負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

一生童心 ・・・ わらべごころ

2014-12-26 22:52:29 | 原発震災避難者


大遠足



「 一生童心 」 ・・・

山田徳兵衛という人形研究家が

ある人への色紙に書かれた言葉だそうです。


偉い人 第一人者となる人 自己のもてる力を出し切る人は

いくつの年になっても

心の奥に ・・・ 童心( わらべごころ )を持ちつづけているようです。

稚気満々といいたい面をもつ人さえいます。


こういう人は 生命力がすこぶるたくましいものです。

「 梅ノ木は ・・・ 種も梅 ・・・ 」 という

そのタネを持ちつづけるからでしょうか ・・・ 。


版画の故棟方志功氏のごとき ・・・ その好例かと思われます。


童心をもつとは 幼稚( オトナになりきれない )とはちがいます。

タネを中核として 年齢どおりの年輪を重ねてゆくのです。


むしろ そのタネを失った人が

幼稚で 成熟しにくいのかもしれません。



* それにつけても
生前にお会いした棟方志功氏が懐かしい ・・・ 。







笑顔よし ・・・ 2.死因

2014-12-26 20:51:39 | 原発震災避難者


大遠足



数年前 ある人が訪ねてきました。

35歳ぐらいの人で 初対面です。


2時間ほど 二人きりで話しをしましたが

驚いたことに この間 いちどたりとも

・・・ ニコリともしません。

・・・ 微笑のひとつも洩らしません。

能面のような表情を 終始変えないのです。


なんとまあ ・・・ と感じつつ 別れました。


一年ほどのち

「 彼は死にました 」 ・・・ という風のうわさが届きました。


さもありなんと ・・・ 私には 納得がいきました。

病名などは なんでもよいのです。

あれだけ笑わぬ人は

人間的な心をもっていないのであって ・・・ これこそが重病です。

死因もまた そこにあったにちがいないのです。


「 花 」が咲かぬなら ・・・ 枯れるほかにないのです。







笑顔よし ・・・ 1.人の花

2014-12-26 17:50:54 | 原発震災避難者


大遠足



笑顔よし人の花とや誰も好く


心は 眼に見えない内面の存在ですが

内面にのみこもっているわけではなく

形のうえにもあらわれるものです。

すなわち 表情に出るのです。


感情を表にださないのが達人である ・・・ ともいわれますが

しかし

笑顔だけは 大いにつくったほうがよいと思います。


笑うことは 人だけの特権であるし

「 拳( こぶし )は笑顔にあたらず 」 ともいいます。


それにしても

この句の 「 人の花 」は ・・・ うまい表現ですね~。














雨洗風磨 ・・・ 困難 ・ 困苦

2014-12-26 14:50:09 | 原発震災避難者


大遠足



中国の文字 すなわち 漢字は表意文字であるため

視覚的な美しさがあり かつ 意味が視覚的にとらえられる

・・・ そういう特長をもっています。


また

文字であると同時に 英語などにおける単語でもあります。

だから

字数のわりに ・・・ たくさんの内容を表現することができます。


漢詩でいちばん短いのは 五言絶句( 二十字 )でしょうが

内容からいうと 日本の短歌より長い。

だから

短歌や 俳句をつくった日本人の感覚からいうと

これでも ・・・ ウットウシイぐらいです。


しかし 数個の漢字のみの羅列は 美しいし

日本人の簡潔ごのみにも合うといえます。


雨洗風磨 ・・・ 「 ウセン ・ フウマ 」と読んでも

・・・ 「 雨は洗い 風は磨く 」でもよいでしょうね。


誰のコトバか知りませんが ・・・ 意味は いうまでもありますまい。

「 雨の日も 風の日も ・・・ 」というように

「 雨ニモマケズ 風ニモマケズ 」とあるように

雨と風は
 
不愉快なこと 困難や困苦の象徴としてつかわれています。


そういう雨風によって

自分が洗われ また磨かれる ・・・ というのでしょう。



含蓄ある言葉ですね ・・・ 。







口うるさい ・・・ 日本人

2014-12-26 11:35:23 | 原発震災避難者


大遠足



人間は とかく口うるさいものです。

人のことを アーだコーだと 噂したり 批評したりします。

世界の中でも 日本人はとくに口うるさいのだそうです。


なぜこうまで他人のことが気になるのか ?

・・・ フシギに思うことさえあります。


十人寄れば 気は十色( といろ )。

人間 ・・・ 顔が違うように 考えもちがいます。

いろいろな人が いろいろなことを言います。


口うるさい世の中で

それらを気にしていたら ・・・ 何もできなくなってしまいます。


とくに 大きい仕事はできません。

大きい人間の大きな仕事は 大衆の理解をこえているからです。


だから 幕末の志士 坂本竜馬が


世のなかの人は何とも言はば言え

わがなすことは我のみぞ知る


とうたったのは ・・・ あまりにも自然な述懐であったはずですね。







書( ふみ )読む ・・・ ヒマなし ?

2014-12-26 08:33:00 | 原発震災避難者


大遠足



「 心の糧( かて ) 」という言葉があります。


糧とは もともと食糧の意味です。

そういう意味で
 
「 良書は心の糧 」ということが 古くから言われてきました。



おりおりに遊ぶ暇( いとま )はある人の

暇なしとて書( ふみ )読まぬかな

                      ( 本居宣長 )



現代にあてはめていえば

テレビに呆けるヒマはある

パチンコも大いにやる

競馬にもときどきでかける ・・・

そういう人に

「 たまには本でも読んだら どうですか 」と忠告すると

「 イヤー ヒマがないんでネー 」と 頭をかきます。


宣長の時代にもそうだったのかと ・・・ ほほえましくもなります。


本の虫 本の奴隷になることは むろんよくありません。

また

いかがわしい本ばかりに親しむのでは

心の糧どころか ・・・ 心は毒され 汚れるばかりです。







争い( ケンカ )と勝負

2014-12-26 05:32:24 | 原発震災避難者


大遠足



「 争い 」( ケンカ )と「 勝負 」とはちがう ・・・ と 私は思います。

次元がちがうのです。


女は 知らず

男というものは 勝負こそすべきであれ

ケンカ口論などに巻き込まれるべきではありません。


そして 男の一生において

真に勝負どころといえる機会は

せいぜい数回あるぐらいではないでしょうか。


しかも その勝負とは

つねに「 おのれとの勝負 」という本質をもっている

・・・ と 私は思うのです。


これに克つことによって

成長し 脱皮し ・・・ 真我を発掘していきます。


それができる人が 真の成功者になります。


自分にさえ克てぬものが ・・・ 人生に勝てる道理はありませんよ・ね。