葬式代なくて誰にも…83歳母の遺体放置
●群馬県館林市上赤生田町で自宅の和室布団内に女性の遺体を放置した疑いで無職野村修身容疑者(47)が逮捕された死体遺棄事件で、館林署は22日、遺体は野村容疑者と同居していた母親の無職野村ツネさん(83)と判明したと発表した。捜査幹部によると、野村容疑者は「葬式代などの金がなく、死んだ母ちゃんのことを誰にも言わなかった」と供述しており、自宅は電気も止まっている状態だった。ツネさんの死因は不詳で、今年6月頃に亡くなったとみられるという。19日午後5時40分頃、ツネさんの様子を見に行った介護支援専門員の男性(37)が遺体を発見、110番した。
YOMIURI ONLINE より引用した。同じような事件を最近取り上げたはずだが、と日にちを遡っていったところ、7月3日のブログに行き着いた。タイトルは(市営住宅で女性ミイラ化、息子「金なく放置」)というもの。罪にはならないのか…と、私の意見が綴られているが、今日の記事では「死体遺棄罪で逮捕」と出ているので、3日の事件もそうなのであろう。二つの事件は北九州と群馬県と距離は離れているが、容疑者の息子の年齢が48歳と47歳と同じ年頃でしかも2人とも無職という共通点もある。北九州の事件の書き込みで、「母親の年金で生活をしていたのではないか」と疑問を呈したが、今日の事件も「電気を止められていた」という事情だから、やはり母親の年金で生活をしていたのではないだろうか。「50歳近くになって母親の面倒を見るために仕事をやめなければならない状態に追い込まれたら」。二つの事件がそうだという確証はないが、日本全国、至るところで起きても不思議でないような事件である。
今日の一枚も、「季節の花」です。