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時事解説「ディストピア」

ロシア、イラン、中国等の海外ニュースサイトの記事を紹介します。国内政治、メディア批判の記事もあります。

八ツ場ダムについて

2015-01-24 00:13:56 | 日本政治
赤旗の記事より。


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国土交通省が建設を進める八ツ場(やんば)ダム
(群馬県長野原=ながのはら=町)の本体工事が、
住民らの「着工するな」という抗議にもかかわらず、22日までに始まりました。



この日は、清水建設、鉄建建設、IHIインフラシステムの共同企業体(JV)が、
ダム本体を造るために岩盤を掘る基礎掘削工事に着手、爆薬を使って
岩盤を砕く発破作業を行いました。



同ダムは、民主党が政権をとった2009年に前原誠司国土交通相(当時)が
本体工事の「中止」を表明しましたが、その後、同じ民主党の
野田佳彦首相(同)が建設継続とし、安倍自公政権がゾンビのように
よみがえらせた総事業費約4600億円にのぼるムダな公共工事の典型です。



国は1952年、利根川支流の吾妻川(あがつまがわ)の氾濫防止や、
首都圏への生活用水供給などを目的に八ツ場ダム建設を計画、調査に着手しましたが、
地元住民による反対運動が続きました。



利水にも治水にも役立たないとの批判とともに、
ダムに水をためた場合、周辺で地滑りが起きる危険性も指摘されています


また、予定地周辺の造成地に使用された大同特殊鋼の鉄鋼スラグから、
環境基準値を超えるフッ素などの有害物質が検出され、ダム湖の汚染も懸念されます。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2015-01-23/2015012315_01_1.html
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このダムについて思うのは、当時、どの新聞もテレビも
一斉にダム建設中止の反対キャンペーンを展開したことである。


なにせ、推進派の議員を一般人の意見として紹介したり、
反対派の人間の言葉を一切、封殺したりと徹底していたので、
あの報道だけを見れば、まさか地元住民の反対運動があったとは思うまい。


結局、民意というのはメディアが作るのだなということを、
この事件ほど如実に示したものはないだろう。


何だかんだで私は民主党への政権交代はあって良かったと思っている。

おかげで、アメリカに対する評価を改めることができたし、
新聞やテレビに対する考えも大幅に見直すきっかけになった。


政権交代は意味はなかったという声は左翼からも聞こえるし、
実際にそういう部分も大いにあるのだが、誰が敵で味方なのかを
はっきりさせてくれたという点だけは評価してしかるべきだろう。

アベノミクスで格差が拡大

2014-12-22 23:29:18 | 日本政治
人民日報の記事より。

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厚生労働省がこのほど発表したデータによると、
今年9月現在の生活保護受給世帯は161万世帯で過去最多となった。

野村総合研究所の研究結果によると、
日本で1億円以上の金融資産を持つ「富裕層」は初めて100万世帯を突破した。

アベノミクスの実施から2年が経過するが、
日本社会の貧富の格差が拡大を続けている。
人民日報が伝えた。


野村総合研究所と日銀所属の金融広報中央委員会が発表したこの研究結果によると、
2013年の富裕層は安倍首相が就任する前の2011年より24.3%増加し、
世帯全体の2%を占めた。

資産増加の主因は、富裕層が保有する株および投資信託の値上がりだ。
一方で、いかなる金融資産も持たない低所得層も増加を続けている。

金融資産がゼロの2人以上の世帯数は2013年に31%を占め、単身世帯数は38.9%に達した。
1970-80年代、この比率は5%のみだった。


アベノミクスの一本目の矢である量的緩和策により、日銀は大量の紙幣を発行した。
これらの資金の多くは株式市場に入り、日経平均株価は2年内に倍増し、
一時1万8000円を超え2007年ぶりの高水準を記録した。

同時に、円相場が30%以上低下し、輸入に強く依存する食品・燃料価格が高騰した。

物価上昇や消費増税などの要素により、日本企業が今年数年ぶりに増給してはいるが、
一般世帯の実質所得は減少を続けている。

厚生労働省が12月2日に発表した統計データによると、
労働者1人が10月に受け取った現金給与総額は前年同月比0.5%増となったが、
物価上昇分や消費増税などの要素を除く実質は2.8%減で、16カ月連続の減少となった

安倍首相の経済政策はまた、東京と地方、大企業と中小企業の格差を広げた。


自動車などの輸出産業は円安により利益を増やしているが、
日本企業の99.7%を占める中小企業は原材料価格の上昇と内需疲弊の圧力を受けている。

商工会議所が11月に実施した調査によると、
ドル円相場が1ドル=115円の大台に乗り、4割の中小企業の利益が減少した


安倍首相は年初の施政方針演説の中で、
「景気回復の温かい風をどの地域にも届ける」と述べていた。

しかし記者が日本各地を取材したところ、
東京以外の大半の地方では、景気に大きな改善が見られなかった。

鹿児島県の南日本新聞社の海江田由加社会部長は本紙記者に対して、
「九州では、せいぜい福岡のような大都市しかアベノミクスの恩恵を受けていない。
安倍政権は地方創世のスローガンを掲げているが、
この地方に各県の市町村が含まれているかは不明だ
」と述べた。

共同通信社の世論調査によると、
人口の少ない地方ほどアベノミクスに対する評価が低く、東京などの大都市とは対照的だ。


貧富の格差が社会生活のその他の場面にも蔓延しており、
教育という貧富の格差の「調節器」も効果を失い始めている。

文部科学省の2014年学校基本調査によると、
高校卒業生の4年制大学への進学率の全国平均は53.9%となった

地方別に見ていくと、
東京都は最高の72.5%、
青森県は最低の38.6%となった。


両者の差は34ポイントで、20年前の格差の2倍弱に達している。

進学率が低い地方の多くは経済水準が低く、
学生の多くは家計の問題から学費や家賃を支払うことができない。


東京大学の学生の家計に関する調査によると、
同校の学生の半数が年収950万円以上の家庭だ(日本の家庭は年収550万円が平均)。

これらの学生は同年齢の人たちよりも早めに塾に通い、
学費の高い私立高校に入学する比率も高い。

ニッセイ基礎研究所主任研究員の土堤内昭雄氏は、
「教育・就職・所得の格差が連鎖反応を形成しており、
日本社会の層の固定が深刻化している」と指摘した。(編集YF)

「人民網日本語版」2014年12月19日

http://j.people.com.cn/n/2014/1219/c94476-8825501.html
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統計上は、日本の若者は
2人に1人しか大学に行っていないということになる。


先日、アップしたウクライナの記事で教育の無償化をやめるのは
考えない人間(政府の言いなりになりやすい人間)のほうが
政府にとって都合がよいからだという意見を紹介した。


日本は、すでにキエフの洗脳工作に一歩早く着手しているのでは?


人民日報のほうが日本のテレビや大新聞より
ジャーナリズムを貫いているのが不思議でたまらない。


仮にこのアベノミクスによって起きた格差をメディアが連日、
STAP細胞事件なみに力を入れて報道したら選挙結果は変わっていただろう。

池上彰よりも仕事をしている朝鮮新報

2014-12-18 19:51:01 | 日本政治
池上無双と絶賛されるなか、朝鮮新報は次のような評価を行った。


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現実化する野心

700億円を無駄遣いした衆院選は過去最低の投票率を記録した。

連立与党が3分の2の議席を獲得したことに、
安倍首相は「信任をいただいた」とうそぶくが、
北海道新聞によると、自民党は小選挙区295議席の75.3%、222議席を獲得したものの、
全有権者数を基に割り出した得票率はわずか24.5%にすぎない。

「国民の支持」とは程遠い。


▼選挙の争点はアベノミクスだった。政府とメディアのゴリ押しだ。
10日に施行された特定秘密保護法、7月に閣議決定した
集団的自衛権の行使容認を含む安保法整備、原発再稼働など、重要懸案は霧に包まれた



▼だが、風穴は開いている。米軍基地問題が喫緊の課題の沖縄では、
1月の名護市長選、11月の県知事選、那覇市長選に続き、
4つの小選挙区すべてで辺野古への基地移設に反対する候補者が当選した。

改憲、原発再稼働などで政府与党と対立する共産党は議席数を倍以上増やした


▼選挙結果を受けて会見した安倍首相は、憲法改定の党公約を実行する考えを示した
海外メディアは、歴史の忘却と修正、右傾化と軍国化の加速を懸念する。

ぼかされた論点が浮かび上がる

▼安倍首相は著書で、日米同盟について、「軍事同盟は血の同盟」だとし、
日本人も血を流さなければ米国と対等な関係になれないと主張。

もはや野心を隠しはしない。来年、日本は敗戦70周年を迎える。
日本が再び過去の過ちを繰り返さぬよう、アジアが連帯して平和の包囲網を固めなければ。

http://chosonsinbo.com/jp/2014/12/il-466/

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血を流すのは、戦費を負担する国民や
戦地に派兵される自衛隊であり、
安倍ではない。



まず池上は、安倍に嫌みを言うよりもまず、彼が開口一番、
憲法改正を口走ったことに注目して、その危険性を指摘するべきではなかったのか?


この点、「日本人にも血を流させる」という安倍の考えに言及した
朝鮮新報のほうが、仕事をしていると言えよう。


また、セクハラで共産党を首にされた筆坂秀世元参院議員は
「軍事化というレッテルを貼っている」と述べているが、こういう言葉が
誰を守るために使われているのかを考えることは非常に重要と言えるだろう。

衆院選について2

2014-12-15 19:24:18 | 日本政治
投票しないということは、白紙委任と同義である。

無言の支持に等しい。

大雪で投票所に行けなかった方や、
仕事が忙しくていけなかった自営業の方を除いて、
今回、投票に行かなかった連中は、その自覚が足りないのではないだろうか?


以下、共産党が21議席を獲得したことについて、
まとめサイトから気になったコメントを抽出する。

『共産党21議席確定!!!!!!』より
 (http://newskenm.blog.fc2.com/blog-entry-29207.html)

―引用開始―

28 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です

東京の比例は90万票近く入ってるね
結構すごい



35 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です

ブラック企業規制法案で
共産vsジタミの殴り合いが見れるわけか




56 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です

共産党に投票した人は、共産主義のもと粛清、
処刑、収容所送りでどれだけの人が死んだか調べてみろよ。

61 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です

>>56
馬鹿ウヨのほうが戦争と貧困で遥かに殺してるだろw

68 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
>>56
それは日本共産党がしたことじゃないでしょ
よそはよそうちはうち


73 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
>>56
 とっくに今の与党は
低賃金非正規少子化で子孫虐殺してるだろ

64 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
毎年の自殺者はジタミに殺されてるようなもんだろ


72 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
お前らみたいなのは共産党に集団農場送りにされて強制労働させられるのがお似合いだな。


77 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
すでにブラック企業勤務で強制労働同然の状態ですよ


80 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
国会質問で安倍政権の悪事を暴いて足を引っ張ってくれれば
それで満足やわ。


99 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
共産主義は望んでないけど
対抗馬として共産に入れた人が多いんでね?
どうせ政権なんてとれないし少量の毒も薬になるかもしれない


161 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
共産党は大敗北
2/3とって貰って消費税5%か廃止にして欲しかったのに


181 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
うちの区では自民の候補者が50%ほど得票して
7%が共産の人、43%は生活の党の人だったんだが
共産が完全に自民アシストしてたわ
小選挙区で勝てる見込みのない候補者乱立すんのやめろよ


206 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
>>186
野党が抑止力にならないと
独裁社会と変わらないもんな



