ヴェルソワ便り

スイスはジュネーヴのはずれヴェルソワ発、みんみん一家のつづる手紙。

ヴェルソワからこんにちは

2008-09-25 11:37:09 | 日記
長いこと放置してしまい、すみません。ようやくアパートでネットが使えるようになりました♪

それにしてもキンシャサからジュネーヴ。あまりに環境が違いすぎて、まだ頭も開ききった毛穴もついていっていません・・・・寒い!!!!
あたりまえですが、キンシャサの乾季の寒さどころではないです。

到着後数日間は半そででOkな暑いくらいの気候でしたが、2、3日雨模様の日が続いたと思ったら、すっかり秋も深まってしまいました。日が差さないと昼間でも12、3℃までしか上がらず、アパートの集中暖房もまだ入らない。日に日に昼は短くなる、最悪の時期です。

この14日から入居したアパートは、ジュネーヴからレマン湖沿いに10kmほど北上した所に位置する、ヴェルソワという町にあります。長男の通うインターナショナルスクールに近いという一点で決めました。8階からの眺めはとてもいいです。天気が悪くて暗いけど、ベランダ越しに見る今日の景色はこんな感じ。



レマン湖です。寒々しいでしょ?付近をお散歩&探検してみたいのですが、あまりの寒さに引きこもっています。でも家の中もガランとして、寒い。船便荷物も当分着かないからやることもないし。グーグルでヴェルソワの地図&航空写真を見て、お散歩した気になっています。く、暗いなあ。
それにしても乾季中レオン君が蚊帳の中のランプの近くでじっとしていた気持ちが、よ~くわかります。

暖かくて、運転手のJ・ピエールに行き先を告げればどこへでも(って、行くところは限られてたけど)連れて行ってもらえて、家事はナディーヌにやってもらって、バナナやマンゴーの木を眺めながらカメレオンとお話していた日々が懐かしいです。あとチカチュウの辛い中華も、懐かしい。そして、いっしょにご飯を食べていた人たちも・・・。

キンシャサも、住めば都だったんだな~。

ジュネーヴ到着しました

2008-09-09 11:34:02 | 日記
6日夜にキンシャサを出発し、パリ経由で7日の朝には無事にジュネーヴに到着しました。

まだホテル住まいなものでもう少し落ち着いたら、日にちは前後してしまいますが、最後のキンシャサの日々やジュネーヴ生活について書いていきたいと思います。

まずはご報告まで。


しろみ



船便と連続脱走犯レオ

2008-09-04 11:28:09 | カメレオン
キンシャサの乾季も終わろうとしているのか、ここのところ何回か雨が降りました。それとともに日差しが強くなり始め、カメレオンの動きも活発になってきた。

蚊帳のおうちの中にいる時はほとんど動かなかったのに、最近ではちょっと覗いて、いない!?と思うとどこかにぶら下がっていたりする。


当然、以前のように窓辺に出しておくと、壁を伝ってベランダの植え込みに、時には階下の庭まで脱走する。たいていは壁をつたっているか植え込みの時点で気づいて捕獲。お掃除中にメイドのナディーヌが見つけてくれることもある(キンシャサ版”家政婦は見た!”デス)。ナディーヌには、小屋に入れておいてくれと言われるんだけど、直射日光に当ててやりたいからついつい、ね。

庭に逃げたときは私の背丈よりも大きな茂みの中に入り込んで探したことも数度。このごろでは警備員に”マダム、またカメレオン探し?”といわれる始末。ちなみに彼らコンゴ人はカメレオンに毒があると思っているらしく素手ではさわれないようで、私が”ほら、見つけたよ~!”と指に乗せて見せに行くと気色悪そうな、複雑な表情で私とレオ君を見る。



さてさて、めでたく9月1日にジュネーヴ行き船便荷物を出しました。当日、家の中で梱包するコンゴ人作業員を見張りつつ、ベランダでレオくんを見張る私。午後になるとお昼の中華の食べ過ぎのため、つい気持ちよくウトウト・・・。あ~レオ君危ないな~・・・・と寝ぼけ眼で見ていた(つもり)。が、数秒(数分?)後、気がついたときにはベランダ植え込みに!危なかった。今度は気をつけよう。

引き続き本を読みながらレオ君を見守る。彼もこっちを見て止まっている。でも視線を上げるたびに少しずつ位置が進んでいく。


カメレオンと”だるまさんがころんだ”やったら絶対勝てないな~と思っているといつのまにか


窓枠の角まで降りてきていた。体に点々模様がでてきている。

久々の点々模様なのでカメラを向けていたら、どんどん体色が警戒色に!
体は黒っぽく、のどを膨らませて黄色い色を見せる。

なんだか人相悪いよ~レオ君。

撮るのをやめたら落ち着いたのか、はたまた捕まるのがいやなのか自発的に木のほうに戻るそぶりを見せる。

でも、ちゃんと戻るまで確認しないと、怪しい。


しらっとして、また好からぬことを考えていそうな表情でしょ?

こんな風にして引越し業者の監督もロクにせず終始レオ君と遊んでいたので、はたして物がなくならずにジュネーヴに到着するのかどうかは、非常に怪しい・・・・・。