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輪旅 佐久平その1・御牧ヶ原から小諸へ!

2013-06-14 21:56:13 | 自転車旅
《輪旅 佐久平その1・御牧ヶ原から小諸へ!》
雷電くるみの里よりスタート・・
東御市の高台を走ってきました。
このエリアの魅力は、農村風景と浅間山の遠望。
蓼科山や北アルプスの山々にはまだ白い雪が・・・
田植えの準備ができた水田、白い花の咲くリンゴ園。

信州の春を満喫してきました。


(海野宿を走る)
前夜は京都のK原さんと車中泊・・・登山の仲間はどこでも寝れる!?で心強いです。道の駅「雷電くるみの里」よりスタート。江戸時代の名力士「雷電為右衛門」の碑のところで北国街道に合流・・・しなの鉄道田中駅を目指します。

ここで、神奈川のN沼さん、東京のⅠ倉さんと合流。折角ですので、海野宿へ寄り道・・・観光化が進みすぎて映画のセットのような街並み復元が目立つ中では、とても往時の雰囲気が残っていて好感が持てます。


(八重原にて)
田中橋で千曲川を渡り、東御市八重原へ・・・ここは私のお気に入りエリア、信州の違う一面があって、何度も訪れたくなる場所です。特に、浅間山が白くなったころは最高かと。南には雪の残る蓼科山も遠望できます。

佐久平は雪の少ない地域・・・もう水田には水が張られ、田植えのシーズンでもありました。コメが主食の日本人にはこれも嬉しい風景です。

明神池の湖畔をかすめ、上八重原、田楽平らへ・・・地質学的にいえば、浅間山や蓼科山の噴火による火山灰が積もってできた台地なのでしょうか。その雄大な眺めは一見の価値ありです。


(浅間山をバックに)
外倉、桐原、細谷、塩沢へと快適なサイクリングを楽しみます。明治時代、廃藩置県で職を失った武士が、この御牧ヶ原へ入植したとも・・・水利の悪い台地のため、溜池が多く見受けられます。遠くには北アルプスの白い峰々も・・・後立山連峰のようです。

観音坂を下り、畔田より印内へ。そこよりゆるい坂をじわじわと御牧ヶ原へ上がります。かつてここは名馬を産出した場所とか・・・


(御牧ヶ原にて)
四ツ京塚で右折・・・蓬田方面へ。「緑の牧場学園」の看板のところで左折、八幡という地区を走ります。ここもご機嫌なエリア・・・ひとりのんびりと散策したい場所です。

千曲ビューラインを横切り、山浦地区へ・・・乾門無池から諏訪山口までの道のりは誰にも教えたくない!?くらいの風景が待っていました。まさしくランドナーの世界・・・


(布引観音)
諏訪山への予定はカットし、小諸の町へダウンヒル・・・千曲川に出合ったところで皆さんとは別行動に・・・皆さんは小諸城址、懐古園へ、私は宿題となっていた布引観音を訪れることに。

「牛に曳かれて善光寺へ」その由来となったお寺さんです。山麓の駐車場より両岸を岩に囲まれた沢を登って行きます。約30分・・・手掘りの隧道を抜け、懸崖造りの観音堂へ・・・信仰心の厚さを感じる建物に感動でした。


(小諸 大塚酒造)
「雷電くるみの里」に停めたクルマを回収・・・夜の部?に備え、小諸市内の酒蔵で新酒?生酒を仕入れます。大塚酒造、以前もここで試飲をさせていただき、美味しかったことを覚えていましたので。建物の造りも昔のまま、とても雰囲気のある酒蔵です。もちろん、お酒も美味しい・・・


(ペンションのテラスにて)
小諸市内よりちょっと上がった天池という場所に「ペンションのりさんち」はありました。私はクルマで・・・他の皆さんはちょっと苦労をされたようです。


(クラシックギターのゆうべ)
ここで三重のAさんとも合流、これで五名に。洒落た建物はとても素敵・・・なんと夕食はオーナーの説明付きのフルコース・・・とてもリッチな気分になれました。

サプライズ・・・三重のAさんはクラシックギターも趣味の一つ・・・バッハをはじめ、名のある曲(私には覚えられない)を次々に披露・・・最後はあの名曲「アルハンブラの思い出」その指の動きにはほれぼれとする美しさがありました。

自転車をきっかけとするお付き合い・・・皆さんの多彩な一面に感動を覚えました。
ありがたいことです!!