http://arfaetha.jp/ycaster/chat/asia/cyberchat_4.html
韓国の全労働者に占める製造業の割合が、急速に減っているらしいです。
(80年代後半の28%から現在は20%とのこと)
で、サービス収支(旅行・留学・研修)の赤字が大幅に拡大していると。
アメリカに留学に行くのは、個人としては、立派なのかもしれないが。経常収支(貿易収支+サービス収支等)にとっては、マイナスです。これらを赤字にしてしまいます。
一応今はまだ「経常収支が赤字転落になるかな」くらいみたいなのですが。
http://www.chosunonline.com/article/20060728000066
第2の”通貨危機”に陥らないか心配です。
まあ、IT産業も、貿易額の中に入っているみたいなのですが。
単純に考えると。「貿易黒字を稼ごうを思ったら、製造業をがんばらないといけない」
ということで。
アメリカが貿易赤字国なのは、多分、製造業が衰退しているからだと思います。(一番上のリンク参照)
中国との貿易赤字の問題についても。「アメリカには、中国の製造業に対抗する、製造業はもう残っていない」と言われているし。
まあ、アメリカは、”資本収支”が黒字なので大丈夫なのかもしれませんが。
韓国に資本投下しようという人達がそんなに世界にはいるのかなと。
つまり、「アメリカみたいに、貿易赤字(経常収支赤字)を資本収支黒字で埋め合わせすることが出来るのかな」と。
それが出来なければ、”韓国の通貨が下がって”、第2の通貨危機が来てしまいます。
まあ、今の所は大丈夫みたいです。韓国の通貨は、円に対しても、ドルに対してもここ、数年ほど上がっているから。
しかし、未来はどうなるのかな、と思います。
「貿易黒字を出したければ、製造業に力を入れるべきである」と。
これは、発展途上の国における、経済発展に関する鉄則ですね。(後は、海外旅行をしなければ、資本収支は問題なしで、経常収支も黒字となります)
だから。「輸入力を高めたければ、製造業を頑張れ」と。
これは、政府の目標でしょう。
ちなみに。”製造業”を発展させたければ、(農業でも良いが)、「国内の製造業もしくは農業産業のために、関税を掛ける」ことも、一つの方法でしょう。
後は、製造業の、外国企業を国内に誘致して、貿易黒字を稼いでもらうか、です。
日本は上の方法で、中国は下の方法ですね。(中国も、外国製品に対して、関税は掛けているみたいですが)
まあ、そんな所のお話なのでした。
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