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―TSUREZUREGUSA―

つれづれと、日々のおもひをつづること。

「君のためなら千回でも」

2008-03-13 19:43:10 | 映画
一人休日。一人で映画
平日のミニシアターの閑散とした感じ、久しぶり。
このゆるっとした感じと、
ミニシアターのこじんまりとした空間、
久しく忘れていたなぁ

観に行った映画は、
~ 君のためなら千回でも ~

アフガニスタンを舞台にした作品、
無名の作家の作品が原作
ソ連軍の侵攻や、タリバンの暴行なども描かれていて。
ストーリーの核にあるのは、
二人の少年の友情、絆。
そこに入った感情の亀裂と嘘、そこから広がる隔たり。
でもそれでも何年経っても変わらない信頼。
絆があるからこそ付き纏う後悔。
ハッサンのまっすぐな眼と、
伏し目がちに揺れるアミールの眼

友情もの、よわいんです・・・。
タイトルでもある「君のためなら千回でも」というセリフ、
これが映画の中に2回、絶妙なタイミングで出てくる。
久々に、映画をゆっくりと堪能したひととき。

転職前は平日にお休みがあったから時々してた一人映画
ぼけっとアホな顔をしてゆるっと映画見る時間ののんびりさ、
(←ミニシアターであることがマスト!)
久しぶりに思い出したそんな一日

久々に、映画。

2007-06-28 23:36:44 | 映画
お仕事帰りに、大日本人@梅田ピカデリー

なんかいろいろ話題だけれど・・・、
結論。
あたしにはいまいちよくわからん
おもしろい人にはおもしろいんだろうけど。
映画館行くの、なにげに久々だったのになー
「さくらん」観て以来だわ、映画館。
・・・だったのになー、・・・いまいち
微妙。よくわからん
所詮、あたし凡人だし
あたしのうしろでいちゃついてたカップル。
よくあの映画でそんな気になるなぁ。
・・・いいんけど。別に。

でもま、テイ・トウワの音楽は良かった
特にエンドロールの曲、音
あと、戦った後の画、
空が多くて大日本人もちっぽけで、
哀愁漂っていて、好きだった
なんかコミカルであほっぽいのに哀愁がある、そんな画
いまいちだなー、と体をもそもそさせながら見てた割に、
「この画好き」っていう静止画として好きな画はちらほら。
よかったよかった。
いいとこなしだとあんまりだもんね

これ、観たい

2007-05-06 23:17:56 | 映画
映画、「THE UNUSUAL SUSPECTS」

シカゴのクラブ、ウエアハウス。
そのクラブの名前から「ハウス・ミュージック」という
音楽ジャンルが誕生。
ハウスミュージックの歴史を綴ったドキュメンタリーらしい。

「MAESTRO」見損ねたの、久々におもいだした・・・。

芸術娯楽

2007-03-14 22:22:30 | 映画
観てまいりました。
オンナのための遊郭映画、「さくらん」
極彩色。真紅。花魁。金魚。
淫靡で艶やかな世界

蜷川実花の映像、椎名林檎の音楽
単体でもくらくらきちゃうこのラインナップ
蜷川実花らしい目のつけどころのカット。
特にピントの合わせ方、ぼかし方が絶妙
極彩色の艶やかさとカットのリズミカルな感じ。
「画」として魅せる素敵なシーンが多々。
写真集として欲しいくらい
裸体の胸の連写はいらなかったけど
椎名林檎の音楽も、音楽としての完成度はもちろん
あの遊郭の世界には椎名林檎の音楽がとてもよく似合ってた。
ただ、なぁんか、イイと思うことが全部創り手の個性のとこで…
映像然り、音楽然り。
なんとなく、映画というよりは芸術的な娯楽作品という印象。
話の筋がどうこうというところじゃなく、
視覚的、聴覚的に、映像作品として作品を愉しむ…、そういう立ち位置
ある意味ソフィア・コッポラの「マリーアントワネット」と
通じるところがあるかも
創り手の個性が際立ちすぎて、
いやまたそれが良かったりもするんだけれど、
個性が出ていて映像としてワールド全開なところと、
単なるストーリーのつなぎの映像のところとの単調さとの
両極端さが気になってしまった感は否めない

にしても、終始金魚がエロかった
金魚ってこんなに艶めかしい生き物だったんだ。
まるまると肉厚で艶やかでしっとりした質感と、ひらひらゆれるひれ
艶めかしい曲線美と肢体をくねらす優雅な動き
淫靡で淫らな世界がよく似合う。
あたしよりよっぽどエロイ
あんなエロさとセクシーさ、欲しいもんです。
私の中の金魚のイメージって、
片岡鶴太郎さんの描く画の金魚が好きで、
そのイメージが大きかったんだけど、
ガラガラっと覆された感有り。
蜷川さんの描く金魚の色っぽさ、おすそわけして欲しい…

