―TSUREZUREGUSA―

つれづれと、日々のおもひをつづること。

仮定と証明

2006-06-29 23:23:17 | BOOK
完全に証明がされないうちはどんな主張も認めない。
数学者という人種の端的な比喩小話。

               

天文学者と物理学者と数学者が
休暇を過ごしていた時のこと。
列車の窓からふと原っぱを眺めると、
一頭の黒い羊が目にとまった。
天文学者がこう言った。
「これは面白い。スコットランドの羊は黒いのだ。」
物理学者がこう応じた。
「何を言う。スコットランドの羊には
黒いものがいるということじゃないか。」
数学者はこう言った。
「スコットランドには少なくとも一つの原っぱが存在し、
その原っぱには少なくとも一頭の羊が含まれ、
その羊の少なくとも一方の面は黒いということさ。」

               

数学という学問。
ロジカルな詰め。
証明=真実。完全。

物理学、天文学との違い。
決して天文学者や物理学者がアバウトなわけではなく、
数学者が慎重なわけでもない。
・・・学問として手をつける切り口の過程が真逆。
地球のまわりを太陽がまわっていると信じていたり、
250万年前だと思っていた銀河がはるか前だったり・・・。
常に現在が真実だと信じきれない学問。
信じていることが時にくつがえる可能性を秘めている学問。
それらはまず、仮定ありき。
数学においてそれは有り得ない。
理論的に理論を詰めて証明するから。
証明に矛盾があっては、証明は成り立たないから。
未来永劫、証明されれば、完全であり、真。
だから、完全な証明はエレガントなんだなぁ

メタボリズム

2006-06-26 22:54:30 | 運動
水1.5リットル、のんだ。
汗、どばーーーーっと、出た

ポーズとった。呼吸した。
汗、どばーーーーっと、出た

いや、すごいわホットヨガ。
本気で滝のような汗がだらだらっと、どばどばっと
気のせいか身体がきゅきゅっと締まった気がする。
お肌もぷりっとなった気もする。
体脂肪、がっつりと燃えたかなぁ。。。
う~ん、らぶ新陳代謝っ

                 

今日行ったホットヨガのスタジオに
身体の測定器があったので、測ってみた
内臓脂肪率、骨筋肉量、基礎代謝、BMIの数値も出る
結構本格的なやつ。
そしたら・・・!
総合的な体年齢、「19歳」、だった
10代ですってよ、奥さん。
まぁどうしましょ。
・・・・・・・えへっ

かる~く浮かれてみたり

習ひ事始め。

2006-06-25 20:35:53 | 運動
7月から、テニスを習うこと、決意
今日、無事にスクールにお申し込み
体験レッスンでぐったり・・・
はやくうまくなりたいなぁ。

おひまな方、コート借りて遊びましょ

造形基礎論

2006-06-24 11:19:28 | ART・建築
葛飾北斎 『略画早指南』

「万物の形は方(四角→直方体)と円(球体)から成っており、
 規(コンパス)と矩(定規)を用いれば、
 森羅万象全ての形を描くことが出来る。」
 
初編の序文より、現代語バージョン
(←原語は文語体なのでいとむつかし。)

この基礎的な造形論から受けた影響。
Emblemに見え隠れする文様。
Wright red、という色彩。
パターンと種類の変遷。
ライト独自の昇華、発展。

・・・見る目が変わってしまうわけで。
そういった背景を踏まえつつ、
もう一度、テキスタイルを見直してみること

2時間という時間で。

2006-06-24 10:41:38 | 映画
最近観た映画2本。
なぜか今週はナニゲに映画ウィークな一週間

                  

一本目。「花よりもなほ」
岡田君が仇討ちを志して暮らしている長屋での人間模様を描いた映画。
人物描写が個性的な人物ばかりで、リアル。
人情味溢れるあったかい雰囲気の映画。
主役意外の長屋の人物の人生や過去、
それぞれが抱えている苦しいものが、
コミカルな中にエピソードで見え隠れして、
でも基本的に、人間同士の思いやりだとか、
生きていく楽しさだとか、
あったかい人情が溢れまくっていて・・・。
ほのぼのした気持ちになれたかなぁ

2本目。「デスノート(前編)」
漫画も読んでるコミックの実写版(買ってないけど
成り行きで見に行ったんだけど、
面白かった~っ
原作を読んでいて、しかもかなり好きな漫画なだけに、
実写ねー・・って思ってたんだけど、
CGのデュークのリアルさが凄すぎっ!
だいぶ原作と話やエピソードが変わっていたけれど、
大筋は原作を忠実に再現していたし、
どうやって実写にするんだろーって思ってたけど、
観てみると、納得
意外に実写向きの漫画なのかも。
しかもナニゲに主題歌のレッチリが良かった~
昔好きだったアーティストの歌は、
音楽の好みが変わってもやっぱり心の琴線にびんびんくるなぁ

