無職の男、同居の父親を殴り殺す
●埼玉県警川越署は４日、同県川越市かし野台、無職久保隆晴容疑者（37）を傷害致死の疑いで逮捕した。久保容疑者は５月に派遣社員を辞めた後、仕事に就いておらず、七夫(70)さんから生活態度を注意されるなどして口論が絶えなかったといい、３日は、ガス料金の支払いなどをめぐって言い争いになったという。
認知症の父親傷害容疑で４０歳男逮捕、父死亡
●千葉県警佐倉署は５日、同県八街市上砂、会社員川上高広容疑者（40）を傷害の疑いで逮捕した。川上容疑者は父子２人暮らし。隆雄さん(67)は認知症の症状があったといい、川上容疑者が食事の世話などをしていた。川上容疑者は「父親は食事を飲み下せなくなっていた。３日夜は、食事がのどを通るように、のど仏あたりを平手でたたいた」などと供述しているという。
どちらも読売新聞の記事を引用した。一つ目の事件は母親も健在で3人で暮らしていたようだ。37歳にもなって両親と一緒に暮らしているのがおそらく事件の発端だろう。本人は仕事への焦りがあっただろうし、親はとかく子供を案じて口を出しがちだ。これまでに同じような事件が何度もあった。37歳になる前にそれらの事件を「他山の石」として、食べていける自信がなくとも家を出るべきだった。そうでないと親がかわいそうだ。二つ目の事件は、父親の認知症の症状があったというから家は出れない。容疑者は会社員というから親の認知症はまだ軽いのか。容疑者の供述どうり、単なる事故のように思うがどうだろうか。
今日の一枚も、「’70万博パビリオン」です。
では「デジタル一眼レフカメラ」欄に
では「ひとりごと」欄に掲載されています
無職のパラサイトシングルは、身近に多く、「この人たちは、親御さんが亡くなったら、どうやって生きて行くのだろう？」と、他人事ながら、不安になります。
亡くなった親の遺体を隠し、死亡届を出さず、親の年金を受け取っている事件も、氷山の一角ではないかと…。