―引用終わり―

私も労働時間の規制とブラック企業根絶が
共産党が今後もっとも達成できる見込みがあるものだと思う。


すでに当選した議員の中には、
ブラック企業や労働時間の規制を法案提出すると発言している者もいる。


「どうせ否決されて終わる」というコメントに対して
「明らかに自公のイメージが悪くなるだろ」というツッコミがあった。


 まぁ、せっかく法案を提出できるようになったのだし、するにこしたことはない。


それ(粛清など)は日本共産党がしたことじゃないでしょ
少量の毒も薬になるかもしれない
共産党は大敗北(議席数自体はまだまだ少ないから)
野党が抑止力にならないと独裁社会と変わらないもんな

いずれも同意できる意見で、
民主主義に必要なものは、良くも悪くも反対意見であり、
それも圧殺するために存在するような少数意見ではない、
確固とした効力をもったものでなければならない。


薬、抑止力と表現されているが、この種の反対意見が
きちんと力を持っているような構造にしないと事実上の独裁になってしまう。


そういう意味で、今回の民主・共産の議席数増加は本当に良かったと思う。
だが、総議席数は100議席もなく、多少増えたからと言って浮かれてはいけないだろう。



最後に、粛清や強制労働などの悪行に日本の共産党は加担してないでしょ
という意見、まったくもってその通りなのだが、歴史的にはそういう
十把一絡げの無茶苦茶な理屈が他ならぬ左翼によって行われてきた。



民主が共産よりも議席を取っているのも、
その辺の反共活動が確実に聞いているからだと思う。



連中は、口を開けば左翼のふりをしているが、
実際には左翼を攻撃して中道を支援している。



中道は状況次第では右翼も支援する連中だ。
加えて、歴史的に日本の中道は極右を党内に飼ってきた。それは今も変わらない。


最近は、ネトウヨよりも彼らを焚きつけたり、
彼らに都合のよい言動をとる左翼に対してより批判的な目を向けるようになってきた。


日本の右傾化は確かに極右のせいではあるものの、
結果的に右傾化を促す反共左翼の責任でもある。


この点を無視して表面ばかりの反対姿勢をとっても真の改革は成し遂げられないだろう。

2014年衆院選を終えて

2014-12-15 19:12:29 | 日本政治

衆院選の結果は次の通り

自民293→291 公明31→ 35

民主62→73 共産8→ 21

維新42→ 41 次世代19→ 2

生活5→ 2 社民2→ 2

無所属 17→8



大幅に変化した政党を赤文字で示した。

まず、増加したのが民主と共産。それぞれ、11議席、13議席を増やした。
次に、減少したのが次世代と生活で、それぞれ、17議席、3議席を減らした。
最後に、無所属の当選者が9人も減った。


自公はプラス2議席、民主・共産はプラス24議席、
維新・次世代はマイナス18議席、生活・社民はマイナス3議席となった。


以下、総評。


総評1

今回は、極右政党の議席を民主・共産が分け合った選挙だったと言える。

維新と次世代が18議席減らした分、民主・共産は24議席増やした。
これに生活のマイナス3議席が民主に流れたとみなせば、ほぼ増減ゼロになる。

(民主・共産→プラス24議席、維新・次世代・生活→21議席)


安倍政権は「大勝」と報道されているが、
実際に数字を見れば、増加数は2議席に留まっている。


代わりに共産党は、今回の増加により
単独法案提出権を取得した。この意味は非常に大きい。



例えば、沖縄基地問題や改憲などの問題についても、
今までは社民の数を合わせても議席が足りなくて法案を提出することが出来なかった。


それが今回の選挙により、可能になった。
結果としては、自民党は共産党に反対権を付与したことになる


もっとも、議席数自体は与党が3分の2を誇っているので
依然、強行採決という名の独裁が可能となっている。



安倍が強気なのも国会を自民党に言いなりにできる体制が維持できたからだろう。
形式的な答弁をして、数の正義で無理を押しとおす。これが自由民主主義だ。


早速、安倍は憲法改正を唱え始めた。


「自公で過半数という目標には到達した。
 憲法改正は悲願であり自民党結党以来の目標だ
 そのためには国会の3分の2以上の議席に加え、国民の理解が重要だ。
 憲法改正の必要性を訴えていきたい」

http://news.yahoo.co.jp/pickup/6142239(毎日新聞の記事より)


引き続き、反対運動を行う必要がある。
今まで、それはデモという私に言わせれば暴力的な手段でしか表現できなかった。
しかし、今は法案提出というより民主的な手段に訴えることができる。


共産党には、ぜひ今回得られた力を存分に発揮してほしい。



総評2

民主党の社会党化。


かつて、日本には日本社会党という政党があった。
この政党は一見、左派政党に見えるのだが、実際は左派というより中道で、
保守派の議員と革新派の議員が混在している不思議な党だった。


現在、社会党は解体、消滅しているが、
一般的には社会党が名前を変え、社民党となったと認識されている。


社民党と共産党がセットで扱われやすいのもこのためである。


だが、実際には残存勢力は民主党にも流れており、同党を応援する労組も少なくない。

そして、民主党には極右・保守系議員も多く在籍しており、
これはかつての社会党とおなじ構成である(保革の共生政党)。



つまり、実態だけを見れば、日本社会党の後継者は民主党だと言える。

選挙でも共産党は何だかんだで小選挙区はサッパリだった。
その分、自民は嫌だが共産も嫌だという人の受け皿として民主が機能している。


中道というのは普段は反対勢力として働くが、
肝心な時に肝心な問題で市民を裏切る傾向がある。


数年前の普天間移設問題や消費税増税問題を思い出してほしい。

結局、中立的な意見というのは右翼が許せる範囲内での反対意見であり、
場合によっては、簡単に右翼に屈してしまうのである。


よって、民主の議席数が増えたというのは、
反対政党が増えたという点では喜ばしいが、冷静に考えればそこまで良いことではない。


当分は自民党との違いを見せつけるための努力をするはずだが、
果たして本当に消費税をはじめとした重要な問題で戦ってくれるかは疑問である。


総評3

トンデモ議員は全員当選。


人種差別をする人間が議員になってよいものだろうか?

