ヴェルソワ便り

スイスはジュネーヴのはずれヴェルソワ発、みんみん一家のつづる手紙。

強化週間、続く。

2008-02-28 23:29:21 | こども達
引き続き更新が滞っております。
毎日鬼教師の怒声の飛ぶみんみん家、今日の一幕。

長男の国語のドリルを採点していたら、題材が宮沢賢治のグスコーブドリの伝記でした。

設問① 「あれ」は何を指しますか。
長男の答え・・・カルボナード火山島。

よくできました。つぎ。


設問② 「その仕事」とは何をどうする仕事ですか。
長男・・・カルボナー火山をばく発させる仕事。

気持ちはわかるが・・・ヾ(- -;)


設問③ 「それ」とはどんなことを指しますか。
長男・・・カルボナー火山をばく発させた後、にげないでそこに残ること。

すっかりスパゲッティーヽ(;´Д`)ノ
お腹が空いていたのかな。なんだか私もおしりから力が抜けて、怒声も引っ込みました。


結局洗脳されたのか、昼の献立はスパゲッティーに決定。
キンシャサで生卵はちょっと怖いので、トマトソース系に変わりましたけど。


これはおやつのチーズスフレ

キンシャサのビブグルマン

2008-02-25 08:44:25 | コンゴでごはん
今日はキンシャサにあるポルトガル料理屋のひとつ、レストラン・カラヴェーラRestaurant Caravelaをご紹介しましょう。
日本ではあまり食べる機会のないポルトガル料理。ここキンシャサには私達の知っているだけでも3店のポルトガル料理屋があり、どれもまずまずの水準です。コンゴ独立以前のベルギー統治時代から、ポルトガルからの入植者は多かったらしく、現在でもたくさんのポルトガル系の人がキンシャサで商売をしているそうです。

レストラン・カラヴェーラは半年ばかり前にオープンした、いわば新参者。うちでは単に”新ポル”と呼んでいます。オープン当初行った時は、まだメニューも充実していなくて客もまばらだったのですが、あれよあれよという間に人気店になって、最近はいつでも満員です。それもポルトガル人やスペイン人の客が断然に多い。

今回久々に行ってみたら、店の前に以前はなかった”今日のメニューMenu du jour”なんて出ているじゃあありませんか。




駐車場脇には、このレストランのテーマと思われる大航海時代のポルトガルの帆船が書いてあって、かわいらしい。


せっかくだからポルトガルワインでもいただきましょうか。

適当に選んだ赤だけど、酸味とフルーティーな香りがいい感じ。

前菜二品を四人で取り分ける。

奥のは一口サイズに切った子牛のソテーに酢漬けカリフラワーとオリーブをのせたもの。肉は柔らかく、すごくすっぱいカリフラワーもアクセントになっている。
手前は6種類のミニ・コロッケの盛り合わせ。カレーサモサやカニクリーム、鱈とジャガイモ、などのコロッケの揚げたてを、アチチっと言いながら家族でつまむ。
あれ、この店ってこんなにおいしかったっけ?
こどもたちも気に入ったようで、あっという間にお皿は空っぽ。

メインを待つ間に、オリーブの種の山を築きながらワインがすすむ。だんだん酸味は少なくなり、後味に深みが出てきました。いいじゃな~い。

こども用のチキンカレーpoulet au curry、二人で分けます。


夫は今日のメニューの一品目、Morue à bras。なんて訳せばいいんでしょう?抱えた鱈??鱈とフライドポテトとオリーブなどが和えてある、温かい一皿。鱈がぱさついていなくておいしい。味付けはあっさりしてるけど、結構お腹にどっしりとくる。周りのポルトガル人を見回すと、みんなこれを食べている。定番の家庭料理って感じなのでしょうか。どなたかご存知でしたら教えてください。


さて私は今日のメニュー二品目、ポルトガル語でLeitao(aにアクセント記号あり)、フランス語だとcochon de lait。日本語だと、乳飲み豚のグリル、かな?付け合せのフライドポテトと別皿で野菜サラダもついて、ボリューム満点。

