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Club野風増   岐阜・本巣100夢プロジェクト!

自転車、登山、テレマークスキー、カヌー・・・そんな情報が満載ですよ!!

輪旅 野辺山から木賊峠へ!!

2012-10-09 22:13:09 | 自転車旅
《輪旅 野辺山から木賊峠へ!!》
婆娑羅なサイクリストが山梨県韮崎に集まりました。

皆さんのご協力により、無事に二日間の八ヶ岳プランを終えることができました。
ありがとうございます。
夜中だけの雨、天候も味方をしてくれたようです。

私にとっても憧れの木賊峠、観音峠・・・40年来の夢が叶ったことに感謝をしています。
正直、期待以上の雰囲気があり、とても満足しています。

画像・・・パスワードはbasaraです。
http://gallery.nikon-image.com/110885861/albums/3093384/

動画は・・・
http://peevee.tv/v?apg9c8
http://peevee.tv/v?apga1f

またお付き合いをヨロシクお願いいたします。
来年の10月・・・糸魚川の平岩駅より蓮華温泉を目指す予定です。


(静かな裏道を走る)
ニセ八ツという言葉があります。茅ヶ岳の山塊をいうのでしょうか、甲府市方面から信州を目指しますと、右手方向に最初に現われ、八ヶ岳と勘違いをするからその名が付いたのかもしれません。火山性の山のようで、いずれも雄大な線を描く裾野が綺麗です。


(完熟トマトを堪能)
集合&スタートは道の駅「韮崎}、最終、13名の方々が集まりました。いずれも筋金入りサイクリストばかり・・・往年の名車達はまぶしいばかりでした。

裾野を横切る茅ヶ岳広域農道を走り、清里を目指します。結構な標高があるようで、釜無川越しに甲斐駒や鳳凰三山が雄大に見下ろせます。増富温泉への道を横切り、真新しいトンネルを抜け、さらに裏道を選んで海岸寺へ向かいました。

途中、真っ赤に色んだ完熟トマトを購入・・・ひと山300円、道路端に座り込んでいただきました。その味は昔懐かしい、本当のトマトの味という感じでした。


(海岸寺の手前あたり)
私の地図にないトンネルを抜け、山裾の裏道を清里へ向けて北上してゆきます。沢沿いの道はクルマも少なく、サイクリングにお勧めのルートです。桑原のあたりの神社でランチタイム・・・S井さんはアルコール・バーナーでお湯を沸かし、カップラーメンを・・・羨ましい一コマでした(美味しそう!)


(野辺山高原の風景)
東原のあたりで二手に・・・走りたいないグループは、開拓から平沢のルートへ爆走?してゆきました。私は無難なルートで清里へ・・・このあたりから見下ろす小淵沢方面の景色も素敵でした。


(ペンション・ホルンのテラスにて)
かつての賑わいはないものの、清里は人気の観光スポットのようで、大勢の観光客がたむろしていました。なぜか高原といえばソフトクリーム・・・芝生に座り込み、しばしの歓談を。


(ホルンにて)
午後4時、山の夕暮れは早いため、野辺山のペンションへ急ぎます。途中、国道を離れて裏道へ・・・ここも素敵なプロムナードコース・・・色ずき始めた広葉樹の下を快走します。やがて高原野菜の畑越しに宇宙電波観測所の巨大なパラボラアンテナが・・・宿は近いようです。

ペンション・ホルンは期待通りの宿でした。今日は私たちで貸切に・・・脚長美人の奥様と妙齢な娘さん三人で切り盛りを・・・素敵なディナータイムを過ごすことが出来ました。(アルコールを沢山飲む方は事前予約を!??)

恒例の二次会・・・山梨の地酒「七賢・山梨銘醸」、勝沼の赤ワイン、いいちこ・・・最後まで粘っていた方の名前は伏せます(笑)


(瑞牆山をバッグに)
翌朝、夜中に降った雨も上がり、とても幸運。パン食の朝食では峠が越えられないとのリクエストでご飯もお代わり。奥様に見送ってもらい、高原野菜の畑の中をスタートしました。

先ずは信州峠へ・・・川上村へ降り立ってから、再び南下して峠を目指します。畑で活躍するジョン・ディアーのトラクター・・・そのグリーンとイエローのカラーリングがとても恰好良かったです。