今回の選挙では、極右政党が減った一方で、
相も変わらず首相を含めた人種差別を行う自民党員は生き残った。


例えば、京都1区で共産党と戦い、2万票の差をつけて勝利した伊吹文明氏。


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「市場原理主義」のために「愛国教育」を! 
 
 グロテスクな極右ヘイト議員の元締め


★第5位 伊吹文明(自民党/京都1区)


解散までは衆議院議長を務めていた伊吹文明氏。

大蔵官僚出身ということで、他のタカ派議員に比べると、
知的で上品なイメージをもっている人も多いと思うが、騙されてはいけない。


第一次安倍政権では文部科学大臣に就任し、
安倍首相の右腕として教育基本法改悪に取り組み、愛国教育復活の先鞭をつけた。


また、伊吹氏は長らく志帥会=旧中曽根派の会長をつとめていたが、
この志帥会は安倍首相の出身派閥である清和会と並ぶ極右派閥で、
故・中川昭一氏を筆頭に、古屋圭司氏(休会中/岐阜5区)、
林幹雄氏(千葉10区)、江崎鉄磨氏(愛知10区)、
西川京子氏(九州ブロック比例)、伊東良孝氏(北海道7区)、
高木宏壽氏(北海道3区)、そして参議院議員では衛藤晟一、
片山さつきなど、多くの右派・ヘイト議員を生み出してきた。

いわば、ヘイト議員の巣窟の元締的役割を演じてきたのだ。


もちろん、個人としての政治姿勢も極右そのものだ。
神道政治連盟国会議員懇談会、日本会議国会議員懇談会、
親学推進議員連盟といった団体に参画し、元在特会大阪支部長が
事務局長の「教育再生・地方議員百人と市民の会」に「顧問」として名を連ねていた。



暴言も連発している。

「(人権は喩えると)栄養がある大切な食べ物だが、
 食べ過ぎれば日本社会は『人権メタボリック症候群』になる」
 といった人権否定を口にしたこともあるし、文科相時代には
「美しい日本語が話せないのに、外国語をやっても仕方ない」という国粋主義発言、

最近も
「体罰を全く否定しては
 教育なんてできない」

と体罰を容認して批判を受けた。


さらに、2011年の自民党支部大会では
悠久の歴史の中で、日本は日本人がずっと治めてきた
大和民族がずっと日本の国を統治してきたということは歴史的に間違いない事実
「日本は極めて同質な国」という発言をしたこともある。


この発言が問題なのは、沖縄や北海道の歴史を無視した差別性もさることながら、
日本を「同質な国」と誇らしげに語っていることだ。これは、先の戦争で
アジア諸国に「同化政策」「皇民化政策」を推し進めていった
大日本帝国の発想そのものであり、現在の外国人排斥、ヘイトの流れにもつながるものだ。


しかも、伊吹氏が特徴的なのは、
こうした極右思想と新自由主義的な経済政策をミックスさせていることだ。

弱肉強食の市場原理による競争社会を全面肯定し、
そのうえで「競争資本主義になればなるほど当事者の自己抑制、人間力が大切になる」
「人間力の回復には、良き慣習や伝統の継承を基本に家族のあり方を見直し、
 地域社会を復権することが求められる」として、
「そのためには日本国憲法の改正、教育基本法の大幅改正が必要になる」と主張する
(「自由民主」05年12月号)。


これはつまり、強者に収奪されて貧困状態に追いやられても
おとなしく国のいうことを聞く国民を育てたい、そのために愛国教育をやれ、
ということだろう。そういう意味でいうと伊吹氏は、
伝統保守ですらない今の自民党のタチの悪さを象徴する政治家と言えるかもしれない。

http://lite-ra.com/2014/12/post-705.html

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いくら現職の議員とはいえ、こんなネオナチ野郎が勝ったというのは辛いことだ。
維新の党もそれなりに票数を稼いでいたとすると、京都第1区の投票者の半数以上が
ネオナチどもに票を入れたことになる。これはすごいことだ。


とはいえ、過去最低の投票率(52%)や無記名投票も考慮すれば、
「自民党や維新は嫌だが、共産にも入れたくない。民主もない」という人間が
 それなりにいるのかもしれない。選挙に参加しないことは白紙委任と同義ではあるが。


どのみち、ネオナチ議員が大勢、与党にいる現実は変わらない。


橋下市長(維新)は今回の選挙を「大敗」と評価した。
維新自体は1議席しか減らしていないにも関わらずだ。


一方、いくら法案提出権を得たとしても、共産党は21議席。維新の半分しかない。

「躍進」と喜ぶのはほどほどにして、勝って兜の緒を締めなければならないだろう。



総評4

社民党の透明化


今回、社民党が獲得した議席は沖縄から1議席、大分から1議席だった。
村山元首相の応援ということもあってか、かろうじて比例で1議席を得られた。


しかし、議席が2というのは、ほぼゼロだ。非常に危機的な状況だろう。


あくまで実感だが、現在、もっとも高齢化した政党は社民党だと思う。
自民党や共産党のように、若い議員がいない。支持者も高齢者ばかりだ。

まぁ、支持者が高齢者ばかりというのは、どこの政党も同じだが、
後継者がいないというのは致命的だ。長期的に見れば、早いところ、
若い議員を当選させて鍛えていかないと今後、生存することは難しいのではと思う。
(一応、吉川はじめ(48)議員が比例で当選してはいるが……)



以上、今回の選挙について総評を記した。

良いこともあるにはあったが、やはりネオナチ議員が権力を握っている状況は変わらず。
繰り返すが、共産党には今後、よりいっそう働いてほしいと思う。

どの政党に投票すべきか

2014-12-01 23:15:51 | 日本政治
少なくとも、嘘をつく政党には入れたくない。

自民党にも、人間として尊敬できる人物はいるが、
重要なのは、政治とはその時に権力をもった集団によって動かされるということ。


今現在は、中国人や韓国人をゴキブリ・ダニと語り、
殺してしまえと書く人間を日本人の鏡として絶賛する差別主義者が
首相を務め、彼のお友達が内閣の要職に就き、NHKをはじめとした
マスメディアも彼のご機嫌を窺って、おべっかニュースばかり流れる時代だ。


こいつらの好き勝手にはさせたくない。

人種差別に反対する人間なら、誰でもそう思うのではないだろうか?