羊でも豚でも、乳飲み子の肉っておいしい。よく考えるとすごく残酷なんだけど、でもおいしい。この赤ちゃん豚も、皮が北京ダックのようにパリパリッ、その下にゼラチンっぽい層と、本当に乳臭くて甘く柔らかい肉の層が・・・・・(´▽`)はぁぁ・・♪・・・・超ウマイ!!!!!白コショウのソースがついていたけど、塩味だけで何もいらない、肉の旨み。この一皿で28ドルは、この店にしてはすごく高いけど、ぜんぜん許しちゃう♪

今回は前菜の仔牛にしてもおいしかったし、絶対にポルトガルから素材を直送していると見た。いや~久々に肉食を堪能しました。やっぱ人気が出るはずだわ~。

さ、前日に引き続き?これでキンシャサに来たい人が、さらに増えたはずですね。

キンシャサ・ビール事情

2008-02-24 01:01:28 | ワイン(M氏より)
いくらワイン好きの私でも、暑いキンシャサではビールは欠かせない。

ここで最もポピュラーなビールがスコール(SKOL)と、湖畔でランチのときにも飲んでいたプリムス(PRIMUS)の2つだ。




飲み比べてみると、スコールの方は色が濃く、味にコクもあり、プリムスの方がキリッとすっきり系だ。
個人的な好みを言わせてもらえば、私はプリムス派だ。話題の少ないキンシャサでは、たまにやってくる日本人に両方飲ませてどちらが好みか聞いてみたりするが、日本人一般の好みとしては今のところ五分五分だ。

配達する量が多ければビール工場直送ということもありなのだが、家で飲もうとする場合、酒屋の店先の陽のあたる道端に置きっぱなしのものをケースごと購入しなくてはならない。ほとんどのレストランでもそうしていると思う。
したがって、変質してすっぱくなってしまったものも多い。

状態のよいビールを飲みたくなったときは、工場直送の大きな缶からグラスに一杯ずつ飲ませるプレッションを用意している店に行くのが一番だ。ちなみに、キンシャサに唯一あるゴルフ場のテラスでプレッションを飲むことができる。ゴルフで汗をかいた後に飲むよく冷えた一杯のビールの味が格別なのはいうまでもない。


湖畔のレストランのテーブルクロスは、プリムス・オリジナル

先日ゴルフ場のテラスで、試しにスコールとプリムスのプレッションを一緒に並べて飲み比べてみた。するといつもの印象とは全く逆で、スコールの方が断然美味しかった。これまでプリムスの方がうまいと信じて、どこのレストランに行ってもプリムスを頼んでいた私にとって、この結果は衝撃的だった。

自分なりの分析では、保存状態が悪い状況で比べると、より味の濃いスコールの方が味の劣化が顕著で、プリムスは劣化してもそれほど気にならないということではないか。

これまで、いかに劣化したビールばかり飲まされてきたかと思うと、悲しくなってくる。


このほか、スコールと同じビール会社Bracongoが、Turbo Kingという茶色ビールを出している。トレードマークはライオンだ。


また、最近よく見かけるようになったのはTemboというこれまた茶色ビールで、トレードマークが象。昔からあるシンバという会社のビールらしいが、私がキンシャサにきてからは見かけたことがなかった。もともとはコンゴ南東部のルブンバシという銅の生産で有名な街で作られているビールだそうだ。


この茶色ビール対決には、テンボに軍配を上げたい。甘くてコクがある。Turbo Kingはちょっとすっぱい気がする(これが劣化によるものかは不明だ。プレッションを出している店がない。)。


・・・というわけで、読んでいる方に“是非キンシャサに行って一杯飲みたい!”と思っていただきたく、キンシャサのビール紹介を書いてみたのですが、その気になってくれた方、いますか?(M)

