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資源を理由に

2012-05-16 18:34:22 | Weblog

 「資源を理由に」

 『独立してもやっていける。なぜなら、我が国(地方)には石油(資源)があるから』と言って、独立した国に経済発展出来た国は存在しないのではないかと思う。

 今の若い人達は、知らないかも知れないが。東ティモールという国がある。確か、5年かほど前に独立した国であるが。彼らも言っていた。『独立してもやっていける。なぜなら石油資源があるから』と。独立してもやっていける理由に石油資源を挙げる国で、経済成長に成功した国はないと思う。今は南スーダンの人達も同じ事を言っているが。東ティモール独立後の時と同じように、南スーダンにも、先進国の軍隊が入って、治安維持に努めているが。おそらく、東ティモールと同じように、南スーダンも経済発展するのに失敗するであろう。なぜなら、独立してもやっていける理由として石油資源をあげているからである。

 

 『日本は素晴らしい国だ』みたいな、題名の本で、日本と対比して挙げられている国が、ハイチである。ハイチの人達は怠け者だという。働いているには、一部の人達だけで。後の人達は、仕事をしない、と。それで、ハイチのエリートはアメリカ等の国へ行って、ハイチには帰ろうとしない、と書いてあったが。私が、ハイチに生まれて、自分が働き者の人間であったとしても、同じ行動を取るだろうと思う。『なんで、自分に利益が得られないのに、多数派の怠け者の為に働かなければならないのか』と。普通、そう思うって。

 

 「貧しくなるのに努力はいらない。金持ちになるには、努力が必要であるが」と。働かないで、生活保護を受けている人達に対する批判の意見があるが。生活保護を受けるのに、努力は必要ない。金持ちになるには、努力が必要であるが、と。そこが、問題のような気がする。

 

 働く気のない人が金持ちになるのは、難しい。故に、働く意欲のない、ハイチに、いくら先進国の人達が援助をつぎ込んだとしても、無駄である。勉強する気のない国の人達の住む地域に、いくら、学校建設援助をした所で、無駄である。なぜなら、彼らには、勉強する意欲がないのだからして。

 

 他人は影響を与える事は出来るが。その人達を働き者にする事は、出来ないと思う。

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