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消費税増税をめぐって
「身を切る改革」――税金にどっぷり漬かりながら、国民に増税をおしつける


安倍晋三首相は、消費税10%の「先送り」実施について
「税制における重大な変更だから国民の信を問うべきだろう」と発言。


これに対し民主党の海江田万里代表は「(民主、自民、公明3党で)消費税を上げる、
『身を切る』努力で議員定数削減をやると約束したのに、首相は約束を破っている」
と議員定数削減を迫りました。


維新の党の橋下徹共同代表は安倍首相を援護する立場から、
「共産党は定数を増やせと言っている」と事実に反する発言をしました。



志位氏は安倍政権の経済失政や民主、維新が持ち出した議員定数削減について次のように批判しました。


志位 
「共産党は定数を増やせなんてそんなことどこでも言っていません。
 うそを言ってはいけない。

 「身を切る改革」とか言われますけれど、
(2013年分の)政治資金の収支報告をみて驚きましたよ。

自民党(本部)の収入の6割、
民主党の収入の8割、
維新の党の収入の7割、
政党助成金ですよ。

国民の税金にどっぷりつかっていながら、
国民には増税を押し付けるという、
こんなむちゃくちゃな議論はない。



志位
「消費税増税の問題に戻りますが、私は1月の代表質問で、
“こんな経済情勢のもとで増税をやったら、景気の悪化の悪循環の引き金を引く。
 おやめなさい”と安倍さんにいいました。



そのとき安倍さんは
“経済対策とあわせてやるから大丈夫だ”ということをおっしゃった
んですね。


結果は、GDP(国内総生産)の2期連続マイナスと
消費支出の7カ月連続マイナスという異常事態が起こったんですから、経済失政です。「
増税不況」です。これは自公民「3党合意」でやったんですから共同責任があります

この失政の責任を認めるべきだ。

そして、消費税増税10%を1年半先送りにするというけれど、
先送りしたら景気がどうあろうと実施するというんでしょ。

しかし消費税ほど景気破壊税はないですよ。
1997年のときも5%にあげて不況の引き金を引いた。今年もそうです。
そういうのを繰り返している。10%はやめるべきだといいたい。


「アベノミクス」について
「道半ば」でなく方向が間違っている――国民の所得を増やす政策への転換を


公明党の山口那津男代表は志位氏の指摘にまともに答えず、責任を回避。
安倍首相は財政再建を口実に再増税中止を拒み、政権の経済政策
「アベノミクス」を推進する立場を強調しました。これに対し志位氏はこう反論しました。


志位 
「結局、アベノミクスは道半ばだ、だからこれから進むんだと
(安倍首相は)言いますけれど、私は方向が間違っていると思います。

 結局、安倍さんが言っていることは、
“大企業がもうければいずれは暮らしにまわる”、
 もう少しでまわるということだけど、私はそうはいかないと(思う)。

 先ほど(安倍首相は賃金が)2%上がったと言いました。

 しかしこれは全体のたった5%の大企業ですよ。


しかもその2%のうち0・5%しかベースアップはないんですよ。
あとは定期昇給なんです。実質賃金は15カ月連続マイナスですから、
国民のところにはまわらない。この事実は明らかになった。


だから考え方を変えて、大企業の中にある285兆円の内部留保の一部を活用して、
大幅な賃上げをはかる。安定した雇用を増やす。そして国民の所得を増やす政策に
転換していく。この転換をしていかないと先はないです。

「この道しかない」というけれど、この道に先はないですよ。
やっぱり転換しなきゃだめです。



議論は事実にもとづいて――総雇用者報酬をめぐって



雇用問題をめぐって安倍首相は
「今までの働き方でいいのか。これを変えていかなければ
 女性はとても参加できないだろう」と発言。

 実質賃金が下がっているとの志位氏の指摘に対し、
「誤解を与える」と強弁しました。志位氏は次のように反論しました。

志位 

「安倍さんは「誤解を与える」といいましたが、
 アベノミクスをめぐる議論というのは、
 やはり、事実にもとづいてやらなければだめだと思います。

 (安倍首相は)雇用者が増えたから総雇用者報酬は増えた、
 それを見てほしいというふうに言われたけれども、これは名目値であって、
 実質値は昨年の4月から今年の9月まで合計して1・9兆円減っていますよ。
 ですから、賃金は実質では減っている。この事実をきちんと直視しないといけない。

 それから女性の問題が出ましたけれど、
 女性の一番の問題というのは、56%が非正規で働いている。
 ここに貧困の一番の理由があるわけです。
 そういうときに、労働者派遣法の改悪をやっちゃダメです。


http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-12-01/2014120104_02_0.html
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共産党は政党助成金を一切受け取っていない唯一の政党だ。
これは政党助成金に対して批判する同党の意地を貫くためでもある。


翻って、国民に負担を求めながら、自分たちはチャッカリ甘えている与党。
民主も公明も消費税増税に加担したことなど忘却して、
いかにも自民党に対抗するようなポーズを見せて票を入れてもらおうとしている。

そういう詐欺めいた連中に投票しては駄目だ。


私は投票する場合、与党ではなく野党に対して投票するようにしている。
すなわち、国会において反対政党がパワーを持っていて、
国が暴走しかけた時に、待ったをかけてくれる政党。