優しい瞳

2006-06-19 10:34:33 | ART・建築
シャガール展@サントリーミュージアム

ずっと行きたくて予定が折り合わず、
今月行かなきゃ終わっちゃうってことで、行ってきた

                    

サントリーミュージアムに行くと、
初めにキュレーターさんの「みどころ解説」が聞けるのが
最近、結構お気に入りで、
サントリーミュージアムに行く楽しみの一つだったりする
今回もシャガールの生まれ育ち、生涯の流れ、
作風の移り変わりや特徴をコンパクトに聞けて、なかなか良かった

                    

所蔵する美術館が偏っていたせいか、
版画やリトグラフの作品が中心で、
油絵が少なかったのが少々残念
でもその分、いつもなら足を飛ばしがちな
版画やリトグラフもじっくり見れて良かった気もする。
もともとシャガールの絵は、わけがわからないようで、
それでいてストーリー性がある楽しい絵が多いと思うのだけれど、
版画やリトグラフはストーリー性がはっきりしている。
その中でシャガールらしい優しいタッチと、
柔らかな表情、リズムのある色使いで、
優しい気持ちになれたような
油絵の点数が少なかった分、
油絵も一枚一枚じっくりと見れたし。
花束も花にぱっと目がいったり、
ぼやっとした色使いの中で、
光が当たってるかのようにある人物や花束だけ色味が溢れていたり。
一枚のキャンバスの中で、
色々なシーンが脈絡なく入り乱れつつ、
でも調和していてキャンバスの中で共存していたり。
特に花束の描写と色のチョイスは絶妙。
シャガールは、
「上下左右どこから見ても、絵は鑑賞するにたるべきだ」
という持論を持っていたらしく、
確かにそういう意図が見え隠れする作品も、多々
印象に残ったのは、
いかにもシャガールな動物の瞳。
馬だったり、ペガサスだったり、
シャガールの絵には
中性的な雰囲気を持った動物の横顔が
描かれていることが多いのだけれど、
どれも皆、とても清らかな優しい瞳をしてる
とても無垢な感じの瞳
ふぅ・・・、いい休日の午後だったなぁ

未知の領域へ

2006-06-19 10:14:10 | ART・建築
深く深く、地球の中心部へ・・・。

サントリーミュージアムを目指して、
てくてくっと歩いていたら、
偶然、地球探索船「ちきゅう」が大阪港に
http://www.jamstec.go.jp/chikyu/jp/
「ちきゅう」は地球内部の調査を行う為に作られた
地球の深部を探索する船。
地球の本当に中心部のマントルのコアまで採取出来る技術を持った船。
未知のものを探るものってだけで、わくわくする。
2005年の夏に完成したばかりだとか
実物、本当に大きかったっ
遠目でも大きかったけど、
近づいてみると、その大きさは本当圧巻!
全長270mだし、船上のデリックは船底から100m以上。
大きな商業ビルがごろんと海の上に横倒しになってる感じ

GPSと海底のトランスポンダからの信号で、
6つのスクリューによって船を制御して、
海の一点に位置し続ける技術。
ライザーパイプの中をケーシングパイプ、ドリルパイプと
次々通す繰り返しの作業により掘り進めてコアを採取する掘削技術。
微生物や、科学技術、コアの分析を進める研究設備。
滅多に見れるものじゃないし、
色々なものが見れて、面白かった~
船の設計に関わった企業も、
これから船で研究に携わっていく研究者も、
ものすごく仕事面白いんだろうな。

水を得た魚

2006-06-17 23:49:42 | エトセトラ
ひさびさに、タワレコ☆
新しい音楽に出会う楽しみ、
思ったよりもご無沙汰だったようで…
「居すぎだろ」ってくらい店内うろついて、
めっちゃ元気になりました
ほんと身体は正直。
インプットは定期的にと、改めて決心してみたり

紫陽花繚乱

2006-06-13 22:07:25 | 旅、散歩
三室戸寺@宇治
誇るは紫陽花一万株、
見事に咲き乱れておりました
とはいえ、まだまだこれからの株もあったし、
見頃はまだまだ続くんかな。
結構人が多かったうえに、
絵具禁止で
スケッチ出来なかったのがちと心残り