嗚呼・・・、なにこのラインナップ

2007-02-24 15:19:28 | 映画
フランス映画際2007作品・来日監督

なんといっても、ミシェル・ゴンドリー
嗚呼、来日なんて。そんなそんな
監督作品「恋愛睡眠のすすめ」でミシェル・ゴンドリーが来日予定。
都内ホテルで会見ってどこだよーって感じだけど
ミシェル・ゴンドリーはやっぱり巨匠な感じで、
映像自体は、自分の好みと少しズレている映像もあるものの、
名前を聞くだけでウキウキする
ビョークのPV達が好き。特にJOGA。
好きなものをと言われると、
ビョークのものよりも、
「THE CHIMICAL BROTHERS」 の 「LET FOREVER BE」
「DAFT PUNK」 の 「AROUND THE WORLD」あたりにくらくら

映画祭自体は関西にも来るから、
作品自体はみれるかなぁ
「マリー・アントワネット」もだけど、
「8人の女達」とか、
おフランスな感じのする映画って、
なんとなくフランスが良く似合う軽やかな感じで、
フランス語も耳に心地よくて好きだったりする

上映会場は、
六本木/3月15日(木)~18日(日)TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
お台場/3月17日(土)~18日(日)シネマメディアージュ
横浜/3月予定 TOHOシネマズ ららぽーと横浜
難波/3月18日(日)~20日(火)TOHOシネマズ なんば
高槻/3月19日(月)~20日(火)TOHOシネマズ 高槻

なんば、高槻あたりを狙って・・・

アシンメトリーな魅力

2007-02-17 22:33:04 | 映画
前のエントリーに続き、しつこくマリー・アントワネットの感想。
というか、そういえばと思い至ったことがあったので、
つらつら書いてみようかと

それはヴェルサイユ宮殿について。
今回の映画は、ヴェルサイユ宮殿で
実際のロケが行われた映画
なので、外部も内部も庭園も、
ヴェルサイユ宮殿の魅力がたっぷり
映画のカラフルさに魅了されつつ、
ぼんやり建物について始終感じていたのは、
「シンメトリーだなぁ」ということ。
西洋建築はシンメトリー(左右対称)が美とされていて、
建築も、庭園もシンメトリーな配置が多い
よく比較されるのが日本庭園のアシンメトリー(左右非対称)さ。
日本庭園は遠景近景とも、どちらかに重心があって、
植樹も、石の配置も綿密に計算されたアシンメトリーな美しさ
対して西洋の庭園等は、正統なものほど、
全てがシンメトリー。
ヴェルサイユ宮殿の庭園も、
道から、並木から、噴水から、
半分に折ったらぴったり重なるようなシンメトリーさ
建物も外観ももちろん、
部屋の内部も、家具の配置も、
細かな窓の造作も、扉も、
給仕の人の立つ位置も、
もぅ気にしだすと細かいところまでシンメトリー。
なのでくるくる移り変わる画面で、
目に飛びこんでくるのはシンメトリーな画が多い

でも、そこで気づいたこと。
それは、自分の感覚として、
どこかアシンメトリーなものに惹かれる傾向にあるということ
マリー・アントワネットの映画の中でも、
いいアングルだなぁと思った画は
アシンメトリーが顔を覗かせていた
例えば食事のシーン。
家具も給仕の配置もシンメトリーで、
マリーと王太子が並んで食事を取っている図。
二人が並んでいるので全てがシンメトリーで完結
でも同じように全てがシンメトリーな中、
マリーだけが長いすに横長に寝そべって何かを食べている図は、
そのカットの中でマリーだけがアシンメトリーで際立って、
画として、なんかとりあえず、いい
シンメトリーさの中のアシンメトリーさが
「いい」と感じること。
これって、日本人の感覚なのかなぁ、と
日本庭園然り、生け花の生け方然り、
日本画の構図然り、着物の柄然り…
日本の美しさはアシンメトリーと切り離せない気がするし、
アシンメトリーの絶妙なバランスが美しい文化だと思う
どちらがいい悪いでなく、
シンメトリーさの中の少しのアシンメトリーな画を、
「このカットが好きだ」と
理屈抜きで直感で「いい」と思う自分の感覚。
そんな自分の中の感覚を再認識。

キャンディカラーな世界☆

2007-02-16 21:27:41 | 映画
ひたすらカラフル、ハッピーでキャンディカラー
映画、「マリー・アントワネット」
もぅ心をくすぐられるマニアックさとカラフルさ
ありがちな史実に基づいた作品とは明らかに一線を画してる。

