ヴェルソワ便り

スイスはジュネーヴのはずれヴェルソワ発、みんみん一家のつづる手紙。

遺跡ツアー始まる

2008-01-06 18:03:52 | エジプト旅行
いよいよナイル上流域の遺跡見学に出発~!!

カイロから飛行機で1時間弱、あっという間にルクソールに到着。まずは美しい空港とナイル川沿いにならぶ立派なホテル群に圧倒される。超高級ホテル・ウィンターパレスには今ちょうど、サルコジ仏大統領がヴァカンスで来ているらしい。フランス人ならメルキュールに泊まれよ~、と言いながら、みんみん一家はホテル・メルキュールに到着。昼のコシャリでまだおなかが一杯だから、まずは夜のルクソール神殿でも見に行こう。神殿はホテルの並び、700mほど先に入り口がある。

ホテルを出ると、そこはかとなく家畜臭い。と思ったら車道にはロバのう○こが点々と続いている。そこへ流しの馬車がよって来て、一人10ポンド(200円)でどうかと言ってきた。A氏に相場は聞いていたので、すぐそこなのに高すぎるよ~と立ち去ろうとすると、一人5ポンドになった。まだぜんぜん高いけどなんだか貧相なおじいさん御者だし、まあいいか。バクシーシ、バクシーシ。

着きました!ルクソール神殿正面

なんかバランスが悪いでしょ?なぜなら当初は右側の暗い部分に、対になるオベリスクがあったから。そのオベリスクが今どこにあるかというと・・・・そう、パリのコンコルド広場です。


ラムセスⅡ世の中庭


スフィンクス参道


エジプトの相場とは

2008-01-06 09:09:43 | エジプト旅行
カイロでは夫の友人でパリで一緒だったA氏のお宅へ。久々にご家族とお会いし、夕食をご馳走になりながら、タクシーの乗り方、お勧めのエジプト料理や遺跡等々、ものすごく役立つ情報を教えてもらいました。
タクシーは黒白のツートンカラー
短い距離なら交渉しだいで約60円(エジプト人なら20円)。安い!

さらに翌日はA夫人が車を出してくださり、念願のエジプト考古学博物館へ。
館内の写真撮影は禁止

入館するとすごい量の展示品が、説明書きのほとんどないまま雑然と置いてある。A夫人によるガイドがなかったら見過ごしてしまったであろうすばらしい展示物がこれでもかと並び、ホントに5千年前のもの!?とか驚きっぱなし。ヨーロッパの中世が暗黒時代と言われていたのもしょうがないと思いました。

それにしても入館料高すぎ。大人一人約千円、ミイラ室は更に別料金でなんと一人二千円!!!!ホテルと見学料の高いのがエジプト。それでもここまで来たからには、やっぱり入ってしまうんですね。ミイラ好きのしろみとしては。

で、拝見しました、ラムセスⅡ世のミイラ。九十代で死んだはずだけど、夭折した他の王のミイラよりもきれいなくらいで、ぽやぽやっとした白髪までくっついて残っている。ミイラにした職人の技でしょうか。

そんなこんなで一通り見終わると、数千年の時の重みに頭がついていかなくてめまいが・・・。今日だけではムリ、また来ます。

博物館でしっかり勉強した(のか?)後は、A夫人おすすめの庶民の味・コシャリ屋へ。
これがコシャリだ!

ごはんに何種類かのパスタ、レンズ豆、ミートソース、フライドオニオンがのっている。これにお好みでビネガーとタバスコみたいな辛いソースをかけ、ぐちゃぐちゃ混ぜて食べる。見た目は完全にねこまんまっていうか、残飯(゜ー゜;
炭水化物ばっかりなんだけど、これが結構おいしい。小さいサイズ(50円くらい)を食べてもかなりおなかが膨れる。お持ち帰りもできる、エジプトB級グルメの決定版です。やっぱ食べ物の物価が安いって、いいな♪