そういう政党に票を入れるつもりだ。

保守速報が大好きな安倍晋三

2014-12-01 21:23:31 | 日本政治
強烈な人種差別思想の持ち主である安倍晋三。
彼の意をくんだ大手メディアが闊歩する今の日本はナチス以上に独裁的だ。


そんな安倍だが、極右サイトとして有名な保守速報にリンクしていたらしい。

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安倍晋三のヘイト好きが止まらない。

先日は「中国はゴキブリ」「韓国はダニ」といった
おぞましい差別言辞を連発する神社宮司と親密な交友関係をもち、
自費出版本に推薦文まで書いていた事実を指摘したが、
今度はなんとヘイトサイトを拡散したことが明らかになった。



解散に疑義を呈する「#どうして解散するんですか?」
というサイトを立ち上げたのが小学4年生でなく、大学生のなりすましだった騒動で
安倍首相自らがまるで鬼のクビをとったようにこれを取り上げたのだが、
その際に、なんとヘイトサイトでもっとも悪質といわれる「保守速報」をシェア。


しかも、「選挙目当ての印象操作ではないでしょうが」などという解説を加えながら、
民主党の陰謀というデマをそのまま垂れ流したのだ。



だいたい「保守速報」といえば、中国人や韓国人への差別発言、
ヘイトスピーチが満載され、その内容は妄想と陰謀論だらけのまとめサイト。

いまや2ちゃんねらーの間でも失笑の対象になっている。

今年8月、その人種差別発言に対して在日コリアンのライター李信恵から
損害賠償を求める訴訟を起こされ、現在、係争中でもある。



国際社会がヘイトスピーチに対して一斉に非難の声を明けている中での
安倍首相の行為には、ネットユーザーから批判が殺到。

駒崎弘樹、宇野常寛、津田大介といった特別、
政権に批判的でない識者の間でも疑問の声が上がった。

そして、安倍首相側はこうした騒動に慌てて、「保守速報」のシェア部分を削除した。
これが今回の騒動の概要である。


しかし、かえすがえすも驚かされるのは、一国の首相が
こんなヘイトサイトをシェアしていたという事実だ。

ツイッターなどには、「やったのはスタッフでしょうけど」
「書いたのはたぶん秘書」という意見が散見されるが、
取材してみるとどうもそうではないらしい。官邸担当記者がこう語る。


「Facebookは安倍首相以外に、秘書と専門スタッフが
書き込めるようにしているらしいですが、秘書の場合は『秘書です』と書くことが多い。

それ以外は本人が書いているか、指示をして書かせているケースがほとんどです。

今回もアップされたのは安倍首相が私邸に戻った夜ですし
、本人が秘書の初村竜一郎の投稿を見つけてシェアした可能性が高い。
それでスタッフに拡散を指示したんでしょう」


本人が直接やっていたとは、ますます唖然とさせられるが、
安倍首相がネトウヨやヘイトスピーチに抵抗感がないのは、Facebookを見れば明らかだ。

安倍首相のFacebookのコメント欄には
「保守速報」や在特会顔負けのこんなヘイトスピーチが大量に見られる。


「(反対勢力は)売国奴以外の何物でもない。きっと在日だよ」

「反日在日韓国人わ徹底的ニ潰しましょう(原文ママ)」

「日本国内のとりあえず中華料理屋店 韓国料理屋店、関係店をぶっ潰せ~」

「野生唐物 北京原人を射殺してください」

「中国朝鮮3国もろとも殲滅でいいきましょう」

「北京とソウルに、原爆よりえげつない、
 核物質搭載(劣化ウラン)イプシロンミサイルを打ち込んでしまえ~。」



そして、安倍首相は
こうした書き込みをまったく削除することなく、世界中が閲覧できる状態にしているのだ。

 

ユーザーの意見を勝手に削除できないと弁明するつもりかもしれないが、
一方で、安倍首相のFacebookは、批判的な意見にはしばしばブロックをかけることで
知られている。つまり、安倍首相は明らかにユーザーを選別しているわけで、
逆に言えば、これらのヘイトコメントの発信者は
安倍首相からその存在を認められているといってもいいだろう。


~続きはこちら~
http://lite-ra.com/2014/11/post-660.html
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ここまで来ると、安倍は精神を病んでいるのではないかと不安になってくる。
よくもまぁ、ここまで差別的な文章を喜んで読めるものだ。


現在進行形で日本の汚点が増えているような気がする。

安倍晋三、「中国はゴキブリ、韓国はダニ」と書く宮司を大絶賛

2014-12-01 21:18:48 | 日本政治
安倍の機嫌を損ねないよう空気を読みまくるメディアは決して伝えないが、
安倍ほど差別主義に染まった首相は戦後存在しなかったのでは?と思う。


もちろん、岸、中曽根、森や麻生とドッコイドッコイな奴は腐るほどいるのだが、
ここまでストレートに表現してお叱りを受けないのは、彼が初めてだと思う。


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第二次安倍政権では、山谷えり子拉致問題担当相兼国家公安委員長、
高市早苗総務大臣、稲田朋美政調会長など、複数の閣僚に
ヘイトスピーチ団体の在特会やネオナチとの関係が次々浮上したばかりか、
安倍首相自身にも在特会元幹部とのツーショット写真が出回った



彼らは一様に「そういう団体の関係者だとは知らなかった」と弁明していたが、
これは明らかなごまかしであり、安倍政権とヘイト極右団体の癒着は構造的なものだ。

実際、最近も新たに、安倍晋三とヘイト極右活動家の関係を物語る情報が飛び出している。


昨年3月、安倍首相はある自費出版本に推薦文を寄せた。
『わが祖国日本への戀文』という本で、著者は奈良県吉野にある
吉水神社の宮司・佐藤一彦氏。吉水神社は世界遺産にも登録された由緒正しい神社だ。


