橋下さんが、『国会議員と、地方の首長を同時にやれないのはおかしい』と発言した、と。
普通の人はそんな疑問思いつきもしないであろう。よくそんな疑問を思いついて、発言するなあと思う。もちろん、何らかの政治意図はあるのであろうが。
ある男の子が、『僕とキスして下さい』という看板を掲げて、女性歌手の発表会に現れたという。で、実際、その男の子は、その女性歌手にキスしてもらったそうだけれども。
大抵の人が思いつきもしない意見を言う人がいて。思いつきもしない思考を思いつく人がいる。そして、大抵の人がやってみる前から、思いついた段階で、『そんなことは無理だよ』ということを実行する人達がいる。
橋下さんは、石原さんの事を評価しているのだろうか。石原さんも、『東京のアメリカ軍保有滑走路は返還されて、東京都のものになるべきである』と20年ほど前に、発言した。一般新聞の扱いは、『そんなことは無理だよ』というものだったらしいけれども。言う前にあきらめるのは、もったいない。想像して、「実現したら素晴らしいなあ」ということはなんでも言ってみるべきだと思う。政治家というのは、むしろ空想力が必要なのではないか。「想像する限りの素晴らしい未来を描きなさい」。その空想力が必要なのではないかと思う。
今の政治が下らないというのは、上げ足取りばかりしているからだ。そうではなくて。理想を語るべきだと思う。でもそれをすると、馬鹿なマスコミは、ケチを付ける。あれでは、良い未来は築けないと思うのだけれども。
『そんなことは無理だよ』と言う人達が新しい未来を作ることはないであろうと思う。普通の人達が、『そんな事は無理だよ』と言うことを、言って、実現しようと努力する人達が、リーダーであり、世界を変える人達なのではないかと思う。
一人一人は小さな人間に過ぎない。でも、理想を想像しなければ、何も始まらないと思う。妥当性ばかりの思考で、新しい未来が来ることはない。そう思うのだけれども。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます