ハヤシくんち。

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D.C.旅行記⑯: 1月1日AM続き

2006年03月15日 | 旅行: PHL-D.C.

ワシントン記念塔の後は、スミソニアン。スミソニアン博物館という名称だと思っていたのだが、スミソニアンとは、Smithsonian Institution(スミソニアン協会)に属するミュージアム(18の博物館・美術館・動物園)とその研究部門を総称するもの。その規模の大きさ(2003年で2400万人が来た)、広さ、所蔵品の多さ(2003年で1億4350万点、展示されているのは全体の2%)、予算の莫大さ(2004年で年間約623億円)、など、どれを取っても比較にならないほどすさまじい。しかもそれを無料で見せてくれるというのだからこれまたスゴイ。

まず行ったのがNational Air and Space Musemu(航空宇宙博物館)。ここの展示物は全て実物で、映画「翼よあれがパリの灯だ」で有名なリンドバーグのSprit of St. Louis(1927年世界初の大西洋単独無着陸横断飛行)から、第二次大戦のゼロ戦、各国の戦闘機などがあり、更には、1969年に月面着陸したアポロ11号の指令船や1972年アポロ17号が持ち帰った月の石(触れる)もあるといった、空を飛ぶもの全てを網羅した場所である。実物が、ここに集結して色んなものと隣り合わせになっているのだから、本当に驚いてしまう。

そして、私が見たかったモノがある航空宇宙博物館の別館、Steven F. Udvar-Hazy Center(スティーブン・F・ウドバー・ハジー・センター)。ここまでは、航空宇宙博物館からシャトルバス(45分)で移動。ここには、ビジネス・民間航空機、戦闘機など、ビックリするくらい広い場所に、まるで模型のように整然と並べられている。



私が見たかったモノとは、日本に原子爆弾を投下したB-29エノラ・ゲイ。第二次世界大戦の航空コーナーに、日本の特攻機の桜花、特殊攻撃機の晴嵐、戦闘機の紫電改などとともに、エノラ・ゲイは過去に担った役割を忘れたかのように穏やかにピカピカした機体を横たえていた。実際に体験したわけではないけれど繰り返し聞かされてきた戦争の話など、どっぷり平和に浸かりきって忘れかけてはいるものの、何とはなしに複雑な気分でウロウロしてしまった。



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2 コメント

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圧巻! (ちょびはは)
2006-03-17 22:41:26
写真でこれだけすごいんだから

実物を見たらもっと圧倒されそうだね。

戦闘機はちょっと怖いなー(汗)
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戦闘機 (ハヤシくん)
2006-03-23 01:29:12
戦闘機はそんなに怖くないよ。なんかでっかいプラモデルって感じでとても本物という実感は沸かなかった。役割は怖いけど。
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