この本の巻頭2ページに、安倍首相が「推薦のことば 安倍晋三」
というタイトルの文章を寄せ、こう佐藤氏を絶賛している。



〈「戀文」は、佐藤宮司の魂の日記ですが、
戦後失われた「日本人の誇り」をテーマとして
自分の国は自分達が守らなければならないという強い意志を感じます。

世界一の日本人、世界一の国家をめざして進むための道標となることと思います〉

佐藤氏は山口県小野田市出身で、安倍首相と同郷だというが、
現役の首相が個人の書籍にここまできちんとした推薦文を書くというのは、
相当に親しい関係だと推測される。


ところが、今週発売された「サンデー毎日(毎日新聞社)11月23日号の
「『ヘイトスピーチ神社』過激暴言!」によると、この安倍首相が絶賛する佐藤宮司は、
右派市民団体の会長を務めており、過激なヘイトスピーチを発信している人物なのだという。



佐藤氏は「世界遺産の吉水神社から『ニコニコ顔で、命がけ!』」というタイトルの
ブログを開設しており、『わが祖国日本への戀文』はそれをまとめた本なのだが、
このブログが世にもおぞましいヘイトスピ―チのオンパレードなのだ。

「サン毎」は、佐藤氏がこんな文言を書き綴っていたと指摘する。


〈共産支那はゴキブリと蛆虫、
朝鮮半島はシラミとダニ。慰安婦だらけの国〉

〈『中国人を皆殺しにしよう』と発言! 『よく言った』と世界から拍手!〉
 
〈日本人で韓国に観光に行ったり、韓流ドラマや韓国人の歌を聴く者は
『馬鹿かアホ・ボケ・カス・スカタン』しかいなくなった〉


〈(中国人が)わが国を食いつぶす日は近いと思います。
ダニも最初に退治しないとどんどん増殖します〉

〈支那人は『世界一汚い民族』だと、日本人は思い始めた!〉

〈韓国人は整形をしなければ見られた顔ではない〉



由緒正しい神社の宮司が
「ゴキブリ」や「蛆虫」など、
ナチスと同じ人種差別発言を繰り返し、
中国人のジェノサイド(大量虐殺)
を肯定する発言までしていた

のである。


また、編集部でブログを確認してみたところ、「サン毎」がとりあげた
ブログ記事はほとんど消去されているか閲覧制限がかけられているようで、
見ることができるものは少なかったが、それ以外にもこんな文章がまだいくつも残っていた。

〈世界が知っている 「澄み切った目=日本人」 
「狡猾な目=韓国人」 
「凶暴で油断できない目=中国人」(中略) 
いくら「整形」してもすぐに見破られる国民性〉

(2014年1月17日)

〈韓国人の整形は 「コンプレックス民族だから」しかたがない 
だが・・・中年から顔が崩れる。 生まれた子の顔は、他人に似ている。 
韓国人は「恨み」「妬み」「劣等感」の暗い性格だ。
だから、死ぬまで自分の顔に満足しない・・ 
作り変えては崩し 造り替えては崩し、 創り代えては崩す。 
整形外科医は儲ける・・乱立する〉(2014年1月30日)

〈今では中国や韓国を訪れる日本の若者は
「馬鹿かキチガイ」だけになってきた。〉

(2014年2月19日)

〈「アンネの日記」を破って喜ぶのは、
「中国・韓国人」か? この悪質な犯罪の目的は 
「日本の信用」を失わせようとする 怨恨的犯行である。〉
(2014年3月1日)

〈韓国人が「プーチン殺せ」のネットロシア軍の報復
ロシアのプーチンを叩きつけた韓国民に ロシアはミサイル攻撃で応えるだろう!
そうしないとプーチンは物笑いにされる(中略) ロシアと韓国が戦争しても
日本は韓国を見捨てる。 多くの日本人は韓国と国交を断絶したいと願い
・・・ ロシアのミサイル攻撃を応援するだろう。(中略) 
プーチン氏はもっと怒るべきだ!〉(2014年3月1日)


~続きはこちら~
http://lite-ra.com/2014/11/post-629.html

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クズはクズに惹かれるのだろうか・・・・・・

こういう正気を疑う宮司が正しい日本人の姿らしい。

そもそも、安倍は「神道政治連盟国会議員懇談会」というカルト団体の会長で、
この団体は、国家神道と祭政一致、つまり大日本帝国の復活を願っている。


いい加減、朝日新聞も岩波書店も、
安倍はこういう奴なのだとハッキリ書くべきではないか?

リテラや赤旗のような傍流のメディアばかり避難して、
口を閉ざしているなんておかしいじゃないか。


記事では、アベノミクスもさることながら、
このような安倍の人種差別思想こそ最も恐ろしいと述べている。

まったくもってそのとおりだと思う。
こんな奴の台頭を許した自民や公明は本当に終わっている気がする。

維新や次世代のような極右政党も加えれば、
日本の政党は差別主義政党ばっかりだ。まともな反対政党は共産党ぐらいしかいない。
(社民もいるっちゃいるが、正直、民主や生活の党と大差ない気がする)

こういう状況下、14日の選挙がどうなるか、本当に不安である。
共産の議席を増やせればいいのだが、そうは問屋が卸さないだろう。

せめて現議席数を維持できればいいのだが・・・・・・

北方領土問題でもウソをつく安倍政権

2014-12-01 19:40:23 | 日本政治
安倍という人間は、領土問題でしか自分を主張することができないのだろうか?

出来もしないことを景気よく語り、
聴衆にアピールし、支持者を増やそうとする。

今まで北方領土の「ほ」の字すら言わなかった男が、
なぜか選挙を控えると、この問題を取り出して御高説を垂れる。

こんなのに3回も政権を渡したら、日本はいよいよ
アジアをはじめとした国際社会で孤立してしまうのではないだろうか?