それほどの苦労もなく、信州峠へ・・・キノコ三兄弟の皆さんは周辺の藪へ分け入り、キノコ狩りに余念がありませんでした。毒キノコでなければよいのですが・・・

黒森の集落へ・・・ここは瑞牆山の展望が素敵です。お決まりの記念写真を!増富温泉への道を見送り、瑞牆山荘を目指します。自然もたっぷりですが、坂もたっぷりとでした。


(観音峠にて)
山荘前にてランチを済ませ、いったん下って木賊峠へ・・・今回のメインディッシュです。水を得たようにスイスイと峠を目指す方・・・あくまでも自然を満喫!ゆるゆると上って行く方・・・それぞれが好きなペースで峠へ向かいました。

木賊峠・・・稜線上のT字路、ちょっとイメージとは違っていましたが、うん十年来の憧れの地・・・富士山が望めるという場所にて証拠?写真を撮って、次の観音峠を目指しました。

この区間は工事による通行止めが・・・幸い、日曜のために休工?のようです。ほぼ下り基調で稜線散歩が楽しめました。まさしく至福のひと時・・・サイクリスト天国でした。

観音峠・・・ここも予想外の風景・・・あとは甲府市内を目指して下るだけ・・・豪快なダウンヒルを心置きなく満喫することができました。ハードなブレーキングによってリムが火傷をするほど熱くなっていたのは。後で知ったことです。


(今回の参加者)
福沢でしょうか、ここで皆さんとはお別れに・・・真っ直ぐ南下して甲府駅へ向かう方、御岳昇仙峡へ寄って帰る方、ホッチ峠を越えて韮崎の道の駅へ向かう方、それぞれが思い思いのルートで帰途に着きました。

自転車旅行(サイクルツーリング)をこよなく愛する皆様方・・・二日間の輪旅に付き合っていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。また次回もどこかの宿でお会いしましょう。

婆娑羅自転車旅行倶楽部より

輪旅 宇治・宇治田原・和束へ!

2012-09-06 11:35:04 | 自転車旅
《輪旅 宇治・宇治田原・和束へ!》
世界遺産の平等院が改修に・・・しばらくは覆いが掛けられて全容が見れなくなるということで出かけてきました。修復の箇所は屋根と朱の塗り替えとか。

その前に見ておきたいとの思いでプランしました。以前、ここを訪れたのは小学校の修学旅行だったと思います。半世紀前!??

その後は宇治茶の産地、和束町の茶畑を散策・・・高台の集落から見下ろす緑の茶畑には心を癒されました。


(宇治の平等院)
大昔、小学校の修学旅行は京都奈良でした。初めての宿泊旅行??で緊張した覚えがあります(笑)その平等院が改修に・・・唐招提寺、薬師寺、姫路城などしばらくは覆いが掛かってしまうケースが多くあります。その前に一目・・・平等院はもともと朱く塗られていたようですが、それを修復するとの計画だそうです。木造建築を長く保存するのには塗ったほうがよいのかもしれません。


(宇治川)
唯一、琵琶湖の水が流れ出すのが瀬田川・・・京都府に入ると宇治川と名前を変えます。よって、宇治橋から見下ろす水面は心なしか緑色に濁っています。それでも宇治あたりの景色は落ち着きがあり、流石は世界遺産・・・京都の景観そのものでした。


(和束町の茶畑)
加茂駅に移動・・・サイクリストの大先輩とランチタイムを楽しみました。その後、雷雲を確かめながら和束町へポタリング・・・奈良時代に都のあった恭仁京跡、山城国分寺跡の横を通り、海住山寺へと思うがパス!?・・・例幣~奥畑~石寺へと、ちょとした山上集落を縫って走ります。


(癒しの風景)
ここはお茶の栽培が盛んで、独特な風景は心を癒してくれます。日本茶の発祥地は宇治田原とか・・・その隣の和束町もお茶栽培が盛んなようです。山の上まで一面の茶畑・・・手入れの行き届いた畑は見ていて飽きません。製茶工場から流れてくるお茶の香りがまたたまりません。


(笠取あたりの峠にて)


(災害の爪あと)

輪旅 上石津西山林道(仮称)を走る!

2012-07-19 22:09:30 | 自転車旅
《輪旅 上石津西山林道(仮称)を走る!》
以前より気になっていた上石津(現大垣市)の林道を走ってきました。
名称は、幾里林道から萩原林道・・・霊仙東尾根作業用林道ともいうようです。
正直、この暑い時期に行くところではないようにも感じましたが・・・
紅葉から新雪が降るまでの11月頃、雪解けから新緑の4月頃が良さそう!

