通勤経路が変わってから、
本読むスピードがめっきり落ちて、問題。
座れないのと、乗り換えがはやいのと・・・。
本屋さんに「目的なく」行く回数も減ったし。
なんとかしないと
。
最近読んだところ→
アーバニズム宣言
Amazon.co.jp: アーバニズム宣言: 本: 高松 伸,藤森 照信,高田 みどり,竹山 聖,宮本 隆司,武邑 光裕,川崎 徹,浅葉 克己
様々なジャンルの人の建築という観点と、
それぞれの専門分野の観点を交えての見解、など。
高田みどりさんの音からみた都市論が特に面白かった。
日本的な音の使い方、西洋との違い。
西洋は水を噴水のように形がとどまっているものとして扱う。
日本は庭での水の扱い方一つとっても、
水を一定の場所にとどまらないもの、http://blog.goo.ne.jp/img_emoji/hand_goo.gif
http://blog.goo.ne.jp/img_emoji/hand_goo.gif
コントロールしきれないものとして扱っている
。
いわれてみれば、なるほど。
残念だったのは、一冊通じて、
聴き語りをまとめた形式であったこと
。
それはそれで長所もあるのだろうけれど、
出来れば、聴き語り形式でなく、各人の文章で読みたかった。
竹山聖の文章が好きなのだけれど、
この本では論理は面白かったけど、竹山聖の文章は出て来ず。
ちょっと残念。
光の教会ー安藤忠雄の建築現場/平松剛
Amazon.co.jp: 光の教会―安藤忠雄の現場: 本: 平松 剛
茨木にある通称「光の教会」出来るまでのエピソード。
安藤忠雄だけでなく、
牧師や現場監督、工務店の社長、
いろいろな人物の角度からまとめあげている
ドキュメンタリータッチな一冊。
一つの建築物、現場の動きを時間軸で追っていて、面白い
。
文章の行間や人々の感想からも、
安藤忠雄の人となり、事務所の方針、考え方、
そこに関わる人物の人間性などが透けてみえる。
建築がどうこうというところを抜きにして、
人情感あふれる一冊
。おすすめ!
庭園日本一 足立美術館をつくった男
日本庭園ランキング1位の足立美術館をつくりあげた、
前館長「足立全康」さんの伝記。
「ワシの人生は絵と女と庭」とは、名言。
・・・「女」がいかがなものかとは思うものの
。
ポジティブな思考と不屈の精神。
明るいキャラクター。
庭と絵への愛情。
人生、エネルギッシュに生きたいと思う。