ヴェルソワ便り

スイスはジュネーヴのはずれヴェルソワ発、みんみん一家のつづる手紙。

砂漠ツアー シメは温泉

2008-01-05 18:25:14 | エジプト旅行
さて初体験の寝袋も、砂まみれになりながら何とかクリア。オアシスのホテルで買っておいた分厚い毛糸の靴下が役に立って、ぽかぽかでした。
残念だったのはキャンプの食事をねらって来るというフェネックぎつねに出会えなかった事。ハイシーズンの今は連日・何組もこの近辺でキャンプしているので、満ち足りてしまったらしい。でも朝起きるとテントの周りはフェネックや砂漠ねずみや、なんだかわからないたくさんの足跡だらけだった。こちらからは見えなかったけど、あちらさん達は様子を探りに来ていたみたい。

日の出の時間こそ曇っていたが、どんどん青空が広がって白砂漠はさらなる美しさを見せてくれる。

マッシュルームとひよこ


朝ごはんを食べ、4WDに乗ってバハレイヤオアシスへの帰路、クリスタルマウンテンへ寄る。その名の通り山自体がクリスタルでできていて、朝日で反射して美しい。まさにお宝の山を前にして、こども達のテンションが上がる。




バハレイヤの昨日のホテルで昼食の後は、このホテルご自慢の温泉に入らせてもらう。毎日抜いて洗ってまた源泉をためるので、午後の早い時間ではまだ水位が低いけど、座って入れば問題なし。本当は夜、星を見ながら立って入るものらしいです。日本人的には温度も高く露天風呂感覚で、極楽気分♪砂漠で乾燥した肌にしみ込む~。


初めてのキャンプは最高でした。今度はフェネック君に会いたいな。

砂漠ツアー キャンプの夜

2008-01-05 01:06:41 | エジプト旅行
キャンプ地に着いてお散歩すると、いろいろな発見があった。
本場のフンコロガシ、小さいサソリ、フェネックぎつねらしき足跡、貝の化石・・・。
長男はさっきから興奮してしゃべりっぱなしだ。

こども達にも私・しろみにも、キャンプは初体験。いきなり砂漠でキャンプなんてハードルが高すぎなんじゃ、と心配だったけど、私たちがお散歩している間にタマールさんがテントを張って、夜ご飯の支度まで始めてくれていた。
トマトとパスタのスープに始まり、メインは薪で焼いた鳥と野菜の煮物、ごはん。特別な材料を使っているわけではないのに、ものすごくおいしい。

お米にソバみたいなパスタを入れて炊き上げるのがエジプト風

いいにおいが辺りに漂う

うお~うまいっ!!

お昼残したエジプト産ワインを持ち込んで飲んでいると、いつの間にか空から雲が消えていて満天の星空が広がっていた。冷えすぎてしまったので紅茶を加えて、大人はVIN CHAUD風、こどもは砂糖たっぷりの甘い紅茶を飲みながら焚き火を囲み、星を見上げる至福の時間。どれがオリオン座だかわからないくらい星で埋め尽くされた空も、いつまでも見飽きることがない。

長男が“このまま死んでもいい”とつぶやく。ちょっと早いよ、まだ11歳だから。