カテゴリー:ワイン(番外編)でお届けしました。

日本語強化週間につき

2008-02-22 17:45:06 | こども達
更新が滞っております。いつものぞいてくださっている方々、ごめんなさい。今回は旅行ではなく、先週末からフランス人学校の休みに突入したためです。

長男の幼稚園卒園と共に在外に出てもうすぐ丸五年。最初の2年間はまだ良かったけれど、長男3年生くらいから怪しくなってきた日本の勉強のキャッチアップ。どんどん厳しい状況になっています。

そこで学校の休みの間は、普段遅れがちな日本のカリキュラムの強化週間。しろみママは鬼先生となって(いつも?)大忙しです。平常なら朝7時半には夫とこども達が出て、昼まではとりあえず自由な時間なのに。この時期、しろみの眉間にシワ(-"-)ができる期間でもあります。


特に前回の休みは、まるまるエジプト旅行に行ってしまった上、長男はその後2週間もスキー合宿だったから、もう大変。たまりまくった通信研修やドリルと格闘中です。

とはいえ、気分転換も必要ですよね。今日は3人でゴルフのレッスンに行って来ました。

こども達は3ホールをコーチと一緒にまわり、私は30分ほど練習した後に合流、3人で1ホールだけまわりました。実は私、今日初めてコースでプレイしました。2月22日はゴルフ記念日?!結果は聞かないでねヽ(;´Д`)ノ


次男の二打目


コーチのボボ氏


こども達がゴルフ場内で見つけてきたカマキリ。おしりの部分が変わった形をしていて、ぷりっと上に上げている。日本のハラビロとはちょっと違う感じ。何でしょうね?

広くて緑の多い場内はキンシャサのど真ん中とは思えない、静かで気持ちのいい所。色々な虫やきれいな鳥達も集まります。特に水辺は美しい。いままでは夫がまわるときにギャラリーとして一緒にくっついて行ってました。普段歩くことがないから、いいお散歩になります。汗だくだけどね。








ボテンベの目指すもの

2008-02-18 07:25:38 | コンゴ(M&S)
アトリエ訪問の翌週、中華料理屋Mandarinで昼食を食べながら話を聞いてみると
彼の話と人柄に自分が惹きつけられていくのがわかる。

芸術家として目指すものは何か、との問いに対する彼の答えは
”アフリカの文化の再興とダイナミズムの復活”。

そのために彼はアフリカに古くから存在するお面に特別な感情と誇りを持っており、彼自身、お面や彫刻の収集家でもある。


次は、色について
彼が赤、黒、白を好む理由を聞いてみた。

赤に対するコンゴ人のイメージは、太陽、情熱、力強さなど、ポジティヴなものばかりなのだそうだ。
黒は人生又は生命を示す。
楽しみや苦しみを含むすべての感情がこの色に集約されているのだそうだ。
白は死後の世界、空白の世界。
したがって、黒と白の組み合わせは生と死を意味する。

ちなみに、あるキンシャサ在住フランス人にこの話をしたら
フランス人は白と黒について正反対のイメージを持っていると思うと教えてくれた。



彼は16歳のときからプロとして絵を描き始めて
既に30年のキャリアを持っている。

彼はキンシャサ美術学院の教授として教鞭をとるばかりでなく
有望な若手の絵描きを集めて
Les Ateliers Botembe(ボテンベのアトリエ)というグループを作り
芸術家間の交流を図るとともに、彼らの指導を行っている。

また、彼はキンシャサの郊外にもつ広大な自分の土地を
芸術家村にする構想も抱いている。

これらはすべて
コンゴ人芸術家を輩出するため
そしてアフリカ文化を再興するため
彼の熱意から出てきた発想と取り組みなのだろう。

そんな彼とはその後もちょくちょく会っているが
いつ会って話しても楽しい。
心が軽くなる。

こういう知人を持つことは
自分の人生そのものを豊かにしてくれるようで
本当にありがたいことだし

こうした人物の存在が
コンゴという国の奥の深さと、未だ十分理解されていない彼らの力を示してくれているのではないかと
そんな気持ちにさせられるのだ。(M)