先ずは幾里林道を稜線まで上がります。舗装路で楽チンでした・・・その先のゲートより未舗装に・・・思っていたより走りやすい林道でした。枝道は数々・・・国土地理院の地図で判断・・・問題の崩落地は何とか通過・・・川西地区の上部までは無難に到着しましたが、この先がややこしいことに。

迷いに迷い、何とか萩原集落へ下り立ちました。萩原林道は、倒木あり、崖崩れあり・・・廃道は時間の問題かと!


(上石津西山地区)
一之瀬ポケットパークをスタート。当初、予定の多良峡コースは工事のために全面通行止め・・・かといって、勝地峠を越える元気もないのでトンネルを抜ける。上多良より西山地区へ・・・延坂の標高は250メートル、とてもひなびた場所でした。


(幾里林道への入り口)
幾里林道・・・いよいよ始まりです。後で知ったのですが、今日の関ヶ原の気温は37度だったとか・・・強烈な暑さでめげる気持ちを抑え、稜線へ伸びる林道を黙々と上がってゆきました。救いは、舗装路であったことと木立の日陰があったこと。


(いよいよダート道の始まり)
稜線へ上がった先にはゲートが・・・そこよりは地道の林道が始まりました。今日の自転車は前後ともにサスペンションの付いたMTB・・・若いころならノーサス、リジッドの自転車で走ったものですが、加齢とともに凹凸に反応ができず、オートマチックに難路を走破してくれるフルサスのMTBとなりました。


(今日の愛車)
路面は思ったよりフラットで走りやすい・・・快調に林道を走って行きます。突然、森の中よりガサガサ音が・・・日本鹿が飛び出してきました。カメラを・・・思うまもなく崖下へと・・・個体数が増えているようです。途中、何か動物の骨が・・・鹿の角もゲット。


(崩落現場)
どなたかのウェブでも拝見した崩落現場・・・道の半分近くが崖下に崩れ、ガードレールも谷底へ折れ曲がって・・・補修もされず、放置されているようでした。日本経済は低迷に・・・結果、工事の予算も付かず、そのままになっているようです。


(伊吹山が正面に!)
まだまだ林道は続き・・・やがて正面に伊吹山が。このコースの魅力は展望にあるようです。夏以外の快適な時期に再訪したいものです。

北にあるゲートを抜けると道は二股に・・・右手、真っ直ぐな道を選ぶ。このルートは枝道が多く、地図とコンパスと高度計を駆使することになります。思いつきで走るコースではなさそうです。


(萩原地区への下りへ)
正直、持参した地図以上に分岐する枝道が多く、頭を悩ますことになりました。こんな時に役立つのがクルマやオートバイの輪跡、痕跡があれば活用されている道であり、下の里へ通じているという保障になります。その逆、草が生え、苔むしている道は途中で行き止まりになる可能性大です。

川西への標識は見送り、最北部の萩原を目指します。疑心暗鬼・・・ひょっとしたら今須あたりへ下りてしまうのか。運よく、四駆に乗った爺様が向うから・・・レアな現地情報をいただき、萩原への道を確信しました。

その先・・・結構荒れた道で、倒木、ぬかるみ、崖崩れとハードな区間でもありました。その分、走り応えはバッチリ・・・大いに林道を走行を満喫できました。


(牧田川の清流)
八幡神社の前を通り、無事に国道365号へ。緊張感がゆるみ、ダメ押しの灼熱地獄が・・・意識がもうろうと・・・牧田川の堰堤がある付近・・・山の斜面より湧く水を頭から被る・・・一気に体温が下がり、正気に戻った瞬間でした。



輪旅 ウナギを食べに上之保へ!

2012-06-25 20:22:14 | 自転車旅
《輪旅 ウナギを食べに上之保へ!》
所属するクラブのプランでウナギ食べランへ参加してきました!
シラスが不漁・・・よってウナギが高騰。
岐阜でもかなり田舎のお店でしたが、並のウナ丼で2200円。ちょっと庶民には手の出ない値段になりつつあるようです。「もうこれで食べ納め!?」悲痛な仲間の声が聞こえてきました(それは私ですが!)

今回のコース・・・峠が三つ、ほとんど裏道的な農道のため、仲間との会話を楽しみながら70キロ弱を走ってきました。貴重な梅雨の晴れ間でした・・・
①津保川に沿って・・・鮎釣りもチラホラ!
②復活したBSダイヤモンドDC-15・・・調子はまあまあ!
③旧上之保村 栄屋さんのウナギ丼!


