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まだ終わらないのか。

2011-05-15 | ニュース 社会

強制収容所の91歳元看守に有罪「最後の戦争裁判」

●ドイツ南部のミュンヘン地裁は12日、第2次世界大戦中にナチスの強制収容所で看守を務めたとして、ユダヤ人大量虐殺への関与を問われたウクライナ出身のジョン・デムヤンユク被告(91)に禁錮5年(求刑同6年)の判決を言い渡した。戦後65年が過ぎ、「おそらく最後の大規模なナチス戦犯裁判」として注目されていた。同地裁は「逃亡の恐れがない」などとして被告の釈放を認めた。弁護側は控訴する方針で、判決確定まで被告は収監されないため、被害者の遺族らからは不満の声も出ている。判決によると、デムヤンユク被告は1943年、ナチス占領下のポーランドのソビブル収容所で看守として働き、少なくとも2万8060人のユダヤ人殺害を手助けした。判決は「看守は人々の到着から遺体焼却までを監視した。彼らは、できるだけ多くの人間を組織的に殺害する目的の機構の一部だった」と述べた。ソビブル収容所はユダヤ人の大量殺害のみを目的に作られ、25万人以上が殺害されたとされる。公判は約1年半続き、法廷で被告は沈黙を続け、犠牲者の家族らが米国やオランダから出廷し、被告に真実を語るよう求めた。

asahi.com より引用した。実際に戦争の経験もなく、戦争について特に勉強をしたわけではないが、感覚的に「こんなことを何時までやっているのだろう」と思う。当事者たちからはお叱りを受けるのは覚悟の上だが。お叱りを承知でさらに言わせて貰うと、ドイツでは「ナチス」にわが国では「靖国のA級戦犯」に全ての罪をおっかぶせようというのは少し違うような気がする。どうしても悪人を吊らさなければならないとしたら、犯人は時代の流れの中に飲み込まれてしまった「世論」ということになるのではないのか。二つの国から我々が得るものがあるとすると、今の民主主義を絶対に放棄しないということであって、いまさら過去の戦犯を探し回ることではないだろう。

今日の一枚も、「新しい大阪駅」です。

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