ロジェ・ボテンベ氏との邂逅

2008-02-17 00:04:00 | コンゴ(M&S)
以前、コンゴの若き芸術家たちで紹介したロジェ・ボテンベ氏は
ベルギー、フランス、南アフリカ、オランダでは既に著名な画家である。
韓国でも招聘されて個展を催したらしいが
日本ではまだ全く紹介されていない。

彼との出会いのきっかけは我が家の運転手、J・ピエール。
妻と息子二人を東京に帰していた当時
週末があまりにも暇だったので
コンゴの著名な芸術家のアトリエを訪問できるかどうかを聞いてみた。

そのとき彼の口からでてきたのが
リヨロ氏(高名な彫刻家。上院議員にも立候補)と
画家のボテンベ氏の名前だった。

早速ボテンベ氏のアトリエを目指し
J・ピエールの心当たりのある場所へ向かうが
引っ越したらしくなかなかたどり着けない。

3つ目の場所でも門番の答えは「もういない」。
半ば諦めかけていたところに
ボテンベ氏の電話番号を知っているという人が偶然前を通りかかった。
その場で電話してみると
彼は快くアトリエ見学を認めてくれた。

すぐに彼と落ち合い、アトリエに入ると

そこには描きかけの絵、キャンバス用の布地、枠にする木材、使いかけのパレット、油絵具等が雑然と置かれていた。

描きかけなんだか、完成しているのかよくわからないが
ものすごく迫力のある絵
道端で拾った錆びた鉄板の上に描いた絵もあった。


・・・これは面白い。

そう思い、一緒に食事をする約束をした。(続く)(M)



楽園へいたる道のり

2008-02-15 11:36:09 | コンゴ(M&S)
ボノボの楽園も、井の頭公園のような湖畔の食事も、本当にパラダイスに見えました。それは多分、朝家を出てからそこに着くまでの道のりがすごかったから・・・・。

以前書いたギャラリーへ行く道を通りぬけ、キンシャサを出る。
この辺は家具屋街。

さあ田園は近い、と思ったら、工事で通行止め。


迂回して違う方向からキンシャサを出る。こんどはすごい渋滞。


元の舗装道路が3、40cm陥没しているところへ、前日に降った雨がたまっている。四駆でないとちょっと危険。


すでに水たまりとはいえない。

キンシャサに働きに来るコンゴ人の多くはこういった周辺の町に住んでいる。これでは雨の後は交通が滞るよね~。ナディーヌが遅刻してもしょうがないな。


タクシーの車掌さん?身を乗り出してバランスをとっているのかな?

結局この道も、この先工事で封鎖されていたので、引き返してまた違う街中の道を進む。




にぎわう市場。人が多すぎてよく見えない。


鶏を売っている店。


ようやくまともな舗装道路に出る。
ここまで家から約2時間。40kmくらいしか離れていないはずなのに・・・・。

そして田園へ。

緑が目に美しい段々畑には、竹の柱にシュロの葉の屋根。

この道が楽園へと続く。

湖畔でランチ

2008-02-13 16:12:56 | コンゴ(M&S)
ボノボの楽園近辺は、小さな湖やきれいな川の流れる美しい場所。週末にはキンシャサやその周辺に住む人々の、憩いの場になります。


湖へと続く道。

想像していたより水がきれいで、お魚がたくさんいます。

この日は湖畔のレストランでランチ。待っている間にお隣のGさんと長男は置いてあった釣竿の先にバゲットの欠片をつけて、釣りに挑戦。

足こぎボートに興ずる人々。



なんだか井の頭公園みたい・・・・。


お昼ごはんは、鶏の炭焼きバナナフリット添え。プロバンス風ソースも付いています。食用バナナは火を通すと、ほんのり甘くなっておいしい。


これにキャッサバという芋をすりつぶして、ついて、バナナの葉っぱで巻いて蒸した西アフリカの主食も添えて。(名前忘れました(゜ー゜;フーフーとはちょっと違うらしい。)

食感は、”ういろう”、味はあまりない・・・かな。お腹は張るんだけど栄養価は低いらしい。ダイエット食?!