(伊深あたりを快走)


(復活したBSダイヤモンド DC-15)


(今日の素敵な仲間達)


(上之保 栄屋のウナ丼)


(津保川に沿って)


(富加町 松井屋酒造)


輪旅 伊豆・修善寺から戸田へ!

2012-06-16 18:33:12 | 自転車旅
《輪旅 伊豆・修善寺から戸田へ!》
毎春、ツーリング系の皆さんが集るイベントがあります。
今年は伊豆で開催・・・
コースは、修善寺駅~湯ヶ島温泉~持越~林道~西伊豆スカイライン(土肥峠・戸田峠)~戸田(宿泊)~林道~真城(さなぎ)峠~西浦~三津~林道~修善寺駅

距離こそ少なかったのですが、西伊豆特有?の激坂の連続・・・疲労困憊の自転車旅でもありました。ご褒美は・・・戸田峠からのダウンヒル!リムが焼けどをするほど熱くなっていました。それと、豪勢な海の幸・・・タカアシガニこそ出てきませんでしたが、巨大な金目鯛の煮付けなど、海なし県に住むものにとっては竜宮城状態?乙姫様はちょっと年配!?でしたが、久し振りにリラックスできる充実の旅でした。
※今回の地酒・・・修善寺・万大醸造さんの「あらばしり」と「純米吟醸」・・旨すぎるでいかんわ!


(往年?の名車たち)
伊豆箱根鉄道「修善寺駅」に集合・・・やはりここは伊豆観光の拠点・・・多くの昇降客で賑わっていました。

先ずは狩野川右岸を南進・・・対岸の国道136号よりは静かなようです。明徳寺にて休憩・・・境内には不思議な置物が・・・興味のある方は是非とも訪れてみてください。


(健脚ぞろい)
湯ヶ島温泉で右折・・・国道ではありますが交通量は少なく、とても快適でした。湯ヶ島温泉・・・川端康成や井上靖も逗留したという歴史ある温泉地ですが、今はとても静かに・・・

持越川に沿って仁科峠方面へ・・・途中、採石場?のある持越で右折・・・〇〇林道、その行き成りの急傾斜には参りました。凍結の心配が無いエリアでの道路設計は自転車にやさしくないようです。その急傾斜は西伊豆の稜線を通る西伊豆スカイラインまで続きました。


(風光明媚な西伊豆スカイライン)
以前は有料道路であった観光道路ですが、今は無料化に・・・よって、自転車も通行可になったようです。オートバイの方々が猛烈なスピードで通過してゆきます。

土肥峠(船原峠)までいったん下り、再度、達磨山あたりまで上ることになります。健脚組みはどんどん先に・・・焦らずゆっくりと・・・ロングツーリングのコツは体力の温存が必須・・・途中でギブアップというわけには行きません。

達磨山あたり・・・ここは別天地・・・笹におおわれた尾根の上を快走してゆきます。晴れていれば富士山の雄姿が・・・また訪れたくなる場所でした。


(海の幸満載)
戸田峠に下り立ち(峠は稜線の一番低いところにあるため)、展望台より戸田の町を見下ろす。天然の良港・・・戸田港賀が霞んで見えました。ウィンドブレーカーを着込み、豪快なダウンヒルに備えます。長時間のブレーキング・・・リムが火傷をするくらい高温になります。最悪の場合はパンクに・・・

今宵の宿は「戸田旅館」・・・四階建ての素敵な宿でした。先ずは展望風呂へ・・・一日の汗を流し、仲間と語らう楽しいひと時でもあります。窓からは戸田港が目の前に。


(修善寺 万大醸造の銘酒)
風呂から上がれば夕食へ・・・まさしく鯛や平目の舞踊り・・・竜宮城状態であったことは云うまでもありません。サプライズは金目鯛の煮付け・・・その大きさは特筆モノ・・・高額なタカアシガニよりこちらが正解のようでした。巨大な舟盛りは云うに及ばずですが・・・

もう一つのサプライズ・・・伊豆半島に唯一残る造り酒屋、修善寺の万大醸造さんの「あらばしり」と「純米吟醸」それも一升瓶で二本・・・くらくらと目まいがしたのは酔いのせいでしょうか。


(西浦あたりで)
翌日も快晴・・・静かな裏道より真城(さなぎ)峠へ・・・ここもなかなかの旧勾配でした。何とか乗り越え、波静かな駿河湾の西浦へ下り立ちます。あとは海岸線を辿って三津、修善寺へと帰るだけです。

充実の二日間・・・こんな素敵なツーリングをプレゼントしてくれた幹事のS井さん、参加の皆さんに感謝を申し上げます。