青から薄紫、黄金色へのグラデーションは
ずーっと見ていても、飽きることがなく…

そして久々に訪れたけれど、
作品の質の高さと、こじんまりとした佇まい、
とても居心地の良い空間でくつろげた。
美術館に行くと、ともすればぐったりしてしまうけれど、
大山崎で過ごす時間は、
大きな美術館や人の集まる企画展では味わえないゆったり感。
ぼーっとリラックス出来て、
そのゆったり感が、自分にとってとても貴重なもの。
ここで過ごす時間を大切に、
また定期的に訪れよう
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北海道旅行3 モエレ沼公園

2008-09-23 00:44:25 | ART・建築
札幌では一番行きたかったモエレ沼公園へ。

東京でのイサム・ノグチ展の図集を見て以来、
やっぱり行きたい度が募るばかりだったモエレ沼公園だけに、
実際に訪れると感慨もひとしお
その魅力は、なんといってもその広大さ。
単純に、広いことはいいことだ。

スケジュール的にかなりキビしかったけど、 
行けたことに大満足

シンボル的な存在、ガラスのピラミッド。
とりあえず、思った以上に巨大。


プレイマウンテン。
すっきりとしたゆるやかな佇まい。
何かの遺跡を思わせる花崗岩の斜面。



「子供たちはひとしきり遊ぶと飽きる、しかし、森の中に違う遊具が見えて、またそれに向かって走り出す。
そんな光景をイサム・ノグチは思い描いていたようです。」

・・・とはよくいったもの。
カラフルで、イサム・ノグチな造形の遊具がそこかしこ。
近い場所にある遊具が絶妙な見え具合で見え隠れ
イサム・ノグチの思惑通り、20代女3人遊具に踊らされました。



一番気に入ったのが、「テトラマウンド」。
ステンレス製のつるりとした質感のモニュメント。
フォルムがいうまでもなくイサム・ノグチのもの。
鈍角の三角錐の造形。
写真は下から三角錐の頂点を見上げたもの。
ステンレス素材故か、冷たい無機質な質感に、
青空と白い雲が良く似合う


敷地が広大なのと時間に限りがあったのとで、
駆け足気味の滞在。
モニュメントも遊具もめっちゃ多かったー。
モエレ山登ってたらやばかった気がする
願わくば、今度はゆっくりと。
一日のんびりとそこで過ごす時間の使い方をしてみたいもの。
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