レースにフリル。リボンにドレープ
ドレスに扇子、帽子も靴も装飾がたっぷりでキュート
カラフルなマカロンにプチフール
ベリーたっぷりのケーキに宝石みたいなチョコレート
これでもかと積み上げられたマカロンやお菓子の塔
贅沢に転がっている靴や小物、ひろがる布地
きらきらして、ポップでカラフル
色の洪水。洪水。洪水。あふれかえるキャンディカラー
本当のこの時代の色って、
服はベルベットの深赤だったり深緑だったりってイメージだし、
お菓子だって焼菓子が主流でイメージ茶色。
それがこの映画ではドレスだって小物だってマカロンカラー。
スイーツだってビビッドにカラー全開。
生クリームにつやっとしたベリー達、
チョコレートに至るところにマカロン
狂おしくなるくらい映像はモダンにカラフル
くるくる変わる画は計算され尽くしたコラージュMVのよう。
これがロックやテクノな音楽と絶妙にマッチ

音楽ははじめからギター全開のロックな音楽、
タイトルロゴ「Marie Antoinette」がどーんっ
それが、セックスピストルズのアルバムジャケのパクリなんだもの
分かる人には分かるでしょ、この興奮っ
エイフェックス・ツインスクエアプッシャー
セレクト、それだけでもぅたまらない。
18世紀の時代と、ロックテクノ
嗚呼、華麗なるヴェルサイユ宮殿
心憎いのは、モダンな音楽だけのセレクトじゃないところ。
びしっとクラシック音楽(ヴィバルディとか)が挿入されてたり、
いいなぁと思った挿入曲を調べたら、
マリー・アントワネットの時代の
宮廷音楽家(ジャン・フィリップ・ラモー)の曲だったり
今ドキの音楽を奇をてらって採用するでなく、
きちんと伝統的な音楽も使ってる。
現在の音楽の電子音と古典的な音楽の音色の同居が絶妙。
ビバ!ソフィア・コッポラ

映像とアート、音楽
ソフィア・コッポラが創りあげた世界。
女の子が大好きなものが画面にはあふれかえってた
「作品」として、もぅくらくら
映像ラブ
史実としては、
マリーアントワネットは好ましい印象をもってなかったけれど、
この映画で一人の女の子として、もっと知りたいと思った。
原作も読んでみよう
でもこの映画は史実がどうとかそういうの抜きにして、
「映像」や「音楽」、
散りばめられたモダンな技術と感覚と、
18世紀の時代との絶妙な融合を楽しむべきだと思う。
思わず、パンフレットなんて買っちゃった。
これ、普段の私からして、かなりめずらしいこと。
今まで生きてきて、パンフ買ったことって、
もしかしたら過去一度もないかも・・・
でも今回は、もぅ映像がカラフルすぎて、
その映像を切り取った画が溢れ返ってるのを想像すると、
パンフ買わずにはいられなかった
嗚呼、マカロンマジック!
カラフルなマカロンが食べたくなった
…そういえば、サダハルアオキのマカロンが食べたい

麺なカンジ

2006-10-01 21:30:59 | 映画
小雨の降る休日、上映期間も終盤の映画「UDON」へ

偶然1日だったからサービスデーで1000円!
こういうラッキーってなんかウレシイ
映画の内容は地味に盛り沢山!
くすっと笑ったり、げらげらっと笑ったり。
泣く映画だと思ってなかったのに、
うるっときて泣いちゃいました。。。
よわいんだぁ、家族もの
家族がからんだはーとふるなカンジには
どうも涙腺がゆるみがち。

出てくる風景もとっても綺麗で
昔香川に遊びに行ったときは、
一泊二日だったから
それほどうどん食べまくった感ないし、
また行きたいなぁ、、、香川

                  

ばんごはんは、
「UDON」の影響でおうどんやさんへ
あなどりがたし、今回のMeets「麺ライフ」号。
そそられる麺なお店がわんさか。
ページを見てるだけで、かなり、くる
んでもって梅田にある「兎麦」というお店へ。
食べたのは「マイタケ天ぶっかけうどん」。
変えっこして「月見カレーうどん」もずるずるっと。
麺もコシがあったし、
カレーうどんのおダシも美味しかったぁ
満足、満足。
また明日からがんばろーっ

仕事帰りに

2006-09-01 22:10:53 | 映画
タダ券があったのでふらりと映画に。
「東京フレンズ」
大塚愛主演のDVDの映画版ってやつ

ストーリーはシンプルで
ポスターに書いてあるキャッチフレーズ通り。
夢に恋に友情に・・・
まっすぐな気持ちって、いいなぁ

・・・色々考えつつ見てたせいか、
思考が良くないとこに停滞してたせいか、
なんでかわからないけど涙腺ゆるんで
ちょっと心にストンときました
普段だったら絶対涙腺はゆるまない類だと思うんだけど。
なんでかなぁ。