写真を中心に

毎日1枚の写真と1本の記事を掲載しています。

範パオパオを考える

2008-07-15 | ニュース 社会

ニュースを斬る 教師の告白があぶり出した中国社会の「危機意識」 (日経ビジネスオンライン) - goo ニュース

北京オリンピックを間じかに控え、チベット問題が国際的に取上げられている最中に四川大地震が起こった。中国共産党は主要メディアの幹部を集め政府や党にプラスになる場面を中心に報道するようにとの指示を出していた。建国以来、空前の団結と政府が評価するほどに「団結心」が中国全土に燃え上がっている最中に、範パオパオ事件が起きた。範氏は「私は元々献身的な行動に出る勇気を持った人間ではない。自由と公平を追及する人間で、決して他人を優先して自分を犠牲にする勇敢な人間ではない」と書き、今回の行為および自分に対して道徳的引け目を感じていないとも書いている。独裁政権の国で国民やメディアからパッシングされる中での発言は、勇気の要るものと思うと同時にインターネットの進歩はどんな独裁政権にも止めることが出来ないものだと改めて感じたしだいである。彼は中国の専制的な政治が嫌いでその宣揚に乗らない人間だと宣言したわけで、その彼を支持する人々もかなりの数に上るということが明らかになった出来事であった。彼の一連の発言は間違っているとは思わないが、自分が教えていた生徒には「先生、先に飛び出してしまってゴメンナサイ」ぐらいは言って欲しかった。人としての情の部分が少し足りないように思える。

今日の一枚は、バラです。

  http://www.dff.jp/

よろしければ下もクリックを !                                                                                           (ランキングに参加しています)

にほんブログ村 写真ブログへ 
にほんブログ村 その他日記ブログへ

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。