地ビールのプリムスと、シュウェップスのトニックウォーター(キニーネ入り)は欠かせません。


都会の喧騒を離れて、みんなリラックスしてテーブルを囲みます。
やっぱり緑の中は気持ちいいなあ~。


ボノボの楽園

2008-02-12 09:03:08 | コンゴ(M&S)
コンゴには人間に一番近い類人猿、ボノボが生息しています。長年、日本人研究者の方も来られて研究されていますが、近年の内戦時、兵士達が食料として捕獲してしまったことなどで、だいぶ数が減ってしまったようです。現在キンシャサ郊外には”ボノボの楽園Lola ya Bonobo”という保護センターがあり、孤児となったボノボが保護されていて、一般人も見に行くことが出来ます。施設の近辺はのどかな田園風景が広がり、風光明媚な湖やちょっとしたレストランもある、週末のお出かけスポットでもあります。雨季の現在は空気もきれいで緑も美しい。


ボノボ園脇を流れる川。岩に落ちる水音が、耳に心地よい。


ボノボの楽園入り口

広大なボノボ園の周りをぐるっと回る道は、川沿いや山道もある、ちょっとしたトレッキングコース。








眠っているらしい、白いカエルを発見。


ボノボ分布図。

ボノボはコンゴにしかいません。80年代の約1万頭から現在は約1千頭まで数を減らしています。人間とボノボの遺伝子は99%が一緒、つまり私達人間の従兄弟のようなものです。
と書いてあります。

だから食べてはいけません。


さていよいよボノボたちに遭遇。彼らは泳ぎが苦手らしく、川ではなくこんな水槽に入って遊んでいたりします。

温泉につかって世間話をするおばちゃん達、といった風情。


こっちは寝転んでバナナを食べる子供のボノボ。
なんだか、うちののこどもたちを見ているよう。ちゃんと起きて食べなさ~い!って声をかけたくなるような雰囲気でした。遊び食いしてるし。

さすがに人間に一番近いだけあって、ちょっとしたしぐさや表情が非常に人間くさい。人間の男性を見ると、砂をつかんで投げてきたりするのですが、投げようと振り上げた手でそのまま頭をかく、というフェイントをしたヤツまでいました。ヤルナ、キミタチ。

砂をつかんだボノボ。


コンゴ人の挨拶

2008-02-10 07:01:48 | コンゴ(M&S)
フランス人は友達と会う時に
お互いのほっぺを右左右と触れ合わせる
いわゆるビズーBISOUをするが
コンゴ人の挨拶にはこれと似たユニークなものがある。

お互いが向かい合っておでこを右左右と3回触れ合わせる
そして、おでこ同士を付けながらグリッと少しだけ回転させるのだ。
これは男同士
しかも社会的地位が高そうな男性同士に限られた挨拶の仕方だ。

最初に空港で見かけたときには正直ちょっぴり面食らったが
慣れてきてよく観察してみると
この挨拶をしている人の表情は
相手に対する親愛の情に満ち溢れており
なんとも微笑ましい。

”相手に対する全幅の信頼と最大の敬意”

そういったものを
見る者に感じさせる様式美がこの挨拶にはある。

 
キンシャサのシャンゼリゼ「6月30日大通り」で乗り合いタクシーを待つ人々


コンゴ人に確認したら
もともとはヨーロッパ在住のコンゴ人が始めた挨拶なのだそうだ。
やはり男性同士だけで女性はやらない。
社会的地位が高そうな男性に限られているように見えたのは
こういう経緯があるからなのだろう。

パリにいたときには
まったく見かけた覚えがないが
もしかしたらブリュッセルでは
街角でお目にかかれるのかも。

・・・ということで
感化されやすい私は
何人かの親しいコンゴ人の知人と
最近、この方式で挨拶することにしている。(M)