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日本の安倍首相は、北海道根室市の長谷川俊輔市長らと面会し、
北方領土問題について、「何としてもやり遂げたい」と述べ、
北方領土問題を解決して、ロシアと平和条約を締結するとの考えを示した。


安倍首相は、
北方領土問題を解決し
ロシアと平和条約を締結する」と述べた。



安倍首相は、
「政治家の使命として、日本国の総理大臣の使命として、何としてもやり遂げたい。
 執念を持ってこの問題に取り組んでいく決意だ」と語った。NHKが伝えた。


NHKによると、根室市の長谷川市長は、
安倍総理大臣はロシアのプーチン大統領と7回も会談しており、
 戦後69年の中で一番よい関係にあると思っている。
われわれも、
 領土返還の声を全国に発信していくので、ここ数年の間に
 領土問題を解決するようお願いしたい」と述べた。 
続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/news/2014_12_01/ronichikankei-heiwa/
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簡単に説明すると、
ロシア側は全島返還はNG,2島だけならOKという立場を取っている。
それも、可能な限りの最大限の妥協としてである。


ウラジーミル・プーチン大統領が2005年に提示した解決策は、
色丹と歯舞諸島を返還した後、平和条約を締結することを
今後の展望とする1956年のソ日共同宣言を基礎にし、
これをもって領土問題は解決済みとするというものだった。


つまり、択捉と国後を手放すという妥協を飲まない限り、
北方領土問題の進展は、まずない。


ところが、日本の立場は右も左も全島返還であり、
これと異なる選択を勝手にした場合、猛攻撃を受けることは必至だろう。


「全島返還をあきらめました」とは、とても言えないのが日本の現状だ。


ここで、ロシア側の言葉を紹介したいと思う。

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ロシアから「北方領土」の返還を求める日本政府は、
同時に、尖閣諸島をめぐる中国とのホットな紛争を抱えている。

日本政府はしかし、尖閣諸島については、領土問題の存在そのものを認めていない。

ここで問題になっているのは尖閣諸島の陸棚に眠る化石燃料などではないのだ。

日本は中国とこれを分け合うことに同意している。
非常に文明的なことに、この天然資源の共同採掘に関する合意が既に結ばれている。

しかし、尖閣諸島の一部を中国に明け渡すことさえ、
日本市民の大部分には国民的な侮辱と受け取られる。

さらに日本政府には、中国がそこに軍事基地を設営するのではないかとの危惧がある。

同様の危惧をロシアも抱いているのだ。



すなわち、南クリル諸島が日本のコントロール下に置かれた場合について。
もしもそうであるならば、尖閣問題について
日本が中国に対してとっている立場と同様の立場を、
いまロシアが取ることも自然なことではないだろうか。
続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/2013_01_11/100751252/
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しかも、日本はウクライナ問題でアメリカの顔色を窺って、
直接のダメージはないとはいえ、ロシアに対して経済制裁を行ってしまった。


また、安倍の歴史改竄工作や集団的自衛権の容認は、
アジアに不審を抱かせ、ロシアの政敵であるアメリカと歩調を合わせる
予兆と受け取られている。つまり、仲が良いどころか、今さらロシアが
日本の言い分を聞いて、妥協してくれるかどうかは非常に微妙なのである。


全島返還の立場を固持する限り、北方領土の問題に進展はない。

にも関わらず、安倍は解決すると断言する。

どう考えても、根室市で自民党が選挙に勝つために行ったパフォーマンスだろう。


こういう大川隆法も真っ青なパフォーマンスしか出来ない嘘つき野郎に
好き勝手にされているのが今の日本なのだが、本当に私たちはこんな政党に
命を預けても大丈夫なのだろうか?私は非常に不安なのだが…

沖縄知事選、オモシロ画像

2014-11-20 18:13:52 | 日本政治


今度の衆院選、共産党の議席は増加するのだろうか……

個人的には立候補者がそろいもそろって小粒ばかりだから
正直、ちょっと苦しいんじゃないかなと思っている。
民衆は得てして実績や主張の内容ではなく、知名度が高い政党や人間に入れるので。


まぁ、そういう意味では、比例では前回よりも増えるかもしれない。
事実上、与党に唯一反対姿勢を見せているのが共産党なので。
(民主党も頑張っているが、この党は左右混合の政党で、
 自民党と大差ない党員も多くいる。野田陣営はその典型だった)


そんな不安と期待がよぎるなか、面白い画像を見つけた。
仲井真・自民党次世代の党陣営が共産党をバッシングしているのは
知っていたが、こういう露骨なポスターを作っていたんだね。


この仲井真って米軍県内移設反対をマニフェストにしていたのに、
どの面でこういうポスターを作らせたんだろうか……


沖縄でも那覇など右翼が幅を利かせている場所があるから、
こいつの生きる道はあるのだろうけれど、嫌がらせを受けたりしないんだろうか?


私なら県内移設反対という約束を破っただけでは飽き足らず、
自分に代わって県内移設反対を唱える陣営を攻撃するような人間は、
決して許しはしないだろう。案外、この人の政治生命も今回で終わりかもしれない。
(それはないか)





さて、オモシロ画像その2。
右翼が嬉々として掲載しているもので、
「どうだい?オナガ陣営って非道いだろ?」と言いたげな写真。


確かにとても愉快な画像である。次の画像も見てほしい。






落書きの形がほぼ同じなのに、背景が違う。


この二枚の写真、画像編集ソフトで手を加えたニセ写真だろう。
まったく同じ落書きだとコラ画像だとバレるので、ちょっと変えているのでは?





本当の写真はこちら。
オナガ氏のポスターだけはがされている。



これは、剥がされたポスターが下に落ちているので
ウソ写真ではないだろう。真実は真逆だったわけだ


こういう姑息な小細工を自称日本を愛している
まとめサイトが扱っている時点で何というか・・・凄まじいものがある。